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水が出ない!水道が凍った時の5つの対処法!

水道の蛇口から水が出ない…。

もし寒い時期なら水道が凍ってしまっている可能性があります。

とくに凍結が起こりやすいのは早朝です。

夜にガクンと気温が下がるので水道内の水が凍りやすくなります。

凍結した水道の回復方法についてまとめました。

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凍った水道にしてはいけないこと

凍結を直す前にやってはいけない行為を覚えておきましょう。

下手に対処すると水道を破損してしまい大惨事になる恐れがあります。

 

 

■無理矢理に蛇口をひねる

水道をひねって水が出ないからといって、あわてて蛇口を全開にしてはいけません。

どこが詰まっているかわからないまま大きな負荷を与えるのはとても危険です。

また、凍りやすい内部のパッキンが破損してしまう可能性もあります。

 

 

■熱湯を蛇口にかける

凍った水道には熱湯をかけたくなりますが絶対NGです。

急激な温度上昇で水道管が膨張してしまいます。

場合によっては破裂するかもしれません。

 

 

水道凍結の対処法

ぬるま湯をかける

まず蛇口にタオルを巻きます。

それから40℃くらいのぬるま湯を準備してタオルの上からゆっくりとかけましょう。

これでも水が出てこなければ、蛇口ではなく水道管が凍っているのかもしれません。同じ方法を水道管の方にもしてみてください。

 

注意してほしいのは、かけるお湯の温度とタオル越しにゆっくりかけること。

40℃はお風呂の温度くらいで手で触れる熱さです。

ぬるま湯でも直接かけると温度上昇が急なのでタオル越しにかけましょう。

 

カイロを使う

凍っている場所がわかれば、使い捨てのカイロで溶かすという方法もあります。

寒い冬には自分で暖を取るために買い置きのものがあったりしますよね。

タオルでカイロをはさんで凍っている部分に巻きつけます。

この方法でじんわり凍結部分を温めます。

 

ドライヤーをあてる

 

近くにコンセントがあればドライヤーを使うことができます。

温風で凍結状態を溶かすわけですね。

ただ、近距離から温風をあて続けると熱くなりすぎます。

ドライヤーを固定して放置するのは絶対やめましょう。

適度に距離をとり振りながら温めます。

パワーは落ちますが、お湯と同じように温める場所をタオルで包むとより安心です。

 

室温を上げる

室内の水道が凍結してしまった場合は、部屋の温度を上げて待つという方法もあります。

シンクの水道が出ない時は、シンク下の扉を開けて水道管をむき出しにします。

水道管に直接暖かい空気が当たるので回復しやすいです。

洗面所やトイレの凍結には、小型のヒーターなどを持ち込んで温めるといいでしょう。

まどろっこしいですが、故障の少ない安全な回復方法です。

 

自然解凍を待つ

すぐに使わない場所の水道が凍った時には放置が一番です。

そのまま自然に凍った状態が溶けていくのを待ってみてください。

太陽が出て気温が少しずつ上がっていくお昼ごろには、使える状態になります。

 

 

★ダメなら業者さんに頼みましょう

全て試してみたけれどやっぱり水が出ないということであれば、無理は禁物です。

水道局、もしくは設備業者さんに連絡してください。

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凍結を防ぐには?

水道が凍っても基本的には自然に溶けるのを待つのが望ましいです。

ですが、どうしても早朝から水を使うケースなどでは待っていられないこともありますよね。

氷をとかそうとするより、前もって凍らないよう策を施しておきましょう。

 

気温がマイナス4℃を下回ると凍結してしまう確率がハネ上がります。

天気予報を気にして事前に準備しておいてくださいね。

ここでは凍結防止方法を紹介します。

 

水道管にタオルを巻く

いつも凍ってしまう水道管の場所にタオルを巻いておきます

人の首にマフラーをかけてあげるようなものですね。

頼りなさげですが、こんなわずかな防寒でも凍結を防ぐ効果があります。

圧倒的に寒いとさすがに防ぎきれませんが…。

 

さらにタオルの上をビニール袋ラップで覆うことで防止効果がアップします。

水道管に湿気をつけないことで気化熱の温度低下を予防できるからです。

 

少しだけ水を出しっぱなしにしておく

室外にある水道で確実に凍りそうな場合は、水を少しだけ出しっぱなしにするのが効果的です。

流水によって凍結を防止することができます。

なので寝る前にわざと水を出したままにしておき、水が常に流れている状態を作っておきます。

 

水の勢いがぽたぽた程度だと凍りやすいので、ちょろちょろくらいは出し続ける必要があります。

水道代が心配になりますが、ちょろちょろ出しておくだけなら一晩で数十円で済みます。

凍結による破損の可能性を考えると我慢できる金額ではないでしょうか。

 

水道管の水を抜く

 

凍結防止策で確実なのは水道管の中の水を全て抜いてしまうことです。

中に水がなければ凍ることもありません。

 

凍結が日常茶飯事の寒冷地では、簡単に水を抜くことができる水抜き栓が設置されています。

水抜き栓がない地域の水道でも、大元の止水栓をしめてから各水道の蛇口から水を抜くことができます。

ただ凍結の可能性と手間を考えると、水を抜くのは水抜き栓があるお宅だけでいいと思います。

 

凍結防止帯を設置

積極的な対策グッズに凍結防止帯があります。

水道管に巻きつけた帯に電気の熱が通ることで凍結を防ぎます。

このグッズのいいところは、3℃以下になると自動でスタートして10℃まで上がると停止するところ。

気温を細かくチェックしなくていいのはありがたいですよね。

当然ですが、コンセントが必要なので庭の水道には使いづらいかもしれません。

 

まとめ

★水道が凍ったら

・ぬるま湯をかける
・使い捨てカイロ
・ドライヤー
・室温でとかす
・自然解凍を待つ

※熱湯・蛇口全開はNG!

 

★水道の凍結防止
・タオルを巻く
・水出しっぱなし
・水を抜く
・凍結防止帯をつける

 

水道の凍結対策についてまとめました。

ごくまれに凍ってしまう地域ならともかく、たびたび凍結が続くようならそれだけで水道破損のリスクが高まります。

できるだけ事前の対策で凍結を防止するようにしましょう。