受験に向けて人事は尽くしているものの、天命の方も少しはなんとかしたいと思うのが人情です。
合格祈願にはいつ行くべきか。
お礼のお参りはいつ行ってお賽銭はどうしたらいいのか。
受験のお参りについてまとめてみました。
お参りにベストな時期とは?
合格祈願の時期に明確な決まりはありません。
合格確率がぐんとアップするタイミングはないのでいつ行ってもいいんです。
受験生になってすぐでも、家族旅行のついででも、初詣と一緒でも構いません。
ただ、体調管理だけは気をつけないといけません。
受験日近くにお参りに行って風邪やインフルエンザをもらって帰ってきてしまっては大変です。
追い込みの時期でも体調を崩すのはよくありませんよね。
そう考えると、お正月の初詣ピークの混雑は避けたほうが良さそうです。
受験日直前も無理しない方がいいと思います。
年が明ける前か1月の初詣客が減った頃がベストではないでしょうか。
どうしても初詣や受験直前にお参りしたいときは、マスクをしっかり付けて帰宅後の手洗いやうがいも忘れないようにしてください。
お参りの初穂料はいくら?
お参りで合格祈願のご祈祷をして貰う場合にはご祈祷料または初穂料を収めます。
神社によって金額は異なりますがだいたい5000円くらいが多いようです。
もちろんご祈祷無しで、お参りと絵馬・お守りだけでも問題ありません。
お守りは500~1000円程度、絵馬は1000円前後でしょう。
これも料金ではなく初穂料という言葉を使います。
※初穂料とは初穂、つまりその年初めて収穫された稲穂の代わりにお供えするお金のことです。
お礼参りやお守り返納はどうする?
さてお願いばかりではいけません。
受験が終わったら神様に感謝の意を伝えにいきましょう。
合格の報告ができるとなおいいですね。
お礼参りはいついくの?
無事に受験を終えることができたことへのお礼を、神様にしに行きます。
これをお礼参りといいます。
お礼参りも、特にいつまでに行かなければいけないという決まりはありません。
進路が決定したらすぐ訪れるのも良し、新しい場所での生活が始まる前…3月までに行くのもOKです。
もちろん合否が分かる前に行っても大丈夫です。
さすがに1年以上間があくのは好ましくないですね。
お賽銭はいくら?
お礼参りの際には感謝を込めてお賽銭をしましょう。
この額も決まりはないので、縁起のいい額でもキリの良い金額でも気持ちで入れればいいと思います。
ただ、あまり大きな金額を賽銭箱に入れるのはよくありません。
小銭だと気が引けるという方は、御礼絵馬をいただいて初穂料を収めてはいかがでしょう?
これも金額はお気持ちでというケースが多いですが、絵馬だけだと1000~2000円くらいがいいでしょう。
お守りを返納しよう
合格祈願でいただいたお守りは、感謝しつつお礼参りの時に返納しましょう。
手に入れた場所へ直接返すというのがいちばん理想的です。
ただ、誰かが遠方の神社などで買ってきてくれたお守りもあると思います。
遠くて返しに行くのが難しければ、返納を郵送で受け付けてくれているところもあります。
お守りに配布先の名前が書かれていると思いますので、ホームページで郵送先を調べてみましょう。
どうしても郵送先が見つからない場合は、近くのお寺や神社へお返ししましょう。
ただ少なくとも、お寺でもらったものはお寺に、神社からのものは神社に返しましょうね。
まとめ
お参りは神様のパワーを授かるためというよりは、自分の気持ちを落ち着かせるために行くものです。
負担にならない時期に身の丈に合ったお賽銭でいいと思いますよ。
体調だけは崩さないように注意してください。