速達は普通郵便より早く相手に届くというのは常識ですよね。
でも実際に出したことがある人は意外に少ないです。
日常では速達って思ったより使わないんですよね。
そのため、いざ発送しようと思っても勝手がわからなくて戸惑います。
そもそもどうやって出すの?
いくらぐらいかかるもの?
ぶっちゃけいつ届くの?
ポストから送れるの?
だれもが知っていそうで今さら聞きづらい速達の送り方について解説します。
大丈夫。想像以上に簡単ですから。
速達はどれくらい早い?
日本郵便は速達について「通常より半日~1日程度早く郵便物をお届けします」としています。
届け先によって日数は変わるので「何日で届く」と確約はしていません。
ですが、他の郵便物より優先して仕分けされるのでそのぶん速度がアップします。
さらに普通郵便は日曜や祝日は配達されません。
ところが速達だと毎日が配達日になります。
なので比べると数日間はやく届くケースもありますね。
★速達は翌日に届く?
だいたい、速達は翌日午後には届くと言われています。
ですが、ポストへの投函時間が遅い・離島など交通の便が悪い場合は翌日の配達に間に合わないこともあります。
いつ届くかは日本郵便のホームページで調べることができますよ。
発送元と届け先の郵便番号を入力すれば、速達を含む各種郵便物の届くタイミングが表示されます。
速達で送れるものは?
ハガキや封書はもちろん、ゆうメールにも速達をつけられます。
ゆうメールは1kgまでの印刷物や電磁的記録媒体が送れるサービスです。
CDや冊子などを発送できます。
ちなみにゆうパックには速達はつけられません。
昔はできたんですけどね。
速達の料金はいくら?
★速達料金
- 250gまで:280円
- 1kgまで:380円
- 4kgまで:650円
速達を送るには普通の郵便価格にプラスして速達料金がかかります。
速達料金は郵便物の重さによって料金が変わります。
自分で切手を貼る場合はきちんと重さを計って、不足のない金額をつけましょう。
ただ、どのみち郵便局に行くので窓口で切手を購入するほうが間違いありません。
はがきを送るなら62円+280円で342円。
定形内の封書なら82円+280円で362円ぶんの切手を貼ります。
自宅に使わない切手がある場合はそれを使ってもOK。
ちょうどの金額が貼れなくても郵便局で不足分だけ購入できますよ。
速達の出し方
郵便局の窓口で
時間があるなら、郵便局の窓口に差し出すのがいちばん簡単です。
送りたいものを「速達でお願いします」とひとこと添えて窓口に渡すだけです。
その場で送るものの重さを計ってかかる金額を教えてくれます。
料金を支払ったらあとは局員さんにお任せ。
切手の貼付から郵送物への速達用表示も全てしてくれます。
とくに手数料などもかかりませんよ。
昼間に仕事をしていると、なかなか郵便局の窓口に行くのは難しいかもしれません。
ですが、都心にある大きめの郵便局では、窓口が空いている時間が少し長いこともあります。
また、郵便物を24時間受け付けてくれる「ゆうゆう窓口」を設置している局もあります。
職場の近くで行きやすいところを1つ見つけておくと、何かと役に立ちますよ。
ポストへの速達投函
勘違いしている人が多いですが、ポストへの投函でも速達は送ることができます。
ただポストから出すには自分でしなければいけないことがあります。
- 料金の不足がないように重さを計って切手を貼る。
- 郵送物に速達の証である「赤い線」を引く。
この2点です。
とくに2つ目の赤い線については、引く場所が決まってるので間違えないようにしないといけません。
縦長の郵送物の場合:表面の右上部
横長の郵送物の場合:表面の右側部
赤い線ははっきりと引く必要があります。
細い線では仕分ける人が見逃してしまう可能性がありますからね。
太さは3ミリほど長さも5センチはほしいところです。
赤ペンで「速達」と記入する人もいますがこれは必須ではありません。
ですが、書いてはいけないというルールはないので不安だったら書いちゃいましょう。
ここまできちんと自分で準備できたら、ポストに投函してOKです。
ただポストは集荷時間が決まっているので、間が悪いと速達の意味がないくらい遅れてしまいます。
ポスト横に記されている集荷時間を確認して、翌日にまで来なそうだったら郵便局まで出しに行きましょう。
コンビニから速達は出せる?
コンビニから速達を出すことは一応できます。
一応というのは、店員は郵便業務をすることが許されてないので私たちが自分でポストに入れるなら可能という意味です。
なのでポストに入れる時のやり方で切手と赤ラインの準備をする必要があります。
ポストに入らない大きな荷物を預かってもらうこともできないので注意してください。
ポストがよくあるコンビニはローソンやミニストップです。
この2つは店内にポストを設置しています。
セブンイレブンとファミマはポストがあったりなかったり。
こちら2店は外にポストを設置しています。
基本的な金額の切手は大手のコンビニならたいてい販売されています。
まとめ
赤い線と必要な切手の用意ができるならポストに入れても大丈夫。
ちょっと不安であれば、窓口にお願いしましょう。
そのとき、不安に思っていることを質問しておくと次回には自分でもできるようになりますよね。
何事も経験です。
一度チャレンジしちゃえば次からは気楽なものですよ。