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海外で怪我や病気になったらどうする?健康保険は使えるの?

海外旅行へ行く際に心配事のひとつとしてあげられるのが、渡航先での怪我や病気ですよね。

海外に何度も行っていても、怪我や病気になった場合の対処法について知らない方は意外に少なくありません。

今回は、もし渡航先で怪我や病気になった時の対応。

事前の準備や保険適用について説明しますね。

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急な怪我や病気!事前に準備しておきたいこと

海外旅行へ行く前には海外保険に加入しておくことを強くおすすめします。

日本で怪我や病気になった場合は健康保険を利用することができ、窓口で支払うのは治療費の3割です。

ところが海外で怪我や病気になった場合は、その場で日本の健康保険を利用することができません。

 

 

■海外の医療費は高額なケースが多い!?

とりあえず医療費を全額負担すればと油断してはいけません。

海外では日本よりはるかに高額な医療費になるケースがあります。

アメリカを例にすると、骨折ひとつで数万円。盲腸で手術をするはめになって数百万円かかったなんて話もあります。

 

こういう場合でも海外保険のキャッシュレス医療タイプに加入しておけば、上限額までは窓口で支払いをしなくて済みます。

何かと便宜を図ってくれますし、医療費以外のトラブル出費に対応してくれる保険も多く心強いです。

 

 

■クレジットカードの海外保険は?

実は私たちが普段使っているクレジットカードにも海外旅行傷害保険が付帯されています。

これがあれば海外保険は必要ないと思うかもしれませんが、有料の保険と比べるとその内容は落ちます。

 

特に注意したいのは、利用条件の有無や補償金額の上限。それにキャッシュレス医療が受けられるかどうかですね。

持っているだけでいいカードもあれば旅行支払いに使わないと保険が適用されないカードもあります。

上限額も低めの設定なので高額な医療費だとカバーできない可能性もありますね。

保障の対象範囲も海外保険よりは狭くなっていることが多いです。

 

クレカの付帯保険は便利ですがそれだけに頼るのは危険です。

旅行前に手持ちカードに付帯している保険内容を確認して、十分でなければ有料の海外保険で補うようにしましょう。

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いざという時取るべき行動まとめ

いざ海外で怪我や病気になってしまった場合の対応をご紹介しますね。

海外保険に入っているケースです。

 

 

1 まずは保険会社に電話

海外保険に加入していればほとんどの場合、ヘルプデスクの電話サービスを受けることできます。

渡航先によって電話番号が違うことがありますので、事前に確認しておきましょう。

そこでその後の対応や病院を紹介してもらえます。できれば日本語対応をしてもらえる病院を紹介してもらえると安心ですね。

 

2 紹介を受けた病院へ向かう

紹介してもらった病院へと向かい治療を受けます。

病院の予約も保険会社が取ってくれます。

 

3 治療費の支払い

キャッシュレスタイプの保険に入っていれば、その場で治療費を負担せずに済みます。つまり保険証書の提示をするだけでいいのです。

キャッシュレスサービスがない場合は、その場では全額支払いしなければいけません。

 

4 帰国後、保険会社に請求

キャッシュレスサービスがない場合には帰国後に請求する必要があります。

クレジットカードに付帯している保険などはこのパターンが多め。

保険会社に請求するための用紙に記入したものと、病院での領収書を送付し支払ってもらいましょう。

 

海外保険に入ってない場合は!?

海外保険に入ってない場合は、さきほどご紹介したサービスが受けることができません。

自力で病院を探し、治療を受け、病院窓口で治療費を全額支払わなければなりません。

言葉が通じない知らない土地でこれをこなすのはかなり骨ですよね。

 

私は、過去一度だけグアムで体調を崩してしまったことがあります。幸い軽い風邪で診察と薬を処方してもらっただけでしたが、それだけでも治療費は約5万円でした。

海外保険に加入していたため、電話にて病院を紹介してもらい、治療費も負担額はありませんでした。

5万円ならともかく、入院せざるを得ない病気になって保険がなかったらと思うと……ゾッとします。

 

健康保険を使うためのポイント

海外保険に加入していない場合は、現地では全額負担となります。

そして帰国後の申請で、海外で全額負担した治療費が一部健康保険から給付してもらえる海外療養費という制度があります。

※申請には病院の領収書が必要です。

 

だったら立て替えたお金も後で戻ってくるのか、と考えがちですがそうとは限りません。

この制度は、日本で治療を受けた場合を計算してその治療費の7割が支給されます。

つまり海外で何百万払おうと、日本で10万円で済むと算出された場合は7万円しか給付されません。

逆に日本の治療費の方が高い場合は、海外で支払った治療費を基準に給付額が算出されます。

安い方で計算されるということですね。

 

万一のときにこの制度だけでカバーできるかというと、かなり不安が残りますね。

 

まとめ

なんだか保険の勧誘みたいな内容になってしまいました。

でも、海外で大きな怪我や病気になった場合、治療費が高額に跳ね上がるケースがあるのは確かです。

また、日本と違い救急車を呼ぶのにお金がかかる国もあります。

トラブルに対して手持ちのお金に不安を感じるくらいなら、事前に海外保険に加入しておくといいですね!

そして、怪我や病気になった場合の流れや現地の病院についても前もって調べておくことをおすすめします。