年末になればあちらこちらで忘年会が開かれます。
正直なところ、出たくないなと考える人も多いのではないでしょうか。
できれば不参加ですませたいけど…。
今回は忘年会を欠席するのデメリット・波風立てない断り方について解説します。
忘年会不参加のデメリットは?
- 忘年会で盛り上がった話題についていけない。
- 普段あまり話をしたことのない相手と繋がるチャンスを逃す。
- 断り続けていると「付き合い悪い」というイメージを持たれる。
ありがちなデメリットにはこのようなものがあります。
欠席するとその後の周りの空気がちょっと変わってしまう可能性はありますね。
ただこのへんは気にしない人は全くデメリットにならないと思います。
- ストレートに(欠席の)文句を言われる。
- 協調性の無さで査定に響く。
- 自分の仕事をフォローしてもらえない。
本来、忘年会は仕事の一環ではありません。
欠席することで仕事上の不利益を受ける筋合いはないはずです。
しかし査定をするのもフォローをしてくれるのも人間のやることです。
どうしても打ち解けた相手を優遇する場面も出てきます。
いい悪いは別にして、忘年会に不参加だと起こりうるデメリットだということは頭に入れておいたほうが良いですね。
新入社員だけど出なきゃダメ?
まだ若くて入社したばかりだと、飲みの席の勝手がわからないので出席したくない気持ちも理解できます。
ただ、私個人としては1次会だけでも出ることをおすすめしたいですね。
やはり経験してみないとわからないことってたくさんありますから。
この人たちとの飲み会なら楽しい、あの人がいるとちょっとな…など。
会によって割と違いますよ。
この先、社内・社外限らず飲みの席から逃げられない場面は多くあります。
1回目は勉強と思って参加してみるのがいいでしょう。
細かいマナーについてはこちらの記事も参考にしてください。
波風立てずに参加を断るには?
角を立てない断り方のコツはたったの2つ。
声をかけてもらったことに対しては「嬉しい」
でもどうしても理由があって参加できず「残念」
この気持ちが相手に伝わるような断り方をします。
あなたが反対の立場だったらどうですか?
「見たいテレビがあるから」「お金がもったいないから」…そんな理由で断られたら「はぁ!?」という気持ちになりますよね。
「その理由なら不参加でも仕方ない、次回はぜひ」
そう思ってもらえるように断ります。
欠席理由の例
私の職場でも実際に忘年会への参加を断る人はたくさんいます。
皆さん、どんな理由で不参加の返事をしているのでしょうか?
いくつかご紹介しますね。
■前もって断る場合
- 子供の誕生日なので両親も招待してお祝いの会がある。
- 子供が生まれたばかりなので今回は欠席させてほしい。
- 病院への通院日、ドクターの都合で他の日にはずらせない。
■当日に断る場合
- 数日前から風邪ぎみを装っておいて、当日に悪化して不参加。
- 主人、もしくは妻が体調を崩してしまった。
- (暦を確かめた上で)お通夜に出なければいけなくなった。
どうでしょう。このような理由をあなたが言われたら、「まあ、仕方ない」と思えるのではないでしょうか。
★当日のドタキャンは避けた方がいい
紹介しておいてなんですが、当日断るパターンはできれば使わないほうがいいです。
企画する幹事さんって大変なんですよ。
参加人数の把握、予算との兼ね合い、会場とのやりとり、イベントで景品がいるならその準備。
することが山積みです。
参加人数で準備する量が変わるものもあり、当日に不参加と言われると調整に余計な手間をかけさせます。
ドタキャンを企てるくらいなら、多少言いづらくても前もって「行きません」と表明してあげましょう。
まとめ
イベントが苦手な人には毎年、頭が痛い問題かもしれません。
行きたくない気持ちもわかります。
私もどちらかといえば会社の飲み会などは遠慮したいスタンスですから。
ですが、人付き合いを円滑にする潤滑油みたいなものなので、あまり無下に断るのはやめておきましょう。
すぐやってくる新年会も見据えておいた方がいいので、断る理由も慎重に考えてくださいね。