家にいるとあまりわからないけど、帰宅すると部屋の臭いに気付かされることありますよね?
なんだか部屋全体が生ゴミ臭いような…。
自分の部屋で臭いを感じるようでは、訪問客にはかなりクサイと思われているはず。
一体この悪臭はどこからきているのでしょう?
今回は、部屋が臭う時にチェックしたい場所とその消臭方法について解説します。
ゴミ箱
部屋が臭うときのゴミ箱チェックは基本中の基本です。
ストレートに生ゴミが臭っている場合もありますし、普通のゴミも結構生ゴミチックな悪臭を放つことがあります。
長年使っていてゴミ箱自体が汚れているケースもありますよ。
★ゴミ箱悪臭対策
- ゴミ箱を直射日光の当たらない涼しい場所へ移動する
- ゴミ箱を掃除する。または買い替え。
- 生ゴミは水気を限界まで切って捨てる。
- 生ゴミは小袋で完全密封で捨てる。
- ゴミの日の前日に生ごみが多く出る調理を済ませる
- ゴミに重曹をふりかける
重曹によるゴミ箱の消臭は最後の手段。
できれば臭いの元を断って消臭するべきです。
生ゴミはきちんと密封すれば臭いは漏れません。
密封にはケチらずに新品のポリ袋を使います。
(贅沢にジップロック使用でもOK)
最近のスーパーでもらえる袋は薄すぎて破れやすいのでダメです。
シンク
生ゴミ臭が一番発生しやすいのがシンクです。
シンク内には調理の細かいクズがどうしても落ちてしまいますよね。
そのクズが腐って臭いが出ています。
シンクの臭いを減らすのに効果的なのが三角コーナーを置かないこと。
これだけで家の臭いはかなり変わります。
生ゴミはそのつどポリ袋に入れてゴミ箱へ捨てます。
ポリ袋へ入れる前に新聞紙でゴミを集めておくと水気が取れてさらに臭いを減らせます。
調理中に出る生ゴミはこんな新聞紙のゴミ箱にしばらくためてからポリ袋へ。
作るのが面倒なら、まな板横に新聞を敷いておいてその上にゴミをためておくだけでもOKです。
使った新聞紙は廃品回収に出します。
あまりに汚かったら燃えるゴミで捨てますけどね。
シンクの細かいゴミはネットで回収
洗い物や湯切りでもシンクには細かい生ゴミが集まります。
こういう取り切れない細かいクズは、排水口にかけるネットで回収します。
100均でも買えますし1枚の値段は10円以下。
三角コーナーの掃除不要で臭いもしないことを考えるとコスパはかなりいいです。
ただし、ケチって交換しない日があるととたんに臭います。
たとえクズが少なく見えても毎日変えましょう。
排水口
排水溝のある場所(洗面所・トイレ・お風呂)は要チェックです。
生ゴミなんてないと思うかもしれませんが、排水溝からのぼる下水の臭いが生ゴミ臭を広げている場合があります。
私が排水溝の掃除に愛用しているのはパイプユニッシュです。
同じような排水口クリーナーに粉や錠剤タイプもあります。
1回分ずつわかれていて便利ですがコスパ的には液体タイプが一番です。
正直、手間もそんなに変わらないです。
洗濯機
臭うと言えば洗濯機のチェックも忘れてはいけません。
洗濯槽も汚れが蓄積したりカビが生えたりして臭いの原因になりやすいです。
しかも臭いの出口が大きいので家全体への影響力も大きいです。
洗濯槽のクリーナーには酸素系と塩素系があります。
すでに悪臭が出てしまっている場合は強力な塩素系を使うのがおすすめです。
ただし、一部の塩素系クリーナーはドラム式洗濯機に使用不可なので注意してください。
塩素系クリーナーはお湯ではなく水で洗浄できます。
強力なのでゴム手袋と換気を忘れないように。
クリーナーは洗濯槽に直接入れます。(洗剤投入口から入れてはいけない)
エアコン
見落としがちなのがエアコンの臭いです。
吸気による埃の吸い込み・温度差による結露とエアコンには中が汚れる要素が満載です。
普段は見えないので気づきませんが、信じられない量のカビが発生していることもあります。
こうなると臭いどころか直接健康にまで影響します。
エアコンもしっかり掃除しましょう。
カーテン・じゅうたん
じゅうたんのカビ・何かをこぼしたシミが臭いの原因ということもありえます。
ずばりこのシミというわけではなく細かい汚れの積み重ねで臭うパターンです。
じゅうたんは面積が広いので部屋の臭いへの影響も大きいです。
もう一つ臭いの発生源として怪しい布製品がカーテンです。
カーテンも料理の湯気が染み込むので意外に汚れるものですよ。
というわけでじゅうたんもカーテンも丸洗いしてしまいましょう。
実際に洗濯してみると部屋の臭いの変わりように驚くと思います。
ファ○リーズ的な消臭剤だと一時しのぎなので問題解決にはなりません。
まとめ
★部屋の悪臭チェックポイント
- ゴミ箱
- シンク
- 排水口
- 洗濯機
- エアコン
- じゅうたん・カーテン
ありきたりですが、臭い防止にはやはり清潔さがいちばん大切です。
加えてカビの原因になる湿気を減らすことですね。
こまめな掃除、換気が共通するお部屋の臭い対策です。
普段から気を付けながら、特に臭いが気になるときには重点的にポイントをチェックしましょう。