仕事納めの挨拶に何を言っていいか迷う…。
会社に勤めていれば年末年始の休暇に入る前には、いろいろな方へ仕事納めの挨拶をしますよね。
でも口下手だと何を言っていいのか困ってしまいます。
経験が少ないことですから無理もありません。
退社時の「お疲れ様」は毎日言いますが仕事納めの挨拶は年に一回しかありませんから。
しかし難しいことは何もありません。
事前にコツさえ知っておけば自分の言葉でスルッと挨拶が出るようになりますよ。
今回は仕事納めの一言挨拶について解説します。
メールでの挨拶の文例も紹介しますね。
仕事納め挨拶でおさえるべきポイント
あんまりあれこれ考えすぎるとかえってまとまらなくなるもの。
できるだけシンプルに大事なポイントだけおさえましょう。
仕事納めの挨拶で外したくない要素はこの3つだけです。
- 今年1年をねぎらう。
- どんな1年だったかを振り返り感謝する。
- 来年はさらにいい1年になるように希望を持つ。
箇条書きにするとややこしく感じますが口にしてみると10秒もありません。
このくらい簡単な挨拶でいいのです。
★仕事納め挨拶実例
一年間お疲れ様でした。
おかげで大きなトラブルもなく無事に今年を終えられたこと、本当に感謝しています。
来年もより大きく成長できるよう頑張りましょう。
相手によって言葉づかいは微調整しますがだいたいこんな感じ。
自分の言葉に直しても、3つの要素さえ並んでいればそこそこシッカリした挨拶に聞こえます。
仕事終わりなのでネガティブな内容には触れずに気持ちよく1年を終えられる挨拶にしましょう。
なにか気の利いたことを付け加えたいなら
納会前にみんなの前でする挨拶だともう少し長めのほうがいいかもしれません。
こんな話を足してみましょう。
★今年あったエピソード
例えば、何か社内でプロジェクトが完了したというような、少し大きめの出来事はありませんでしたか?
それに向けて社員が団結し頑張ったこと、その出来事が進む中で起きたハプニングをどう乗り越えたかなど、簡単に振り返るのもいいでしょう。
社内旅行やゴルフコンペでの思い出を披露するのもありですね。
また、仕事に触れながらも、
「私事ではありますが、子供が生まれ、より一層、仕事を頑張らねばという気持ちにさせられました」
など自分のプライベートな出来事を少し挟むのもいいアクセントになります。
あなたへの親近感がぐっと増すかもしれませんよ。
ただし、あなたの出来事を発表するための時間ではないので、あくまで一言だけにしておきましょう。
★翌年に控えている話
もしもう既に決まっている仕事があり話してもいい内容であれば、挨拶の中に含めてみてはどうでしょうか?
「来年は○○という大きな案件が待っています」
「年明けすぐに△△のイベントがスタートします」
などというように簡単な紹介でOKです。
それに向けてしっかり英気を養いましょうという締め方もできますね。
エピソードを付け加えるのは、納会など雰囲気的にもう少し語る必要がありそうなときだけ。
個人の挨拶では3つの要素だけのシンプル挨拶で十分です。
基本的には挨拶は短いほうが好まれます。
自分が挨拶されても話が長くなりそうだと「あらら…」と思いますよね?
メールでの仕事納め挨拶
顔を合わせるのが難しい相手、遠方の支店にいるメンバーなどにはメールでの挨拶ですることもあるでしょう。
メールでの挨拶も内容的には3つのポイントさえおさえておけば問題ありません。
ですが、文章となると表現は少し丁寧にするべきです。
口にしている挨拶をそのまま文字にするとややラフな印象になります。
とくに気をつけたいのは上司や先輩、取引先など目上の人への挨拶です。
文例を紹介しますね。
★仕事納めメール例文
今年も大変お世話になりました。
〇〇部長とお仕事をご一緒する中で、ご迷惑をおかけしたことも多々あったかと思います。
申し訳ございませんでした。
その中で学びや気づきをたくさん得ることができ本当に感謝しております。
来年は学んだことを活かして、より一層仕事に打ち込んでいきたいと思います。
ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
どうぞ良いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。
表現だけは固くなりましたが「ねぎらい・今年・来年」と骨組みは同じです。
相手との間柄で内容を調整してください。
ちなみに取引先に送る場合には、挨拶だけでなく企業としての年末年始休暇の期間、あなたがいつから出勤なのかを付け加えたほうが親切ですね。
まとめ
挨拶の骨組みがわかってしまうと簡単ですよね。
でも知らないとテンパって意味不明の挨拶になってしまうこともよくあります。
ポイントをさえ覚えておけば、さくっとキレの良い挨拶ができますよ。