磁石タイプのフックやメモ止めは便利ですよね。
扉・デスク・洗濯機・冷蔵庫など鉄製の壁ならどこにでも付けられます。
100円ショップのマグネットでもなかなか強力に固定できます。
ところが強固な磁力が裏目に出て外せなくなることもしばしば。
薄いマグネットだと力も入れにくいので取るのに苦労させられます。
そこで今回は取れなくなった磁石を外す方法5つを紹介します。
横にずらしていく
手前に引っ張ってそのまま剥がそうとするより、横に動かしてずらす方が早く取れます。
この方法なら磁石も壁も傷つきません。
マグネットを横へ動かせれば壁が途切れるところで取れますよね。
磁石の力は意外と横の動きに弱いものなんです。
ただ、強力なマグネットだと自分の力でなんとかするには大変かもしれません。
ですので、トンカチなど硬いもので叩いてずらすのがいいでしょう。
マグネットがぎりぎり動くくらいの強さで叩いて少しずつ移動させてください。
強くたたきすぎると、壁やマグネットが傷つきやすいです。
養生テープではがす
横ずらしの応用編です。
この方法を使えば端までずらさずに壁の途中でも取れます。
マグネットの近くに養生テープを貼ります。
貼った部分まで磁石を叩いてずらしていきましょう。
養生テープの上にマグネットが完全に乗ったら、テープでマグネットを包み込むように持ち手前に引っ張ります。
力も入れやすく壁とマグネットの間に1枚テープが挟まるので磁力も弱くなります。
養生テープを使うのはぴったり貼れて剥がしやすいからです。
塗装が心配ない場所ならば他のテープで代用できます。
はがきを差し込む
薄くて硬い平らなものを差し込んで、磁石の端を持ち上げるイメージでテコの原理で外します。
- クラフトテープ
- はがき
- テレホンカード
- 診察券
- 下敷き
- 定規
- マイナスドライバー
柔らかいほど傷つけにくいですが剥がしにくく、硬いものは力強いけど厚みがあってはさみにくいです。
まずは柔らかい紙製のものか試してみましょう。
おすすめはテレホンカードですが、最近は使う機会もないので手元にないかもしれません。
まあまあ使えるのがクラフトテープ(紙製ガムテープ)です。
二つ折りにして粘着なしの薄い紙として使えます。
引っ張っても破れにくいのもメリットです。
ペンチを使う
工具を使ってしっかりと挟んで外す方法はどうでしょうか。
まずはペンチ。
マグネットが小さい場合にはしっかり挟めます。
ペンチの幅が足りないならモンキーレンチがいいです。
幅を調整できるのでマグネットがしっかりとつかめるように合わせてください。
金属用接着剤を使う
どうしても取れなければ接着剤を使います。
この方法はマグネットがダメになるので最後の手段ですね。
まず、取っ手代わりに使えそうな金属の棒を用意します。
棒に接着剤をつけて磁石に貼り付けます。
完全に固まったら取っ手を引っ張って磁石をはずします。
棒は何でもいいですが引っ張りやすく頑丈でないと意味がありません。
なおかつ接着剤で付きやすい素材と考えると金属製がいいと思います。
まとめ
- 横にずらす
- テープではがす
- はがきを差し込む
- ペンチでつかむ
- 接着剤で取っ手をつける
ポイントは横にずらしたりてこの原理を使うこと。
身近なものを利用して強力マグネットを取り外すことができます。
ちょっとでも動いたら焦らずじっくりとその方法を続けてみてください。