喉のことを考えて、寝ているときにマスクをしている人も多いでしょう。
ただ寝ている途中に外れてしまう人も少なくありません。
なにしろ睡眠中のことなので、自分の意志ではコントロールできないのがつらいところです。
そこで今回は夜マスクが外れるのを防ぐ方法について解説します。
あわせて喉が乾燥しないための対策もご紹介します。
これで朝、起きたときの喉の痛みとさよならしちゃいましょう。
夜用マスクを使う
一番効果的なのは寝る時のために作られた夜用マスクをつけることです。
日常で使うマスクはウイルスや花粉をガードするのが目的なので、通気性はあまり良くありません。
スカスカだと菌が素通りで意味ないですからね。
そのため寝ているときにつけるとどうしても息苦しくなります。
なので無意識に外してしまうんですね。
就寝中は乾燥やホコリを防げればいいので、そこまで鉄壁のマスクは必要ありません。
で、通気性やつけ心地を重視したのが夜用マスクです。
普通のマスクと違い洗って何度も使えるのが特徴です。
マスクと言うよりは快眠グッズのイメージですね。
また寝返りなどで自然にマスクが外れてしまうという場合には、こんなタイプもあります。
このマスクはネックウォーマーをさらに持ち上げてくちを隠す形になっています。
耳にかける仕様にはなっていますが、かかっていなくてもそう簡単には外れません。
鼻をマスクから出す
いまあるマスクだけでなんとかしたい。
というなら鼻を出してマスクを装着してみましょう。
しっかり付けたほうが外れにくいという意識から、全体をカバーしたくなりますがこれは逆効果です。
就寝中は鼻呼吸が中心なので鼻を覆うととたんに息苦しくなります。
鼻を出して呼吸を楽にすることでマスクを取ってしまう可能性はぐんと下がります。
風邪予防なら鼻までガードするのは鉄則ですが、喉の乾燥を防ぐだけなら口を覆っていれば十分ですよ。
耳に掛ける部分をヘアピンで留める
マスクのゴム紐を髪を固定しているヘアピンに引っ掛ける、という方法もあります。
これはもともと、痛くて耳にゴムが引っかかられない人のために編み出された技です。
ヘアピンに紐を通すので意識して外さないと取ることはできません。
なので寝ている間も外れにくくなるということです。
ただ就寝中にヘアピンを付けたままにすると髪が傷むというデメリットもあります。
髪を挟まない専用フックを使うほうが安心かもしれません。
マウステープを使う
どうしてもマスクが外れてしまうなら代替品としてマウステープを使ってみましょう。
喉が乾燥するというのは寝ている間に口呼吸を続けるせいです。
そこでテープで口をふさいで鼻呼吸をうながすというグッズがこれ。
不思議なもので、鼻呼吸が習慣になればマスクを付けながらでも無理なく眠れるようになります。
ただテープはメーカーごとにかなり付け心地・粘着力が異なります。
なかなか自分に合う物を見つけるのは難しいかもしれません。
100均にもあるので安いものから試してみてはいかがでしょう?
あいうべ体操で鼻呼吸を身につける
マウステープは鼻呼吸のための補助グッズです。
この鼻呼吸を自力で身につけるのにおすすめなのがあいうべ体操です。
やることは単純で、あ・い・う・べの形で口と舌を筋トレするだけ。
鍛えることで口が勝手に開かなくなり、自然と鼻で呼吸するようになります。
就寝中のマスクも無理なく付けられるようになりますし、マスク無しでも喉の乾燥が抑えられます。
声は出さないので、覚えてしまえばどこでもできる体操です。
時間はかかりますが少しずつチャレンジしてみては?
部屋を加湿する
- 加湿器を使う
- 濡れタオルを干しておく
こちらも喉の乾燥を防ぐための施策です。
マスクが外れないというより外れても喉を守る安全策になります。
湿度を高めるには加湿器が一番です。
加湿器を使いたくない部屋には、濡らして絞ったタオルを干しておくと効果的です。
部屋干しするとジメッとするあの原理ですね。
コップに水を入れて置いておくのは、乾燥する表面積が少なすぎてほとんど効果がありません。
まとめ
- 夜用マスクにする
- 鼻を出してマスクをつける
- ヘアピン(フック)でマスクを固定
- マウステープを使う
- 部屋を加湿する
朝は快適な気持ちで起きたいですよね。
就寝中のマスク装着は慣れもあります。
夜用マスクや鼻出しで少しずつ違和感を失くしていきましょう。