バレンタインのチョコレート、とくに友チョコでは手作りに挑戦する方も少なくありません。
たくさん作ればコスパもいいですよね。
ただ、気になるのが作ったお菓子の賞味期限です。
市販のお菓子と違って日付が明記されているわけではありません。
それに失敗も考えると前日ギリギリに作るのも怖いですよね。
そこで前もって準備しておける、バレンタインおすすめの日持ちがいい手作りお菓子を集めてみました。
※保存期間はバレンタイン時期の涼しい季節を想定しています。
ビスコッティ
ビスコッティはイタリアの焼き菓子です。
一度焼いてカットしたものをもう一度焼いて乾燥させます。
普通の焼き菓子より水分がしっかり飛ぶので、常温で2週間くらいはもちますよ。
固いのでコーヒーに浸して食べるのがポピュラーです。
チョコレートを入れるとバレンタインのお菓子にもぴったりです。
クッキー
クッキーも作る過程でしっかりと焼くので日持ちするお菓子です。
常温で1週間くらいはもちますね。
ただ風味は落ちてしまうので、できれば3日以内に作ったほうがいいかもしれません。
調理もそこまで難しくないので手作り初心者でもチャレンジもしやすいです。
チョコチップを入れるとよりバレンタインっぽく仕上がりますよ。
スコーン
スコーンはイギリスの伝統的なお菓子です。
スタバで食べてる人も多いのでは?
チョコスコーンならきっちりバレンタイン風になりますね。
日持ちは常温で6日程度と結構長めです。
ただ美味しさは焼き立てがピークでどんどん落ちていきます。
食べる前にトースターで軽く炙ってもらうといいかも。
パウンドケーキ
パウンドケーキも意外に日持ちするお菓子です。
むしろ出来たてをすぐ食べるより翌日以降のほうがしっとりして美味しくなるんです。
常温で5日くらいはもちます。(食べごろは2~3日後)
ただし、フルーツ入りにした場合は日持ちは短くなります。水気の多い果物からどうしても傷みやすくなってしまうからです。
冷蔵でも保存できますが常温保存のほうがしっとりしやすいです。
涼しい季節なら冷蔵庫に入れないほうがおすすめ。
保存のポイントは乾燥させないこと。
焼きあがって粗熱をとったらすぐにラップで包んでしまいます。
ここで湿気を完全に飛ばしてしまうとパサパサになってしまうので注意です。
ガトーショコラ
ガトーショコラはチョコレートケーキですね。
バレンタインの手作りお菓子としては定番です。
ラッピングに凝って本命チョコにしたりミニカップで大量に作ったりといろいろ応用もききます。
冷蔵庫に入れれば3日くらいは日持ちしますよ。(食べごろは1~2日後)
他のお菓子と比べるとやや短めですね。
ブラウニー
ブラウニーはアメリカの家庭で親しまれた四角いチョコ菓子です。
ケーキよりもチョコ感が濃厚でバレンタインらしさは満点です。
日持ちは常温で4日ほど。
しっとり感が命なので冷蔵庫に入れるときはしっかりラップしてくださいね。
チョコトリュフ
トリュフは作り方によって日持ちが異なります。
チョコに入れる生クリームの量や加熱による殺菌具合。
どうしても手で丸めるのでその衛生状態によっても差が出ます。
念のため2日以内に食べたほうが無難でしょう。
日持ち重視でおすすめなのがチョコレート型を使ったトリュフ作りです。
これなら冷蔵保存で3~4日は大丈夫でしょう。
丸めるタイプより失敗も少ないですし受け取った側の食べやすさも違います。
やっぱり素手で丸めたのが苦手な人もいますからね。
ラスク
ラスクも日持ちするお菓子のひとつです。
涼しい時期なら常温でも1週間くらいは大丈夫です。
風味を考えると2~3日で食べたほうがいいですけどね。
湿気に弱いので密封がラスク保存のポイントです。
タッパーに入れておくといいかもしれません。
冷蔵庫保存は出した時に結露がつくかもしれないのでイマイチです。
チョコラスクでも一度冷やして固めると簡単には溶けませんよ。
生キャラメル
生クリームのイメージがあるので日持ちしなさそうですが、生キャラメルも意外に長持ちします。
短めに見積もっても冷蔵で1週間は大丈夫です。
冷凍すれば1ヶ月はいけると思います。
常温だと溶ける可能性があるのでやっぱり冷やしておいたほうがいいですね。
冷やすと固くなりますが口に入れればすぐ柔らかくなりますから。
手作りお菓子を長持ちさせるには?
★いつも以上に手を洗う
お菓子作りの前にはしっかりと手を洗いましょう。
完全に手の菌を無くすことは出来ませんが少しでもリスクを少なくできます。
★素手でなるべく触らない
お菓子を素手でベタベタ触らないようにしましょう。
作る前の雑菌は調理の加熱で消えますが、出来上がったお菓子に触るとまた付いてしまいます。
その菌が時間とともに増えて傷んでしまうわけですね。
手袋やラップを使って直接触らないようにするのが長持ちのポイントです。
★クリーム・フルーツは傷みやすい
お菓子の材料に生クリームやフルーツを使うとどうしても賞味期限は短くなります。
とくに水気の多いフルーツ入りだと1~2日しかもちません。
長めに日持ちさせたい時にはドライフルーツを使うなど工夫してくださいね。
まとめ
- ビスコッティ(2週間)
- クッキー(1週間)
- スコーン(6日)
- パウンドケーキ(5日)
- ガトーショコラ(冷蔵3日)
- ブラウニー(4日)
- チョコトリュフ(2~4日)
- ラスク(1週間)
- 生キャラメル(冷蔵1週間)
手作りお菓子の日持ちについてまとめました。
やっぱり焼き菓子系や水分の少ないものほど保存がききますね。
自分のスケジュールにあった手作りお菓子を選んでみてください。