香典に住所を書かないのは絶対NG!正しい袋の書き方はこれ

 

香典を準備するとき、袋に何を書いたらいいか迷いませんか?

住所を書くと香典返しを催促しているみたい…。

金額を書くのは嫌味ではないか?

表は苗字だけでいいのかな?

 

奥ゆかしいようですが全部間違いです。

香典袋には自分の氏名・住所と包んだ金額をしっかり書きます。

別に金額をアピールをするためではありません。

トラブル防止と相手の手間を少しでも軽くするため。

住所と名前が書かれていないと、受け取ったほうはとても大変なんです。

今回は、香典袋に住所まで書く理由・正しい書き方について解説します。

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金額未記入はトラブルのもと

葬儀に行くとまずは受付で芳名帳に記入します。

と同時に香典を渡しますよね?

受け取られた香典は、すぐに会計係に中身を確認されて袋と現金が別々に保管されます。

すぐ確認するのは、まれにお金を入れ忘れる人がいるためです。

このとき芳名帳にもあなたの香典額が記入されます。

葬儀後には合計金額がもう一度確認されて香典が喪主に手渡されます。

もちろん空の香典袋と芳名帳も渡されます。

 

香典袋は単なるお金の入れ物ではなく、弔問客の大事な記録としての役割があります。

もし中袋に金額の記入がないと、合計額を知る手段は会計係が書いた芳名帳の金額部分しかありません。

つまり、やろうと思えば嘘の金額を書いて香典をネコババすることも可能です。

また、金額が合わないときには会計係にあらぬ疑いがかかるかもしれないわけです。

 

しかも、受付や会計係は葬儀会社では基本的に請け負ってくれません。

喪主側が誰かにお願いするわけですが、家族や近い親族は受付に立たせるわけにはいきません。

葬儀中は親族席に座っていますからね。

なので、必然的にご近所の方や友人にお願いすることになります。

いってみれば他人ですから、わずかなお金のことでも大きなトラブルに繋がりかねません。

 

供養のために足を運んだのに、自分の香典で騒動を巻き起こすのは本意ではありませんよね?

なので、中袋にはしっかりと金額を記入してください。

 

★香典額が合わなかったハナシ

うちで葬儀を執り行ったときに、香典の合計額が合わないトラブルがありました。

このときは帳面の金額よりお金が増えてしまいました。

受付を頼んでいたのはご近所の男性。

「計算合わなくても気にしないでください」と言いましたが、責任を感じて何度も計算をやり直していました。

 

原因は代理で持ってきた香典が未記入で起きた計算違いでした。

(本人と代理2つの香典が1つしか記録されていなかった)

香典の出処がわかってホッとするより、手伝ってくれた人に何度も計算させた申し訳無さでいっぱいになりました。

 

弔問客の記録づくりが面倒になる

喪主は葬儀後に弔問客を記録しておく必要があります。

誰が来てくれたのか。香典はいくらだったのか。

これは香典返しやお礼状・挨拶状を送るときの大切なデータになります。

また、相手方に不幸があったときに香典額を合わせられるという役割もあります。

金額を何年も暗記していられるわけはないので、この記録を残しておくのは必須です。

 

さてこのデータですが、芳名帳や香典袋そのままでは見づらくて使い物になりません。

そこで我が家ではノートに記入することにしました。

このとき中袋に記入がしっかりしてあるとノートへの記録が非常に楽なんです。

住所を省かれると芳名帳と照らし合わせなければいけないので手間が増えます。

はっきり言って面倒くさいです。

 

親戚ならわかるだろうと住所を書かない人がいますが逆にダメ

四十九日・一周忌と法要は続くので、親戚には案内状を書く機会も多いですからね。

そのたびに住所録から引っ張り出してくる手間をかけさせてはいけません。

 

一つ一つは小さなことでも数が増えればたいへんな手間になります。

しかも喪主は、慣れない雑事が多くてめちゃめちゃ忙しいです。

気落ちしている上に疲れ切った喪主の負担を少しでも軽減するために、必ず住所まで記入してくださいね。

 

故人とあなたの関係がたどれない

葬儀にはいろいろな方が参列します。

招待状を送るわけではないので、前もって全員を把握することはできません。

ですから後で確認するのですが、名前だけの香典袋だと故人とどういう関係なのかわからないことがよくあります。

同僚なのか同級生か趣味仲間か…。

 

故人とものすごく親しかったとしても遺族が名前を知らないことは意外にあります。

住所が書かれているだけでも相手のことを知る大きなヒントになります。

場合によっては、その後の法要にもお声掛けできるかもしれません。

それも連絡先があってこそのこと。

芳名帳を見れば連絡先はわかるはずですが、そういう方に限って芳名帳も記入が不完全だったりするんですよね。

 

香典袋の書き方

香典袋は白黒の水引で結び切り(かた結び)を選びます。

表書きは葬儀なら「御霊前」を選んでおけば間違いありません。

自分で書くより印刷されている袋を購入したほうが間違いがなくて安心です。

 

御霊前の下にはフルネームを記入します。

マナーとしては薄墨の筆ペンで書くのが望ましいです。

ただ、受け取る側としては薄墨かどうかより読みやすくフルネームで書かれているかのほうが重要です。

苗字だけ書くのはホントにやめてほしいです。

 

★中袋の記入事項

・氏名

・郵便番号

・住所

・電話番号(※)

・香典の金額

※中袋の記入はボールペンでOK

※中袋なしタイプは裏側に記入する

 

外だけでなく中袋にも氏名を記入します。

保管時に外袋とバラけてしまうことも多いので両方に書いておきます。

あと郵便番号もあるとありがたいです。

いちいち調べなおすのは手間ですからね。

電話番号も香典返し郵送時にあると助かります。

昔の会社の同僚のように、遺族では連絡先がわかりにくい立場の人も書いてあげると親切です。

親戚・ご近所の香典袋なら電話番号は書かなくていいと思います。

 

香典の金額は漢数字で記入します。

「一」だと書き換えられやすいので「壱・参・五」と正式な漢字で書きます。

千・万・円まで難しい漢字で書く必要はありません。

『金五千円』

これで十分です。

どうしても算用数字を使うなら『金5,000円』とカンマを入れます。

 

連名の場合は?

会社で集めた連名での香典でも、一人ずつ名前と金額を書きます。

本当はそれぞれの住所も書いてほしいですが、大人数から少しづつ香典を集めたなら名前だけでもいいと思います。

ただ、少なくとも会社住所と部署は記入しておきましょう。

 

まとめ

香典袋に記入する住所や氏名は、受け取る側にとって大事な管理データです。

忙しい遺族が手間にならないよう、読める字ではっきりと記入してあげてください。

省略がマナー違反になることはあっても、書きすぎて失礼になることはありません。

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