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お彼岸に墓参りへ行かないとバチが当たる?由来から考察してみた

お彼岸の時期にお墓参りに行くのが毎年の恒例行事という人もいるでしょう。

ですが、どうにも忙しくてゆっくり時間が取れないこともあると思います。

お彼岸の墓参りを欠かすとバチが当たるのでは?

信心深いとと心配になるかもしれません。

そこで今回はお彼岸の由来からお墓参りに必ず行かないといけないのかを考えてみました。

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お彼岸って何?

彼岸というのは向こう岸、つまりあの世のことです。

三途の川を渡った世界のことですね。

反対にこの世のことは此岸(しがん)といいます。

 

仏教では阿弥陀仏が存在する極楽浄土という世界が出てきます。

この極楽浄土は西の方角十万億土の場所にあるといわれています。

十万億土は仏教用語なのでいまいちピンときませんが、とにかく西のめちゃ遠い場所にあるわけです。

 

さて、カレンダーを見ると3月に「春分の日」9月に「秋分の日」と2つの祝日があります。

実はこの2つの日は一年で太陽が最も西へと沈む日なんです。

極楽の方角に太陽が沈むことから、この世とあの世が近くなる日と考えられるようになりました。

なので春分の日・秋分の日それぞれを真ん中に置いた一週間をお彼岸として、供養のためにお墓参りに行きましょう…という習慣になったんです。

 

例えるなら「この時期は電波状況がいいので通話しよう」といったところでしょうか。

こちら側から発信する行事といえます。

 

お盆とは違うの?

私たちが墓参りを強く意識する行事として8月のお盆がありますね。

お盆はあの世からご先祖様が家に帰ってくる時期です。

そのため目印として提灯を飾ります。

専用の棚をこしらえていつもより豪華なお供え物も並べますね。

高速でやってこれるようにきゅうり製の馬を、お帰りはのんびり仕様でナス製の牛を用意します。

もちろんご先祖様に失礼がないようにお墓参りに行って掃除もしますがメインは家。

お彼岸と違い完全にお迎えする側になります。

 

お彼岸にお墓参りは必要?

「あの世に最も近づける日なので、お墓参りをしてご先祖の供養をするのに最適ですよ。できればいかがですか?」

というのがお彼岸です。

なので、お彼岸にお墓参りに行かないと何か悪いことが起きるというわけではありません。

お彼岸に都合がつかなければ他の日にお墓に行っても全く問題ありませんよ。

お墓参りはいつ行ってもいいからです。

 

ただ、私たちは毎日忙しく過ごしています。

正直なところ、ご先祖様のことを毎日考えながら生活しているわけではありません。

なかなかお墓参りもいけませんよね。

それなら年に2回あるお彼岸の日は、お墓に足を運ぶいいきっかけになるはずです。

お墓参りをしなくてはいけないと考えずに、故人を思い感謝する日であると考えてみてはいかがでしょうか。

 

お盆はスルーしないほうがいい

由来から考えると、お盆の方は他の日にずらすわけにはいきません。

こちらは受け身の側ですからね。

これはあの世から馬に乗ってやって来るご先祖様の立場になってみればわかります。

家に帰ってきたときに全員留守だとどうでしょう?

「やあやあ、ただいま……って誰もいねーし!」

となりますよね。

それで天罰が下されるということはないでしょうが、ガッカリさせるのも忍びないです。

なるべくお盆のスケジュールは守りましょう。

 

まとめ

仏様がいる極楽浄土に最も近づけるのがお彼岸です。

お墓参りにはもってこいの日ですが、絶対守らなければいけない日程ではありません。

大事なのはご先祖様を思う気持ちですからね。

お墓参りにいつ行ってもご先祖様は受け入れてくれますよ。