※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

忘年会で気をつけたい新人マナー12選!怒られた実例から紹介

入社した会社で初めての忘年会となると緊張しますよね。

私も宴席にまったく慣れていなかったので、何も知らずに最初は困りました。

先輩たちに(やんわりと)怒られたことも何度か。

そんな中で学んだ新人が気を付けるべき忘年会のマナーを紹介します。

席は下座にすわる

新人は宴席では下座にすわるようにしましょう。

下座とは一番入り口に近い席のことをいいます。

入り口近くにすわると、新人がやるであろう店員さんとのやり取りもスムーズにこなせます。

トイレにいく時に気を使わずにすむのも大きいですね。

 

反対に部屋の奥、和室なら床の間に近い席が上座になります。

目上の人がすわる席ですね。

そこに陣取るのはさすがに常識を疑われてしまいます。

注意してくださいね。

 

最初の1杯は注文をあわせる

 

最初の1杯はなるべく飲み物の注文をみんなに合わせます

たいていはビール、お酒が飲めない人はウーロン茶あたりでしょうか。

 

忘年会は乾杯をしないと始まりません。

ややこしいカクテルなどを頼むと、飲み物が揃うまでに時間がかかってしまいます。

スタートはスピード重視で。

好みのドリンクは2杯めから注文しましょう。

 

乾杯のマナー

乾杯のときにはグラスの高さを上司より低くしましょう

上からグラスを合わせるのは失礼に当たります。

今どき気にする人は少ないかもしれませんが、手間のかかることでもないので知っておいて損はありません。

当たり前ですが、乾杯前に料理やお酒に口をつけてはいけませんよ。

 

お酌のマナー

お酌のマナーが一番難しいんですよね。

相手や場の雰囲気によりケースバイケースなので。

ここでは一般的なお酌の注意点を紹介します。

 

お酌の仕方

ビールを注ぐときには、瓶のラベルが隠れないように手で持ってもう片方の手も添えます。

片手で注いだり、瓶を持つ手のひらが上を向くような注ぎ方はしてはいけません

グラスを満たせないくらい残り少ない瓶でお酌するのも避けたほうがいいですね。

 

日本酒のお銚子も両手で持ちます。

持ちやすいからと注ぎ口を持ってはいけません。

盃はいっぱいにせず八分目くらい注ぐこと。

置いた盃に注ぐのは失礼です。

必ず手で持ってもらいましょう。

 

注いでもらったら口をつける

反対にお酒を注いでもらうときにもグラスは両手で持ちます。

注いでもらったら必ず口をつけましょう。

飲めない人は口をつけるだけでも構いません。

 

ちなみに自分のグラスを箸置きにするのは「酒を注がないで」という意味になるのでしてはいけません。

そもそも飲める飲めない以前に行儀が良くないですからね。

 

お酌のタイミング

お酌をするベストなタイミングは相手の座っている場所にもよりますね。

同じテーブルならグラスが空きそうなところを見計らってするのがいいでしょう。

離れて座っている上司のところには、会がスタートして周りとの談笑が落ち着いた頃がベストです。

 

私(女性)の場合は、ちょこちょこ何度も行かずに一度だけ注いでまわります。

最初の1杯だけお酌させていただきます」という感じですね。

男性だとこの辺の距離感は微妙に違うかもしれません。

 

お酌0と1杯ではやっぱり印象が違います。

一度お酌をしておけば、あいつは酒を注ぎに来なかったなんて言われることもありませんからね。

前半にお酌しておいたほうが断られにくいというメリットもあります。(後半は手酌で飲む人もいるので)

 

自分のことは後回し

必要以上に気を張ることはありませんが、仲間内の飲み会とは違うのでどうしても自分のことは後回しになります。

 

お店に入るときや上着をハンガーにかけるとき。

おしぼりなどを配るときも料理を取り分けるときも、全て上司から先にします。

注文のために店員さんに声をかけるのも上司にさせるのはまずいですね。

 

お店を出るときも目上の人から。

ラストまで残って忘れ物がないか確認できればベストです。

 

無礼講とは

無礼講というのは堅苦しい雰囲気はやめようという意味です。

無礼なことを言ってもいいわけではありません。

人の悪口や仕事への愚痴など場の空気を悪くする話題は絶対にしてはいけません。

 

また、プライベートに立ち入ったことや下品な話もしないほうがいいですよね。

個人的には、お金・政治・宗教・野球の話題も自分からはしないようにしています。

どこに発火点があるかわからないので。

 

無理に飲まない

お酒が弱いなら無理に飲む必要はありません。

飲めないことを素直に話して断ります。

雰囲気を壊さないように、注がれたお酒は口だけつけるフリをしておきましょう。

 

その場の流れでなんとなく飲んでしまうとしんどいのは自分です。

無理して酔いつぶれるほうがマナー違反だと思いますよ。

 

笑顔を絶やさない

忘年会に限らず宴席で一番きらわれるのが、ムスッとつまらなそうにしていることです。

下を向いてスマホばかりいじっていたりするのも印象最悪です。

逆に言うと、ニコニコしていればお酌がヘタで気が利かなくてもなんとかなります。

基本、忘年会ではみんな機嫌がいいので。

 

私も愛想がいい方ではないので苦労しました。

自分では普通の表情でもつまらなそうに見えてしまうんですよね。

 

遅刻厳禁

何事も遅刻はいけません。

忘年会そのものは、仕事の後に行われるので遅れるケースが少ないかもしれません。

ただ、翌日の仕事は遅刻厳禁ですよ。

 

月曜日に休む人が軽蔑されてしまうように、忘年会の翌日に遅刻するとだらしない人間の烙印を押されてしまいがちです。

 

ミニスカートはNG

私服での忘年会もありますが、ミニスカートで行くのだけはやめたほうがいいです。

お座敷での宴会が多いですからね。

わざわざスーツを着ていくこともありませんが、派手な格好は避けたほうが無難です。

膝丈のワンピくらいがいいのでは?

 

まとめ

忘年会でのマナーをまとめてみました。

こうして並べると大変そうですが、できる範囲で気を使えばいいと思います。

社風によってもベストな立ちふるまいは違います。

ちょっとずつ先輩から学ぶようにしてみてください。