風邪予防や花粉対策のために何かと役に立つマスク。
10年前と比べるとあちこちでマスク姿の人が増えましたよね。
ですが女性にとってはマスクが化粧崩れの原因になってしまうのが悩みのタネ。
とくにファンデーションはよれてしまうことも少なくありません。
マスクを外したときに化粧移りを見るとうんざりしてしまいます。
そこで今回はマスクの化粧崩れを防ぐ工夫について紹介します。
簡単な一手間で全然違うのでぜひ試してみてくださいね。
マスクでメイクが崩れてしまう理由
マスクをするということは、顔…主に口や鼻の上に布が1枚乗った状態になります。
付けていないときには起きない現象が生まれてくるのです。
- 口や鼻で呼吸をするので呼気の湿気がマスク内に溜まる。
- マスクを外すと溜まった湿気が一気に蒸発して、肌の乾燥を加速させる。
- 布や紐による摩擦が起きる。
これらの対策になる様な方法をメイクするときに加えることで、ファンデーションなどがよれてしまうことを防ぎましょう。
メイクを薄くする
簡単な対策はメイクを薄くすることです。
しかし、メイクがよれてしまうからと言って全くしないのは勇気が要りますよね。
また、マスクに隠れた部分だけメイクを薄くすると、全体的なバランスがおかしくなります。
なので全体を薄めのメイクですませるようにしましょう。
とくにアイメイクの盛りすぎは厳禁。
他の部分が薄目だからといって、アイメイクを頑張りすぎてしまうと、かえってそこだけが浮いてしまいます。
目元も自然な感じに抑えた方が顔全体のバランスはうまく仕上がります。
汗対策用の化粧下地を使う
化粧下地はファンデーションの持ちやノリ具合をよくするために必要。
汗をかく季節に使うような、汗や皮脂での化粧崩れを防いでくれる下地を選びましょう。
特に口回りには湿気が多く溜まるので、しっかりと下地でベースを作っておきたいものです。
夏場には種類も多く出てきますので、その時期にいろいろ使ってみてお気に入りを1つ見つけておくといいですね。
そして涼しくなる前に買い置きをしておくと冬場のマスク時期に役立ちます。
★ティッシュオフを忘れずに!
下地を塗った後にはティッシュオフをしておきましょう。
余計な油分を取り除いておくことが、メイクが崩れないことにもつながります。
ファンデーションはリキッドタイプを使う
マスクをするときには、肌への密着度が高いリキッドファンデーションを使いましょう。
できるだけ薄く少量を、ムラなく丁寧に塗っていきます。
厚塗りは化粧崩れの元ですので、注意してくださいね。
パフで軽く叩くように塗ることで、皮脂を取り除く効果も狙えます。
化粧下地と同じように、ファンデーションも春夏用には汗や皮脂の対策が含まれています。
多く出回る夏時期にあれこれ試しておくといいでしょう。
★チークもクリームタイプがオススメ!
頬もマスクの布や紐が触れることでメイクが崩れやすい場所です。
チークには粉のタイプとクリーム状のものがありますよね。
ファンデーションと同じように、クリームタイプのアイテムで肌にしっかりと密着させましょう。
パウダーで押さえる
ファンデーションの上からフェイスパウダーをつけておきましょう。
塗った肌をカバーするようなイメージですね。
フェイスパウダーにも、肌をサラサラにするために汗や余分な皮脂を抑えてくれる効果があります。
チークを塗った部分にもパウダーをしておいてくださいね。
メイクが崩れにくいマスクを使う
メイクの対策をご紹介してきましたが、マスクの方を変えるという考え方もアリです。
やはりたくさんの女性がマスクによるメイク崩れに悩んでいるので、それ専用の商品も開発されています。
空間を作ってグロスやファンデがつきにくい構造になっています。
もちろん、マスクとしての機能もしっかりキープしています。
普通のものよりはこちらの方がおすすめです。
まとめ
ファンデーションがよれないためには、薄めのメイクを心がけましょう。
使うアイテムは汗や皮脂の対策がしてあるものを選んで、さらに肌に密着するリキッドやクリームのものにしてください。
最後にはフェイスパウダーで押さえることを忘れずに。
マスクの季節にもメイクを楽しんでくださいね。