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生チョコが固まらない原因はコレ!誰でもできる失敗しないやり方を紹介

レシピ通りに作ったつもりなのに生チョコが思うように固まらない!

油と分離してしまった。

冷えたカレーみたいにぼそぼそに…。

お菓子作りのあるあるですよね。

生チョコは簡単そうに見えて意外と失敗しやすいです。

そこで今回は生チョコが固まらない原因と失敗しにくい作り方、復活させる方法について解説します。

原因を知っておけば失敗はぐんと少なくなりますよ。

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生チョコが固まらない原因

 

生クリームが多すぎる

固まらない理由の多くは生クリームとチョコレートの割合のせいです。

カカオに対してクリーム(乳脂肪)が多くなると固まらなくなってしまいます。

レシピを見てチョコと生クリームの割合を決める人が多いと思いますが、ベストなクリーム量はチョコの種類で決まります。

 

カカオの多いクーベルチュールやダークチョコを使う場合は3:2くらいでちょうどいいです。

とくにクーベルチュールは分離しにくいので生チョコ作りに最適です。

しかし市販のミルクチョコにはすでに乳脂肪が含まれているので生クリームを減らして調整します。2(チョコ):1(生クリーム)くらいですね。

ミルク成分がさらに多いホワイトチョコではクリームは4分の1程度に控えます。(3:1)

 

※割合はあくまで目安です。

 

生クリームが植物性

生クリームではなくホイップクリームを使っていませんか?

ホイップクリームは植物性油を使って作られたクリームです。

日持ちがよく脂肪分が少ないのであっさりした味を楽しめます。

ただ、水分や添加物が多いのでチョコと混ぜることで成分が分離しやすくなってしまいます。

動物性油でできた生クリームはチョコと馴染んで固まりやすく、出来上がりの風味も優れています。

生チョコ作りに限って言えば生クリームの方がメリットは大きいですね。

 

温度が高すぎる

温度が高すぎるのも生チョコが分離する原因です。

生クリームの加熱は沸騰寸前までにしておきます。

沸騰させちゃったら少し冷ましてから混ぜること。

鍋は使わずにレンジで温めるほうがちょうどいい温度にしやすいです。

 

チョコを湯煎するお湯の温度にも注意です。

60度以上の高温にするとチョコが固まりにくくなります。

またレンジで溶かそうとすると、どうしても温度のムラができてしまい失敗に繋がります。

 

失敗が少ないのは、60度以下の低温の湯煎でゆっくりチョコを溶かす方法です。

そこにレンジ加熱した生クリームを少しずつ混ぜ加えていきます。

 

途中で水分が入ってしまった

生チョコに水分が加わるのも固まらない理由の一つです。

水と油は混ざりにくいので水分が増えると分離しやすいからです。

 

ありがちなのが湯煎の途中でお湯が入り込んでしまうケースです。

調理器具に水分が付いていたり、お湯の湯気がしずくになって入り込むことも考えられます。

余計な水分が入り込まないように気をつけてください。

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生チョコを作るときの注意点

固まらない原因から生チョコを作るときのポイントをまとめます。

 

  • チョコレート:生クリームの割合は3:2~2:1。
  • チョコレートは製菓用クーベルチュールがベスト。
  • 生クリームは動物性を使う。
  • 生クリームはレンジ加熱して沸騰はさせない。
  • チョコレートは50~60度の湯煎でゆっくり溶かす。
  • 湯煎でチョコにお湯が入らないようにする。

 

失敗したチョコの復活方法

さて固まらなかった生チョコですが、諦める前に試してみてほしいことがあります。

うまくすれば復活させられます。

 

冷凍庫で固める

一番手軽な方法が冷凍庫で冷やし固めるやり方です。

水分が飛ぶのである程度固まりやすくなります。

1~2時間くらい入れっぱなしにしてみてください。

切っても形がきちんととどまる固さになったら、仕上げにココアパウダーをかけると生チョコらしくなります。

ただ分離がひどいと冷やしてもまったく固まらないこともあります。

 

チョコレートを追加

生クリームが多すぎて固まらないときはチョコレートを追加します。

失敗したチョコを低温湯煎で溶かしながらチョコレートを加えていきます。

最初の材料も含めてチョコと生クリームが2:1になるように調整しましょう。(ミルクチョコの場合)

これで固まりやすくなります。

 

生クリームを追加

温度調整に失敗して分離しまったときは、生クリームを加えて混ぜることで復活させられます。

 

  1. 分離したしたチョコレートを湯煎で溶かします。
  2. 湯煎から上げて温めた生クリームを小さじ2杯加えます。
  3. 泡立て器(またはゴムベラ)で混ぜます。
  4. なめらかにならない場合は再び湯煎して混ぜるを繰り返します。

湯煎から上げて混ぜるのがポイントです。

温度の上下がないとうまく乳化しません。

 

生クリームがなければ牛乳でも代用可能です。

ただし乳脂肪が増えすぎると固まりにくくなるので少しずつ加えてくださいね。

 

他のお菓子にアレンジ

いろいろやっても失敗したチョコが固まらないことはあります。

そんな場合はいさぎよく諦めて路線変更するのがおすすめです。

こんなアレンジレシピがありますよ。

 

 

★トリュフに

分離した生チョコ救済トリュフ by hitomasan
「分離した生チョコ救済トリュフ」の作り方。生チョコ失敗しちゃった(;ω;) でも時間もなければ材料も無い! 分離してしまった生チョコ救済 諦めないで☆ 材料: 分離した生チョコ、ココアパウダー

分離してしまった油脂を取り除いて再度冷蔵庫へ。

そして成形してココアパウダーをまぶします。

油分の少ないさっぱりトリュフの完成です。

丸くするとかわいさ倍増!

 

 

★チョコレートケーキに

失敗した生チョコから炊飯器でチョコケーキ by あちゃまんた
「失敗した生チョコから炊飯器でチョコケーキ」の作り方。ずぼらな人のためのレシピ! 材料: 失敗した生チョコ、卵、牛乳

分離したチョコでも風味付けには十分使えます。

炊飯器で作れるお手軽チョコレートケーキで再利用しちゃいましょう。

 

 

★飲み物に入れちゃう

温めた牛乳に入れるだけでホットチョコレートとして美味しく飲めます。

コーヒー派におススメなのはカフェモカです。

コーヒーに今回の失敗チョコレートと温めた牛乳を入れるだけ。

 

まとめ

チョコと生クリームの割合、作るときの温度管理など、固まらなくなってしまった原因は必ずどこかにあります。

原因によって復活させる方法も違うので注意してください。

ただ無理に復活させるよりは再利用して、生チョコはあらたに作り直したほうが早いかもしれません。