寒くなってくると外出するときに欲しくなるのが手袋です。
ミトン手袋は編み物の中でも初心者向き。
この冬は自分で作ってみませんか?
今回ご紹介する方法ならあまり手先の器用さに自信がない人でも大丈夫。
好きな色で作ったり誰かとお揃いにしたり…手作りの楽しさも味わえますよ。
ミトン手袋って何?
ミトンと聞くと鍋つかみを想像する人もいるでしょう。
ミトン手袋とは、親指を入れる部分だけが独立していて他の指はもう1つの袋部分にまとめて入れるスタイルの手袋です。
まさに鍋つかみのあの形をした手袋のことです。
5本指の手袋も難しくはないですが指の部分を作るのに手間がかかります。
それに比べるとミトンは親指とその他用の2つの袋を作ればいいだけ。
編み物初心者はまず簡単なミトン型からチャレンジしてみてください。
最初はキットを買うのがおススメ!
【楽天】毛糸蔵オリジナルパック ダルマ毛糸 切り替えカラーのミトン キット イエロー×黒
あれこれ考えずキットを買ってしまえば、作り方の説明も一緒に手元に届きますね。
材料を一から選ぶのも手間なので慣れないうちはおすすめです。
お子さんのために、こんなかわいらしいものが作れるタイプもありますよ。
【楽天】編み図付 ダルマ やわらかラムで編む クマのミトン <きなり(2) 黒(15)各1玉> 手芸の山久
編むための道具は別売り
基本的にキットに入っているのは編み図と毛糸のみということが多いです。
編むための道具(棒針やかぎ針)は、手芸屋さんなどで購入する必要があります。
キットを買うたびにかぎ針が増えていっても困りますからね。
もし通販で買うなら一緒に頼んでおくと楽です。
どんなものを準備すればいいのかは、それぞれのキットのページを読むと表示があります。
上のものなら1つ目は『使用針:10号・8号(4本)棒針』。
2つ目は『使用針:5号・4号棒針(4本または5本)、5/0号かぎ針』が必要になります。
ミトンの編み方
なかなか言葉だけで説明するのは難しいので、動画でご覧ください。
動画と同時進行でゆっくりやっていくとだんだんコツなどもわかってきますよ。
目を数えながら自分に合うサイズに作っていきます。
メモ用紙などに「正」の字を書きながら目を数えていくと、「あれ?今、いくつだっけ?」となるのが防げます。
コツはとにかく焦らない!
初心者にありがちなのが、気持ちが先走りして焦ってしまい、自分が今どの工程のどの部分をやっているのかわからなくなってしまうということ。
これで投げ出したパターンがあなたにもありませんでしたか?
動画に合わせて焦らずに進めましょう。
わからなかったら前に戻して何度も確認しながら。
応用するにしてもまずは基本から確実に進めていきます。
ガーゼで作れるベビーミトン
せっかくミトンを編んでも小さな子は成長が早いのですぐにサイズが合わなくなってしまいます。
そこでおすすめなのがガーゼを縫って作るミトンです。
編み上げに比べると簡単でぽこぽこ量産できます。
まずは実際にはめる手のサイズで型紙を作ります。
それを素にガーゼを切断して2枚を裏側で縫い合わせていきます。
表に返して半分を挟み込んだら、ゴムの通し口を縫って完成です。
もうちょっと上の子用に親指ありのミトンを作りたい場合はこちらが参考になります。
裏地にフリースや起毛のものなど温かい素材を使うので防寒具としてもばっちりです。
親子や兄弟、おそろいで作ってお出かけするのもかわいいですね。
手の大きさから型紙を作るので、どんな小さな手にも合わせることができるのもメリットですね。
スマホもいじれる指出しミトン
スマホの操作ができるように、指先が出ているスタイルのミトンを作っている人もいますよ。
ミトンというよりハンドウォーマーですね。
初心者にはちょっと難しいかもしれません。
まずはキットで基本的な網目の数え方や作り方がマスターできたら、別の形にトライしてみてください。
まとめ
自分のミトンはもちろんですが、自信が付いたらプレゼントを編んでみるのもいいですね。
毎年、流行の色で作り変えていくのも楽しそうです。
ゆっくりと編み方をマスターして、世界に1つしかない手作りのミトン手袋を使った冬のファッションを楽しんでくださいね。