病院にお見舞いに行く時に何を持っていけばいいのか悩みますよね?
自分が入院していたときのことを思い出すと、一番ありがたいのは時間をつぶせる物でした。
病院にいるととにかく暇なんです。
若い人ならスマホでいくらでも暇つぶしできそうですが、おじいちゃんおばあちゃんではそうもいきません。
そこで、年配の方が暇をつぶせるおすすめ差し入れを集めてみました。
ミニラジカセ+イヤホン
電気屋さんで売っているめちゃ安いラジカセがおすすめ。
音源が手に入るならCDなしのテープのみの機械でもいいです。
とにかくスイッチが少なくて操作に迷わないシンプルなラジカセがいいですね。
一緒につけるイヤホンも音質よりは使いやすさ重視で選びます。
長さ調節とか手元のスイッチとかいらないです。
病室にテレビがあるからラジオなんか聞かないのでは?
と思うかもしれませんが、寝たままテレビを見続けるのは結構目が疲れるんですよ。
ラジオならリラックスした状態で聴くことができます。
持っていくCDは世代に合った名曲集や落語がおすすめです。
祖父が入院している時に浪曲をリクエストされましたがさすがに音源が見つかりませんでした。
趣味の雑誌
趣味の専門誌は想像以上にたくさんあります。
ゴルフ雑誌・将棋雑誌・クイズ雑誌・歴史の雑誌・鉄道雑誌。
興味がある物を選んで雑誌を差し入れれば退屈しないんじゃないでしょうか?
とくに普段雑誌を買わない人なら、趣味の詳しい情報に触れるのはちょっとした贅沢でもありますよね。
私も野球好きの父に週刊ベースボールを持っていった覚えがあります。
編み物キット
おばあちゃんなら手芸の道具なんかはいかがでしょう?
編み物やパッチワークなどを時間のある中でゆっくりと楽しんでもらうのもいいですよ。
集中すると数時間くらいはあっという間に過ぎてしまうものです。
パズル雑誌
クロスワード系のパズル雑誌も本屋さんに充実してますね。
それだけファンが多いってことなんでしょう。
うちの祖母はナンプレが好きで肩がこるほどずっと集中していました。
数百円の雑誌で何日も暇をつぶせるので、コスパのいい遊びだなと思います。
ルービックキューブ
入院中はどうしてもボーっとしがちになるので手を動かせる時間つぶしがあるといいですね。
以前病室で、よそのおじいちゃんが夢中でルービックキューブに挑んでいるのを見たことがあります。
差し入れじゃなくてお見舞いに来た孫の忘れ物らしいんですけどね。
ルービックキューブにこだわる必要はありませんが、単純で動かし続ける遊び道具を探してみてください。
ただ、音がするものは周りに迷惑になるのでやめましょう。
塗り絵+色鉛筆
友人がおばあちゃんに塗り絵と色鉛筆を差し入れしたと聞いたことがあります。
絵手紙を習っていたそうなんですが、絵の具セットを持ち込むのは無理があるので塗り絵にしたそうです。
たとえ絵を習っていなくても塗り絵ならハードル低いので取り組みやすいですよね。
今は大人用の塗り絵もあるんですよ。
わりばし工作の本
手を動かすと言えば、職人だった祖父は器用にいろいろなものを作っては子供の私に見せてくれました。
実際に差し入れいたことはありませんが、こういう工作の本を渡したら喜んで何か作ってくれそうな気がします。
でも、切り貼りする工作は個室じゃないとさすがに迷惑かもしれませんね。
携帯ロールピアノ
他の患者さんのお見舞い品で一番びっくりしたのが電子ピアノです。
正式なピアノではなく、赤ちゃんのオモチャみたいな材質でくるくる巻けるタイプでした。
オーバーテーブルにこれを置いて、イヤホンを付けて弾く練習をしていたおばあちゃんがいました。
ひょっとしたら私物を持ってきてもらっただけかもしれませんが、弾ける人にとっては最高の時間つぶしアイテムですね。
ただ、値段がそこそこするのと品質がピンきりらしいので購入時には注意が必要です。
まとめ
時間があったらじっくり取り組んでみたいものって誰にもありますよね。
おじいちゃんおばあちゃんの憧れを叶えられるものが見つかれば、それがなによりです。
ですが、本当はお見舞いに来てくれることが一番うれしいんですよね。
来客と話しているのがなにより自然に時間をつぶせますから。