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寒中見舞いを出せるのはいつからいつまで?喪中の人へもOK?

喪中のお知らせをいただいたら年賀状を送ることはできません。

でも寒中見舞いは送っていいのか迷いますよね。

そもそも寒中見舞いをいつ送るのがふさわしいのかもよくわかりません。

意外に知らない寒中見舞いの基本的なルールをまとめました。

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寒中見舞いを出していい時期は?

寒中見舞いとは、寒さが厳しくなった頃に出す挨拶状です。

じゃあ「寒くなったなぁ」と肌感覚で出せばいいのかというと、そういうわけではありません。

 

暦の「小寒」と「大寒」の間を寒中と呼びます。

なので、大寒の終わりまでに届くように送るのが寒中見舞いの決まりとなっています。

具体的な日付でいうと「小寒」は1月5日ごろ、「大寒」は1月20日ごろから立春までです。

 

と言っても1月5日ではまだ年賀状の時期なので寒中見舞いにはちょっと早いですね。

現実的には松の内があけてから節分ごろまでと覚えておくのがいいでしょう。

この時期を過ぎると寒中見舞いではなく余寒見舞いになります。

 

喪中の相手に送ってもいいの?

気になる喪中の相手に寒中見舞いを送ってもいいかどうかですが、これはOKです

自分が喪中の場合でも大丈夫です。

 

・喪中はがきをいただいた方へ年賀状の代わりとして。

・喪中と知らずに年賀状を出してしまったお詫びに。

 

・自分が喪中で年賀状が出せないので新しい年のご挨拶として。

・喪中はがきを出していない方からの年賀状へのお返事として。

・年賀状を出しそびれてしまったときに。

・自分が年賀状を出さなかったのに、年賀状をくださった方へ。

 

具体的にはこのようなケースで寒中見舞いを出すことが多いですね。

なので、年内に喪中はがきをもらった親しい相手には、年賀状ではなく寒中見舞いの用意をしておけばいいわけです。

 

寒中はがきの形式は?

 

★はがき

寒中見舞いに年賀はがきを使うのはマナー違反です

郵便局などで買える普通のはがき、もしくはあらかじめデザインされた寒中見舞い用のはがきを使います。

はがきではなく便せんにしたためて封筒に入れて送ってもOKです。

 

 

★デザイン

専用ハガキを買わずに自分で印刷したいのであれば、冬を連想させるイラストを入れましょう。

暑中見舞いは夏のものが描かれていますよね。その冬バージョンだと考えれば思い浮かべやすいかもしれません。

雪ウサギや椿、こたつなどがよくある例です。

 

1つ気をつけたいのは、年賀状用のイラストは使ってはいけないということです。

干支や門松などお正月を連想させてしまう絵柄は入れないようにしてくださいね。

イラストだけでなく年賀や賀正などの言葉も使ってはいけません。

 

ネットには無料ではがきデザインをダウンロードできるページがたくさんあります。

ひとつご紹介しますが他にもたくさんあるのでお気に入りを探してみてはいかがでしょう。

 

寒中見舞いに最適な絵葉書の無料テンプレート|さきちん絵葉書
寒中見舞いの挨拶やお返し・お礼などに最適な絵葉書のテンプレートがすべて無料。高解像度JPGとWord形式でダウンロードすることができます。商用・加工もOK。

 

 

 

★寒中見舞い用の切手はある?

寒中見舞いに特に専用の切手はありません。

普通のデザインの物でもいいですし、記念切手などを使っても大丈夫です。

喪中でも普通のはがきと切手を使います。

最近は季節に合わせたデザインの切手も多く販売されています。

あえて選ぶなら冬にちなんだ種類のものが良さそうです。

 

 

★どんな文面?

年賀状ならまず「明けましておめでとうございます」と書きますよね。

寒中見舞いの場合には「寒中お見舞い申し上げます」と書き出します。

 

自分が年賀状を出さなかった相手に返事として寒中見舞いを出すのであれば、次のようなニュアンスの一文を付け加えます。

 

「ご丁寧な年賀状をいただきありがとうございました

ご挨拶が遅れ申し訳ございません」

 

句読点を使わないようにするのがマナーとされています。

忘れやすいので気をつけてくださいね。

 

喪中の相手に出す場合はこうなります。

 

「服喪中でいらっしゃるので年始の挨拶を控えさせていただきました」

 

このままでもいいですし、ちょっと文体がかたい感じがするということであれば、自分に合った言い回しに置き換えるようにしてくださいね。

お友達だったらあえて喪中のことには触れないのもありですよ。

 

具体的な文例がのっているページを紹介します。

構成だけ参考にしてあまりかたい文章にならないように気をつけてくださいね。

 

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まとめ

知っているようでよく知らない、寒中見舞いのルールはいかがでしたでしょうか。

なんとなくはがきのイメージがありましたが、封書でもよかったんですね。

お正月を過ぎた頃に投函することになります。

新年の忙しさの中で出し忘れることのないように、きちんと準備をしておきたいものです。