パスポートを作りたい、更新手続きをしたいけれど、なかなか仕事などで申請に行けない方って多くいらっしゃるのではないでしょうか。
パスポート申請には、必要な書類を集め、記入し、そして申請、最後に出来上がったパスポートを取りに行かなければいけません。最低でも二日はかかってしまいますよね。
実は、パスポートには代理申請が認められています。
代理申請の方法や必要な書類をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
パスポートの代理申請とは?必要書類は?
忙しくてパスポート申請できない場合は、家族や友人にに頼んで代理で申請することが出来ます。
申請には、申請書・戸籍謄本・写真・身分証明書・期限の切れたパスポートが必要となります。
さらに代理申請を行う場合はどのような手続きが必要になるのか詳しく説明しますね。
★代理申請の方法
まず申請書を用意します。
申請書は全国共通の用紙なので、パスポートセンターに行かなくても区役所や役場で入手できます。
次に、申請書の本人が記入しなければいけない部分を記入します。
- 所持人自署
- 申請者署名
- 申請書類等提出委任申出書
この3つは必ず申請者本人が記入をおこなってください。
代理申請を行う場合は、申請書の裏面にある「申請書類等提出委任申出書」を記入しなければなりません。
詳細は下記の通りです。
■申請者が申請者署名欄に記入し、またお願いする代理人の欄に代理人の名前・関係・住所を記入します。
■引受人記入欄があり、ここは代理人本人が署名と電話番号などを記入します。
最後に、引き受けた代理人はこの申請書と最初に説明した必要な書類を持って申請窓口に提出します。
このときに代理人の身分証明書も必要になるので忘れないで下さいね。
パスポートの代理申請を頼める!?気になる料金は?
パスポートの代理申請を身近な方に頼めればいいのですが、頼める方がいない場合もありますよね。
そんな場合には、プロに有料で代理申請を行ってもらえるというサービスがあります。
主に旅行会社や行政書士が請け負ってくれます。
料金は業者によって違いますが、5000~10000円くらいが相場のようです。
戸籍謄本もお願いする場合はさらにプラス2000円ほどかかります。
もちろんこの他にパスポート発行料の11000円(大人5年有効)がかかります。
ちなみに申請は代理人ができますがパスポートの受け取りは本人でなければいけませんので注意してくださいね。
代理申請のメリット・デメリットは?
★メリット
代理申請のメリットは、やはり時間がないという方にとって助かることですよね。
特にプロに依頼すれば、申請書の用意もしてくれて記入についても細かく教えてもらえます。
書類の不備で再申請なんてケースはなくなるので、かなり手間は省けますね。
私は代理申請してくれるサービスがあるとは知らなかったので、母に申請を頼みました。
ですが、写真のサイズが間違っていたため何度も足を運ばせてしまいました。
知っていたら代理申請のサービスにお願いしたかったですね。
★デメリット
デメリットはやはり安くない金額でしょうか。
自分で申請すればそのぶんは浮くわけですからね。
もう一つ、戸籍謄本や身分証など個人情報の塊を丸ごと預けるという危険性もありますね。
安いからといって、怪しげなところにお願いするのは避けたほうが無難だと思います。
★注意点
いくら専門の業者でも、旅行前のギリギリでは申請が間に合いません。
少なくとも3週間、できれば渡航の1ヶ月前くらいに余裕を持って依頼しましょう。
まとめ
基本的にはパスポート申請は自分でやったほうがいいとは思います。
旅行前の物入りな時期でもありますしね。
しかし、どうしても仕事の都合がつかない方は、代理申請のサービスを利用してみてはいかがでしょうか。