働く女性にとって家事のための時間を捻出するのはとても大変です。
私も以前はひーひー言いながらこなしていましたが、今では切り替えてできる範囲でやっています。
家事ってそんな完璧にやらなくても大丈夫ですよ。
手を抜ける部分は遠慮なく抜きましょう。
私がやっている、誰でもすぐできる家事手抜きテクをご紹介しますね。
手抜きテクお料理編
レトルトを使う
「自分で作るのがいちばん」というこだわりは捨てましょう。
スーパーやデパ地下のお惣菜、冷凍食品、レトルト…せっかく便利なものがあるのでどんどん利用しています。
別に食事のすべてを出来合い品で済ませるわけではありません。
料理の一部を補助する役割で使うだけなので、罪悪感を持つ必要はありませんよ。
添加物が気になりますか?
ただ、手作りにこだわって摂取品目を減らしたり、かかる手間のしわ寄せが睡眠時間にまわったらそれこそ健康に悪いと思いませんか?
このこだわりを捨てるだけで、かなり調理時間を節約できるはずです。
アレンジ込で献立を
残り物のアレンジ料理を覚えると手間がへる上にレパートリーも広がります。
2食セットで計画が立つメリットも大きいです。
献立考えるのもけっこう大変ですからね。
アレンジ料理というと手がかかりそうですが、二日目のカレーに変化をつけて食べることの延長のようなものです。
例えば、肉じゃがを作った翌日はそれをマッシュしてコロッケにしてしまう…といった感じです。
お鍋のつゆを翌日朝食の雑炊に使う人は多いんじゃないでしょうか?
それも立派なアレンジ料理。難しく考えなくて大丈夫です。
アレンジレシピはネット上にもたくさんあります。
よく食べるメニューを何種類か手駒にしておくととても便利です。
洗い物を減らそう
正直いえば料理そのものよりも洗い物のほうがダルいですよね。
食後にするから血糖値が上がって頭がぼんやりしているせいかもしれません。
なので、できる限り洗い物を出さないようにします。
すぐできるのはワンプレート盛り付けです。
ご飯もおかずもワンプレートで1人分をセットすれば、人数分のプレートを洗えばいいだけ。
完全ワンプレートでなくても使う食器を減らせばからり楽になりますよ。
あと、菓子パンをカットする時には袋の上から切りましょう。(口は開ける)
地味ですが包丁を洗う数秒が節約できます。
使う調理器具を減らすのも大切な時短テクです。
肉や魚の簡単な下ごしらえは食品トレーの上で済ませてしまいます。
食材を混ぜたり味を染み込ませるのには、ボウルを使わずポリ袋内でやっちゃいます。
ポリ袋はスーパーでもらえるあれです。
我が家は新聞屋さんが集金のときにこれをたくさんくれるので活用していますよ。
そもそも洗うのが大変そうな器具は初めから使わないようにします。
どうしても必要なときは仕方ありませんが使ったら即座に洗いましょう。
最近気づきましたが、洗い物をまとめて洗うとかえって時間がかかります。
手抜きテクお掃除編
1分掃除
毎日しっかり掃除機をかけて拭いて…ってするのは無理ですよね。
何かをしているときに汚れが気になったら、放置せずに1分だけの掃除をしてみましょう。
ひとまず気楽に、軽く拭いたりホコリを取るだけしておきます。
このわずかな積み重ねが、週末のお掃除の時間を大きく節約してくれます。
掃除道具は取り出しやすさ最優先
1分掃除を遂行するためにすかざず手に取れる掃除道具を用意しときましょう。
思い立ったら5秒くらいで掃除がスタートできるのが理想です。
モップ・ハンディ掃除機・クイックルワイパー。
ウエットティッシュでもいいです。
とにかく取り出しやすさを最優先に用意します。
掃除機持ってきてコンセントつないで…とやっていたら1分なんてすぐ過ぎちゃいますからね。
準備含めてもテレビCM中に終わるミニ掃除を目指しましょう。
手抜きテクお洗濯編
洗濯は夜準備
洗濯機は寝る前に洗剤をセットして、朝起きるころに洗濯が終わるようにタイマーをかけます。
そしてこれを干すことが1日の最初の家事。
バタついている朝、洗濯にかける時間は少しでも減らしましょう。
ご近所に迷惑なので夜に洗濯機を回すのは厳しい場合は、洗濯ネットに色分けだけでもしておきます。
目覚めたら即洗濯スタートできるようにしておくだけでかなり楽ですよ。
ワンタッチ収納のハンガーを使う
引っ張るだけで洗濯物が取り込める便利グッズです。
テレビで紹介されていたのを見て購入しました。
楽だしハンガーそのものが丈夫なのもいいです。
こういう手抜きグッズを使うことに抵抗ある方もいますが、私はこだわりないのでバンバン使います。
洗濯物たたみは手伝ってもらう
これだけ文明が発達しても洗濯物は人の手でたたむしかありません。
これもそのうち自動化できるのでしょうか?
というわけで、洗濯物をたたむのは家族に手伝ってもらいましょう。
こういうお手伝いは最初が肝心です。
旦那さんにしろお子さんにしろ、やらせないと一生家事をしない人になっちゃいます。
手伝うと言うよりは、家族が力を合わせて仕事を早く終わらせるのが当たり前、という意識を持ってくれるのが望ましいですね。
完璧主義になるのはやめよう
「主婦は家事を完ぺきにこなさなければならない」なんて意識するとかえって手が出なくなります。
0か100しかない考えですね。
その意識を少し緩めるだけでいいんです。
部屋の掃除も「今日は窓だけやろう」と考えれば短い時間でも取り組めます。
「ちょっとくらい汚れが残ってても大丈夫!」と思えるようになってください。
まとめ
「手抜き」って呼ぶと悪いことみたいですよね。
手間を省いて短時間で家事を済ませることは、悪いことでも恥ずかしいことでもありません。
時間給で働く私にはむしろ立派なことに感じます。
タイム・イズ・マネーですよ(笑)。
気楽に日々の家事に取り組んでいきましょう!