墓の後ろに立てられた卒塔婆の意味は?値段はどのくらい?

お墓に建てる卒塔婆。

あの卒塔婆にどんな意味があるのか、誰が何本建てるのか、いくらかかるのかご存じですか?

この手のお寺のことってちょっと聞きづらいですよね。

今回はそんな卒塔婆について、我が家の例をまじえて説明します。

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卒塔婆の由来・誰が建てるもの?

墓石の後ろに何やら文字が書かれた細長い板が立てかけてあります。

あれが『そとば』です。漢字で書くと『卒塔婆』。

亡くなった方を供養する目的で建てるものです。

 

表には「地・水・火・風・空」という五大要素を意味する梵字とお経、故人の生前の氏名と戒名、それに何の供養で誰がいつ建てたものか書かれています。

裏面にはひらがなの「こす」みたいな大日如来を意味する梵字が記されています。

正直、この梵字が私たちには見慣れないので不気味に感じてしまうんですよね。

 

お寺によって卒塔婆に書かれている内容は微妙に異なります。

日付なんかは省略されることも多いみたいです。

よく見ると字の上手さも結構ちがいますよ。

 

卒塔婆の由来

卒塔婆の由来はサンスクリット語「ストゥーバ」という単語。積み重ねた塔の意味があり五重塔の起源とも言われています。

その後お釈迦様の遺骨を納めるために作られた五輪塔。それを模したのが卒塔婆です。

言われてみればあの独特な形は塔が何階も重なっているように見えなくもありません。

起源が塔だけに、卒塔婆は建立するとか建てるというわけなんですね。

 

誰がいついつまで建てるの?

■卒塔婆を建てるタイミング

建てる卒塔婆の準備はお願いすればお寺でしてくれます。

いつ建てるという決まりはありませんが、普通は納骨時・法要・お彼岸・お盆・お施餓鬼にお願いします。

 

うちではお寺でお経を上げてもらうような法要のときだけ建てています。お彼岸でみんなが墓参りで集まったくらいだと卒塔婆は建てないです。

 

 

■誰が何本建てるべき?

建てるのはその法要の施主ですね。

施主以外でも建てることができます。

もちろん当日いきなりは無理なので、1週間くらい前にはお寺に頼んでおく必要があります。

 

またうちの例ですが、例えば祖父母の法要なら長男夫婦が施主として大きいサイズを1本。

息子娘夫婦が世帯ごとに1本ずつ。

孫世代は全員まとめて1本建てています。

 

 

■宗派や地域で違いあり

ややこしいことに、卒塔婆を出す人数には宗派や地域性でかなり差があります。

うちのように何本も建てるものではなく、施主が1本だけ建てるべきだと言う方もいます。

また、浄土真宗のように卒塔婆を建てない宗派もあります。

どちらが正しいというものでもないので、お寺や地域の習慣に合わせればいいと思います。

 

 

■いつ処分する?

卒塔婆を処分するタイミングにもとくに決まりはありません。

ただ風雨にさらされているので、そのまま建てておくと黒く変色していきます。

 

うちだと新しい卒塔婆を建てようとして入り切らなくなった時に、黒ずんだ古いものをお寺にお願いして処分します。

※とくにここでお焚きあげ料などは出していません。

 

卒塔婆の料金はどのくらい?

卒塔婆代はハッキリ額が決まっているのでお寺に聞くのが一番です。

自分が施主でなければ、施主に聞いてもいいですね。

目安としては2000~10000円くらいが相場のようです。

 

うちがお世話になっているお寺では大きい卒塔婆が5000円、小さいのが3000円でした。

施主が全員分の名前を書いた紙を渡してお寺に頼み、法要当日に卒塔婆代を集めます。

※卒塔婆料は先渡しのケースもあると思います。

 

 

■封筒について

お寺には現金をそのまま渡すのではなく封筒に入れます。

でも仏事用のものは使わず、水引がないお札を折らなくてもいい大きさの細長い白い封筒を準備します。

書くものは普通の筆ペンでOKです。(薄墨ではなくて大丈夫です)

上部には卒塔婆料、その下には氏名を書きましょう。

金額までは書かなくていいですよ。

 

まとめ

こういうことって、知ってて当たり前だと思われていそうでなかなか周りに聞けないものですよね。

かといってそんなに何度も経験するわけでもないので困ってしまいます。

私の経験が参考になれば幸いです。

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