1月7日に食べる習慣のある七草粥。
疲れた胃を癒すとともに「今年も健康で過ごすことができますように」という願いも込められます。
伝統の縁起物ですよね。
でも「とっても美味しいから毎年楽しみ!」というものでもありません。
とくに子供には評判がいいとは言えません。
七草粥をメインにすると家族は不満たらたらです。
そこでもっと美味しく食べてもらえる七草粥のアレンジレシピを紹介します。
味付けを変えてみよう
お粥って味がないも同然ですよね。
お塩でちょっと味を付ける程度でしょうか。
もしくは食べるときに梅干しなど味の強いものと一緒に口にしたり…。
せっかくなのでお粥自体に好まれる味を付けちゃいましょう。
中華風七草粥
鶏がらスープの素を使えば簡単にできますよ。
お正月のお餅がまだ余っているようなら、小さく切って一緒に入れれば食べごたえもアップします。
韓国風七草かゆ
七草の葉っぱの部分はナムル風の味付けで後乗せ。
そして豚の角煮や煮卵などを、食べるときに乗せて食べる韓国風もいいですよ。
こちらも味付けは鶏がらスープの素でらくちんです。
七草カレーかゆ
まさかのカレー味おかゆ!
これならお子さんもおかわりしたくなっちゃうかも。
大人は普通のお粥にして子供の分だけお鍋に取り分けてカレー味にすると、家族みんなで楽しく食べられますね。
歯ごたえのある食材をプラス
お粥ってなんだかどろっとしているだけで美味しくない、と感じる方も多いです。
何か噛み応えがあるものを入れると、それだけで印象はがらりと変わります。
こんなものを入れてみては?
揚げ餅入りおかゆ
まだお餅が余っていたら小さくして揚げ餅に。
そのままおやつとして食べてもいいんですが、これを七草粥にトッピングするとサクサクしていいアクセントになりますよ。
お茶漬け用のあられを入れるのも手軽でおすすめです。
ガーリッククルトン
コーンポタージュやオニオンスープといったように、洋風の汁物に入れることが多いクルトン。
買ってきてもいいですし、このレシピのようにパンで作るのもいいものです。
ほんのりガーリック風味で食欲も倍増するかも。
しょっぱい味付けのラスクを砕いて入れるのも美味!
肉野菜を追加するのもGood!
お粥の中に入っているのが七草だけだとあまり食欲をそそられないと思います。
小さく切った鶏肉や、レンコンなどしゃきしゃきした食材を入れて作った肉団子などを入れると、それだけで「美味しそう!」となるから不思議です。
溶き卵の黄色なども見栄えがしますね。
余った七草粥を別のメニューで
ここまでは七草粥を食べてもらえる工夫に注目してきました。
ここからは余ったお粥のリメイクレシピを紹介します。
七草粥の春巻き
お粥を春巻きの具にしてみましょう。
お歳暮でもらったハムの残りも一緒に入れると、冷蔵庫もちょっとすっきりしそうです。
こんがりと揚げてお昼ご飯に出せば、余ったお粥で作ったなんて誰も思わないはず。
びっくりリメイクレシピですね。
七草粥のチーズドリア
ご飯を使って作るメニューのドリア。
お粥の残りでも作ることができます。
ソースは買い置きのパスタソースでも自作のミートソースでもOK。
チーズをたっぷりかけてこんがりと焼き上げましょう。
ウインナーを入れてボリュームアップもいいですし野菜を入れてヘルシーにするのもアリ。
まとめ
七草粥のアレンジもこんなにいろいろあるんですね。
もし残ってしまっても、それをまた次のご飯の時間にリメイクレシピで食卓へどうぞ。
家族みんなが1年間健やかに過ごせるように美味しく七草粥をいただきましょう。