飲み会のお誘いを断りたいときってありますよね。
困るのが、とくに用事はないけど今回はちょっとパスしたいな、くらいの時。
下手な理由で断ると関係が悪くなりそう…。
そんな気持ちではっきり言えずに、なんとなく参加したりあやふやに欠席したりすることでかえって印象が悪くなってしまいます。
そこで今回は、上手な言い訳と伝え方で悪い印象を与えずに飲み会をお断りするコツを解説します。
LINEでのお断りで気をつけるポイントについてもお伝えしますね。
好印象のお断りポイントは2つだけ
あなたが誘った側だとしましょう。
どんな感じで断られたら頭に来ることなく納得できるでしょうか。
おそらく、うれしさと残念さのある断り文句なら「しようがない」と思えるのでは?
・うれしさ:「来てね」と声をかけてもらえたことに対して
・残念さ:理由があって行けないことに対して
つまり、「それじゃ来られなくてもしかたない、また誘うわ」と思ってもらうには、この2つを伝えればいいというわけです。
相手の立場になって物事を考えると、見えてくるものです。
どんな理由で断るの?
- 出張の予定が入っている。
- 仕事で締めの処理などが忙しく残業になる可能性が高い。
- 〇〇の予約を入れてあるので。
- 生理で体調が悪く迷惑をかけそうので。
- 家族の行事があるので。
- 主人の出張とかぶっていて夜遅くまで子供たちだけにしておけない。
私や友人が主に使う理由です。
やっぱり女性ならではの理由が多いですね。
仕事や体調、家族、とくに子供のことなど。
こういう理由は「それじゃ仕方ないね」と思ってもらいやすいです。
何かの予約を理由にするときは、「はずせないもの」ということが重要です。
美容院いく・ジムにいく、だとちょっと弱め。
「今日じゃなくていいじゃない」と言われそうです。
私が使った理由は「習い事の日とかぶっているので」です。
前もって習い事をしていることを話題にしていたので、断りの口実にしたことが数回あります。
他人に日程が把握されづらく、他の日にずらせないと言っても不思議がないので使いやすい言い訳です。
あと王道なのは他人と会う約束があるという理由です。
通院が理由でもこの日時じゃないとドクターがいないケースも多いので不自然じゃありません。
また女性が幹事なら、生理を理由に飲み会を断っても大丈夫でしょう。
実際に生理時期にアルコールを口にすると、酔いが早く回ったり気分が悪くなるタイプの人もいますから。
一時的な通院や体調不良を理由にするのはいいです。
でも本格的に「医者に酒を止められている」という理由は簡単に使わないほうがいいでしょう。
ドクターストップはそう簡単に解消できません。
今後誘われることはなくなってしまいます。
日常の飲みの席だけならともかく、会社関係の宴席はすべてお酒を口にしづらくなります。
新年会でがばがば飲んでいたら嘘がモロバレですからね。
あとで身動き取れなくなるような長期的な嘘はやめておきましょう。
LINEで断るときに気を付けたいこと
今はLINEがコミュニケーションツールでよく使われています。
メール派の人やFacebookのMessengerを使うという人もいますね。
こういう画面で見る文字主体のツールは、こちらが送った感情がそのまま相手に伝わるとは限りません。
しかも誘いを断るわけですから、言葉足らずが思いの外冷たい印象に映ってしまいます。
そんなつもりじゃなかったのに…と後からトラブルになってしまうことも多いです。
- 送る前にしっかり見直して誤字脱字のないようにする。
- 冒頭は「ごめんなさい」など謝罪の言葉から。言い訳はその後で。
- 気心知れた相手なら、絵文字などを使って柔らかい空気を。
- 年上の人や上司が相手なら、絵文字などは使わず真面目な雰囲気で。
- 最後に「自分がいなくても飲み会を楽しんでください」という気持ちを伝える。
- スタンプだけで済ますのはダメ。きちんと文章も添える。
私はこんなところに気を付けています。
いつものLINEは短文のみのやり取りですが、お断りの時は1文多めに付けるくらいの感覚です。
文章で一例を挙げてみますね。
ごめん!
せっかく誘ってもらったんだけど、その日は習い事の予定が入っているの。
今回は申し訳ないけど、不参加でお願いします。
次は行けたらいいな。また声かけてね。
みんなで盛り上がってる様子、後で教えてくれると嬉しい!
まとめ
気心の知れた友達同士なら「ごめん、今日無理」で済むんですけどね。
大きめの飲み会やイベントへを断るときは、幹事さんの気持ちを考えてしまいます。
まとめるのも楽じゃないので…。
今どき飲みを断ったくらいで会社での立場が悪くなることも少ないでしょうが、動いているのは人間です。
相手の立場も考えた断り方で上手にパスしてくださいね。