十五夜のお月見は、作物の実りやご先祖様に感謝して祈りを捧げる習慣です。
家族そろってまんまるな月を見上げてみてはいかがでしょう?
せっかくなら夕食もお月見にちなんだものがいいですよね。
そこで十五夜にぴったりのお月見メニューをピックアップしました。
簡単にできるものばかりなのでぜひ作ってみてくださいね。
お月見団子
十五夜のお供えとして定番中の定番はお団子ですよね。
和菓子屋さんで買ってくるのもいいですが、今年はご家庭で作ってみませんか?
上新粉と砂糖があればレンジで簡単にできちゃいます。
子どもと一緒に作れて楽しそうですね。
白いお団子を積み上げれば絵本で見る光景そのもの。
由緒正しいお月見のビジュアルがかえってインスタ映えしそうです。
ちなみにお団子を積む台のことを三方といいます。
鏡餅をのせたりするのでお正月には100円ショップでも売っていますよ。
【amazon】国産 ひのき ■ 三宝 三方 ■ 5寸 ■ 高さ12.5 幅15.5 奥行き15.5
月見饅頭
お月見のお供えとしてもう一つポピュラーなのがお饅頭です。
饅頭なんて作るの難しいと思うかもしれませんが、これまたレンジでできちゃいます。
かわいいウサギの月見饅頭です。
秋らしくかぼちゃ餡入りなのが色鮮やかでグッドです。
もちろん、買ってきたあんこを入れるだけでもOKですよ。
里芋の煮物
十五夜は芋名月(いもめいげつ)とも呼ばれます。
ここで出てくる芋は里芋のこと。
秋の収穫を祝うために、お月見には里芋をお供えするのが習わしです。
団子に比べるとややマイナーですよね。
十五夜の夕食メニューとして里芋を使うのはいかがでしょう。
ご飯のお供になる里芋の煮付けです。
味付けが面倒だったらめんつゆだけで煮込んじゃうのもあり。
簡単ですが味のムラが出ないように落し蓋だけ忘れないように。
甘めが好きならとうがらしの代わりに蜂蜜を足して調整できますよ。
栗ご飯
秋の収穫で代表的なものといえば栗がありますね。
黄色い栗を月になぞらえてご飯と一緒に炊き込むのはいかがでしょうか?
炊飯器で炊くだけなので調理自体はすごく簡単。
ただ、栗の皮を剥くところだけはなかなか大変な作業ですよね。
硬いのでケガの心配も出てきます。
専用の皮むき器もありますが、年に数回の栗ご飯のために買うのはちょっと…。
そんなあなたにおすすめの簡単皮むき方法がこれ。
家にあるものだけでできるのでぜひ試してみてください。
目玉焼き乗せナポリタン
鮮やかな卵の黄身をのせればどんな料理もお月見メニューに早変わり。
十五夜にぜひ使いたいテクニックですよね。
子どもが大好きなナポリタンにも卵のお月さまはよく映えます。
入れる具材はそんなにこだわらなくても大丈夫です。
あり物で十分おいしく作れます。
具材を炒めるときにバターを使うと味にコクが出ますよ。
ケチャップも具材と一緒に炒めておくと、水分が飛んでトマト味がより前面に出てくるんですよ。
試してみてくださいね。
月見牛丼
がっつり食べたい用の月見牛丼です。
すりおろした長芋に黄身だけのせるのがポイント。
私は残った白身に火を通してご飯のかさ増しに混ぜています。
うさぎさんオムライス
月にはウサギがいて餅つきをしているんだよ。
お月見の説明で出てくる話といえばうさぎですね。
オムライスにケチャップのウサギさんを描くだけでも立派なお月見メニューです。
さらに凝ったオムライスがこちら。
う~ん、めちゃかわいい。
こうなると料理というよりアートですね。
簡単メニューといいつつこのオムライスだけは難易度かなり高め。
失敗してもともとくらいの気持ちでチャレンジしてみてください。
イースター用レシピですがお月見メニューとしても十分通用しますよ。
月見そば
お子さん向けのメニューが続きました。
大人向けにはお蕎麦なんてどうでしょう。
とろろ昆布でとろみと共にどうぞ。
卵は生でもいいですし温泉卵を割るにしてもOK。
できればお蕎麦は乾麺より冷凍を選んだほうがおいしいと思います。
まとめ
月に思いをはせながら食べられるメニューをご紹介しました。
もともとお月見は秋の収穫への感謝や祈りを捧げる習慣なので、絶対にこのごちそうというものはないんですよね。
そのぶんアレンジは豊富です。
月・里芋・うさぎ・秋の味覚さえあればお月見メニューの資格あり。
あなたのおうちならではのお月見ご飯を楽しんでください。