結婚祝いを渡すタイミングを逃してしまった…。
本来おめでたいお祝いなのに遅くなるととたんに渡しにくくなりますよね。
つい先延ばしにしてしまい、とうとう渡せずじまいなんてことも。
そんな気まずい思いをしないためにも、遅くなった結婚祝いをスマートに渡す方法について解説します。
遅めの結婚祝いを渡すセリフの3つのポイント
遅くなったことをそこまで気にする必要はありません。
素直にお祝いの気持ちを口にすればいいですよ。
押さえておきたいポイントはこの3つです。
★遅れたことへの謝罪
渡すタイミングを逃してしまって…遅くなってごめんなさい。
★お祝いの言葉
ご結婚、本当におめでとう。
★幸せを祈る
いつまでも仲良く、お幸せにね。
この3点を軸にします。
後は、結婚したことを知ったタイミングによって付け加える言葉を変えましょう。
郵送なら手紙を添えて
遠方の場合はご祝儀を郵送することもあると思います。
ただ祝儀袋を送るだけでは味気ないですよね。
手紙でお祝いの気持ちをを伝えましょう。
先程のポイント3つを踏まえて書けば問題ありません。
ベースとなる例文を1つご紹介します。
相手との関係によって内容を付け足してもももちろんOKです。
仲のいい相手ならもっとフランクな文体でも大丈夫。
ご結婚、おめでとうございます。
遅くなりましたが、お祝いの品を贈ります。
ささやかですがお受け取り下さい。
本当なら直接お会いしてお祝いをしたいところですが、遠方に住んでいるためそれができず申し訳なく思います。
どうぞお二人、いつまでも仲良く、幸せなご家庭を築いてくださいね。
遅れた理由ごとの付け加える言葉
結婚したことを後から知った
久しぶりに帰郷して友人の入籍を知った…。
こんな場合は結婚自体知らなかったのですから、ジャストなタイミングで渡せないのは仕方ないです。
それだけに知ってから時間をおくことなく贈りたいものですね。
ここで間を置くといよいよ渡しにくくなってしまいます。
「結婚したことを最近知ったので、お祝いを渡すのが遅れてしまったの。ごめんなさい」
といった趣旨の言葉から入るといいでしょう。
郵送するなら、遅れたことへの謝罪を述べる部分で、
「いただいた年賀状でご結婚されたことを知りました」
「○○さんからあなたが結婚したことをお聞きしました」
と前置きしてから「お祝いの品を…」と続けると自然な流れになります。
式に出ることができなかった
招待状をもらったけれど、なんらかの事情で出席できないこともあります。
本来なら式の前にお祝いを渡しておきたいところですが、渡せるタイミングを逃してしまった…という場合です。
「ご招待を受けたのに、出席できなかった上に、お祝いも遅れてしまって本当にごめんなさい」
このケースでもまず謝ることから話題に入っていきましょう。
もし式の様子を人づてに聞いているなら
「素敵なお式になったようで本当によかった」
という言葉を添えるのもいいですね。
郵送だと
「式に参加できなかったうえ、お祝いのお渡しも遅くなって大変申し訳ございません。ささやかですがお受け取り下さい」
として、式の欠席とお祝いの遅れを同時に謝りましょう。
数年経ってしまった
相手の結婚が、自分や身内で大変な出来事(妊娠や出産、入院など)が重なったりすることは珍しいことではありません。
自分の身の周りのことで精いっぱいになってしまい、なかなかお祝いにまで気が回らなくなるものです。
お祝いできなかったけど今更…という思いも出てくるのではないでしょうか。
それでも、「おめでとう」を伝えたいならお祝いを贈りましょう。
「ずっと気になっていたけれど、自分(家族)の出産(体調不良、入院、子育てなど)で、お祝いを準備する時間が取れなかったの」
と理由を一緒に伝えれば、相手もわかってくれるはずです。
郵送の場合の手紙も、
「あなたのご結婚と、こちらの忙しい時期とが重なってしまい、お祝いを贈るのが遅くなってしまいました」
という一文があれば、気持ちが届きますよ。
結婚祝いはいつまで渡せる?
一般的に、結婚祝いは式の1ヶ月前から遅くても一ヶ月後までには渡すべきだと言われています(式に出席しない場合)。
遅すぎるお祝いは相手に迷惑だから贈らないほうがいい、という意見すらあります。
しかし私はそうは思いません。
実際に遅くお祝いをもらって気を悪くする人なんているでしょうか?
私が結婚したときも半年後にわざわざお祝いをくれた人もいましたが、普通にうれしいものでしたよ。
極端なことを言えば、たとえ5年後にもらったとしても「気を使わせちゃったな」と思いこそすれ、気分を害することはないでしょう。
内祝いの用意が大変、という人もいますが、今はネットから注文できるのでたいした手間とも思えません。
なので、遅くなったからやめようなどと考えずに渡すほうがいいですよ。
直接渡すことができれば、遅れた言い訳なんて必要ないくらい喜んでくれるかもしれませんから。
まとめ
たとえ遅れてしまっても、相手の結婚をお祝いしたい気持ちがあるなら、今からでも贈る準備をしましょう。
ただ遅くなったことへのお詫び、お祝いの言葉、幸せを願う気持ちの3つを添えることを忘れずに。