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ブラウニーとガトーショコラの違いとは?どっちが簡単に作れる?

チョコレートを使ったお菓子っていろいろありますよね。

ですが、名前は知っているけどこが違うのかわからないものもよくあります。

とくにブラウニーとガトーショコラ。

どちらも同じようなチョコケーキに見えてしまいます。

この2つのどこが違うのか。

どちらが簡単に手作りできるのか。

他のチョコケーキとどう違うのか。

ブラウニーとガトーショコラの違いについて解説します。

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ブラウニーとガトーショコラの違い

国と名前由来の違い

★ブラウニー

ブラウニーはアメリカのお菓子です。

四角く焼いたチョコレートケーキのことで、見た目から茶色を表す英単語「ブラウン」が名前のもとになっています。

 

★ガトーショコラ

ガトーショコラはフランスのお菓子。

ガトー・オ・ショコラと呼ぶこともあります。

ショコラはChocolat、つまりフランス語でチョコレートのことです。

ガトーは「焼く」という意味なので、そのまま訳すと「焼きチョコ」になります。

フランスではチョコレートを使った焼き菓子全般をガトーショコラと呼びます。

 

見た目の違い

★ブラウニー

ブラウニーは焼いてから四角い形に切り分けて仕上げます。

三角カットにしないのは崩れやすいからでしょう。

濃厚なので手でつまんで食べやすいミニサイズにカットされることが多いです。

ナッツなどを入れて焼くことも多いですよ。

ケーキというよりは焼き菓子という印象がありますね。

手ごろな大きさで四角く、切り口からナッツらしきものが見えたら、それはブラウニーです。

 

★ガトーショコラ

ガトーショコラはホールタイプで作られることが大半です。

粉砂糖などを振って見た目をかわいらしく仕上げることもあります。

しっとりしているので三角に切り分けられます。

もろにチョコレートケーキのイメージが強いです。

「お、焼いたチョコレートケーキじゃん」

と思ったらだいたいガトーショコラです。

 

作り方の違い

ブラウニーとガトーショコラは作り方も違います。

大きく違うのは卵の使い方と生クリームの有無です。

レシピも一緒に紹介しますので、参考にしてくださいね。

 

★ブラウニー

チョコブラウニーの作り方|手作りチョコレシピ|株式会社 明治
チョコレートを使った「チョコブラウニー」の作り方。アメリカではおなじみの焼き菓子・ブラウニー。

卵はそのまま溶いて他の材料と混ぜ合わせていきます。

作る過程で空気をたっぷりと含ませるようなことがないので、しっかりとした食べ応えになります。

 

★ガトーショコラ

ガトーショコラの作り方|手作りチョコレシピ|株式会社 明治
チョコレートを使った「ガトーショコラ」の作り方。軽い口当たりに仕上げたガトーショコラ。外はさっくり、中はしっとり焼きあがります。

卵は白身と黄身を分けます。

白身をメレンゲに、黄身はチョコレートと混ぜてそれぞれ別々に使います。

メレンゲは空気をたっぷりと含ませて作るので、ガトーショコラ自体もふんわりとしたお菓子になります。

このレシピでは使っていませんが、よりしっとりさせるために生クリームもよく使われます。

 

手作りはどっちが簡単?

普段、めったにお菓子を作らない私から見るとブラウニーの方が簡単に思います。

ガトーショコラは卵を分けたり、メレンゲにしたりという工程がありますからね。

混ぜ方が悪くて膨らまないという失敗が多いのもガトーショコラ作りのあるあるです。

ブラウニーの方は材料も少なくて済みます。

焼き時間さえ気をつければ初心者でも失敗しにくいと思いますよ。

 

★ブラウニーの焼き加減確認

レシピ通りに焼いて竹串を刺して確認します。

ねっとり粘度のあるチョコがつけばOK。

さらっと生っぽいなら追加で2分ずつ加熱。

何もつかないのは焼きすぎです。

たいていブラウニーの失敗は焼きすぎで起こりますね。

 

どっちが長持ちする?

日持ちが良いのはブラウニーです。

基本的には常温保存で4日~1週間くらいは大丈夫です。

作った当日より翌日のほうがしんなり落ち着いて美味しくなります。

 

ガトーショコラは冷蔵保存が必須です。

材料によりますが冷蔵で3~5日くらいは保存できます。

生クリームを使うタイプは傷みやすいので早めに食べましょう。

 

他の間違えやすいチョコレート菓子

★ザッハトルテ

ザッハトルテはオーストリアのウイーン発祥のチョコレートケーキです。

表面をチョココーティングしてあるのがブラウニーやガトーショコラとの違いです。

つやつやと黒光りするあの塊はまさにチョコレートの王様の風格ですよね。

いわゆる普通のチョコケーキと違うのはあんず味のジャムが挟んであるところです。

チョココーティングであんず味がしたらそれはザッハトルテです。

 

 

★フォンダンショコラ

フォンダンショコラは中からチョコレートがとろけ出るフランスのデザートです。

ガトーショコラに似ていますが、メレンゲを使う必要がなく代わりにチョコレートを埋め込んでおきます。

焼き上がりの熱でとろっとなるわけです。

冷めたら電子レンジで軽く温めて食べます。

 

ガトーショコラより意外に簡単に手作りできます。

ただ日持ちはかなり短めです。(冷蔵で3日くらい)

 

まとめ

日持ちや作りやすさはブラウニーの方が上回っています。

ガトーショコラの方は豪華な印象。

お菓子作りに慣れていなければブラウニーから挑戦したほうが良さそうです。

意外にあなどれないのがフォンダンショコラです。

イメージの割に作りやすいのは大きなメリットですよね。