バレンタインは職場で義理チョコを配ったりもしますよね。
ただ、それとは別に本命チョコを渡したい時にはあれこれ悩んでしまうものです。
とくに渡し方は難しいですよね。
周りの目もありますからおおっぴらに渡すわけにもいきません。
今回は大人のバレンタインチョコ、社会人ならではの気づかいのある渡し方について解説します。
受け取った相手の気持ちを考えた行動を
チョコレートを渡しているのを誰かに見られてしまうとその目撃情報がばーっと広まってしまう恐れがあります。
とくにバレンタインの義理チョコを禁止している企業では悪目立ちするので要注意です。
渡した自分もそうですがもらった相手も相当困りますよね。
これでは恋愛成就どころではなくなってしまいます。
バレンタインは「自分の気持ちを押し付ける日」ではありません。
相手のこともよく考えて、渡し方にも気を付けてください。
2人だけになって手早く渡す
職場や習い事、資格スクールなど、同じ場所に属する相手に渡す場合には、こっそりと手短に渡しましょう。
できればあまり人に見られないような場所に呼び出して、2人きりの状況を作るのがベスト。
この「2人きり」という状況だけでもかなり特別だということが伝わるはずです。
あまりあれこれ言わずに、「今日はバレンタインなので…」と切り出すのが渡しやすいでしょう。
短時間であればあるほど、誰かに見られてしまう可能性は低くなります。
その場所から去るときも別々で出ていくほうがばれにくいです。
伝えたい言葉はメッセージカードに
渡すときの時間を短くしたいので、その場であれこれいろいろと話せません。
ですので、伝えたい想いはメッセージカードに託しましょう。
バレンタインギフトにはたいてい付いていますよね。
別に手紙を用意してもいいですが、あまり長いものだと相手が重たく感じてしまうかもしれません。
カードにシンプルな内容で書くことをおすすめします。
ひとまず自分が好意を抱いていると伝わればOK。
「好きです・付き合って」という内容だとイエスかノーかの二択になってしまうので、最初のアプローチとしては踏み込みすぎでしょう。
自分の連絡先を書く?
チョコにつけるカードに自分の連絡先を書くのは微妙です。
私だったらしません。
自分が教えることで、暗に「あなたのも教えてください」と言っているような気がするからです。
消極的すぎますかね…?
せめて「友達」と呼べるくらいの関係になってからにします。
積極策が功を奏すときもありますが裏目が怖いです。
もう少し親密度が増してからにしておきませんか?
ホワイトデーに連絡先つきのお返しが貰えれば大ラッキー。
なかなか会えない相手なら
相手が営業さんだと、客先周りが主な仕事で、社内にいる時間が極端に短いというケースもあります。
そんな場合は、こっそりと引き出しに入れておきます。
付箋で「〇〇より」と付けておきましょう。
これを忘れるとかなり危険です。
もらう立場になるとわかりますが、誰がくれたものかわからないプレゼントが引き出しに入っていることはかなり怖いものです。
別添えのカードに名前を入れておいてもいいですが、封筒を落とされる可能性もなくはありません。
バレンタインがモロバレなので他人に拾われると恥ずかしいことになります。
付箋なら名前がわかった時点で捨てるということもできますし、外せば何の伝言かわかりませんからね。
目立たない茶封筒に
本当に周りに知られたくないならチョコを茶封筒に入れちゃうのがおすすめです。
あの仕事で使うそっけないクラフト封筒ってやつですね。
だれも中にチョコギフトが入っているとは思わないでしょう。
この方法はそのまま直接手渡すにも引き出しに入れておくにも使えます。
プレゼントの形状にも気づかいを
バレンタインのチョコレートといえばブランドや高級感にこだわりがち。
しかし実際は、渡し方やギフトの大きさ・見た目の方に気を配ったほうがいい印象を持ってもらえます。
例えばこんな状態だったら、男性は困ると思うのです。
- カバンの中に入らないサイズ。
- ピンクなどいかにも「バレンタインのチョコ」というラッピング。
- かわいらしいイラスト満載の包装紙や、派手なリボン。
3つ全てが揃っていたら最悪ですよね…。
ピンクや赤が使われていてはダメ、リボンが付いていてはダメというわけではないんです。
そのパッケージから受ける印象の問題です。
シンプルで上品に見えるものだったらOKだと思いますよ。
サイズはやはり通勤かばんに入るくらいの大きさや薄さがいいでしょう。
さっとポケットに入れられるようなタイプだとさらにGoodです。
小さくて地味だと義理チョコと誤解されるのではと心配かもしれませんが、義理っぽく渡さなければほぼ間違いなく伝わるので大丈夫。
カード付きなら確実です。
※ただし、やんわり断る意味でとぼけられることはあります。
ぶっちゃけた話、男性は派手なラッピングや大柄ギフトを(こちらの苦労ほど)好まないんです。
相手が困らないチョコを渡すほうが成功率が高いのは間違いありません。
まとめ
社会人になると子供の頃のようなストレートな渡し方はできませんよね。
まずは「上手に渡す」というハードルをうまく飛び越えられますように。
そしてその先に幸せな結果が待っているといいですね。
少なくとも渡し方で関係を悪くしないよう注意してくださいね。