せっかくのイケメンや美女も、鼻からちょんと毛が出ていると台無しです。
ただ鼻毛のお手入れも、ただ闇雲にやっては危険なんです。
安全で正しい鼻毛のお手入れの方法を紹介します。
鼻毛の役割・切りすぎや抜くのは危険?
そもそも鼻毛に限らず人間の体にはなぜ毛が生えているのでしょう?
体毛の持つ役割は以下のようなものがあります。
- 皮膚を守る
- 触角として機能する
- 体温を維持する
■鼻毛は体の防御壁
では、鼻毛にはどんな役割があるのでしょうか。
鼻毛には、鼻呼吸する時に空気中の埃やウイルスが体に入るのを防いでくれるフィルターのような役割があります。
対して口にはフィルター役がいないので、吸い込んだウイルスはそのまま体に入ってしまい、体調を崩す原因になります。
口呼吸に頼らず鼻呼吸を身に付けることは健康のコツでもあるのです。
鼻毛はその健康維持の欠かせない存在となっています。
あまりにたくさん抜いてしまったり、短くしてしまうと大切なフィルター役が果たせず、体にも影響してしまうんですよ。
抜きすぎ・切りすぎは厳禁です。
■鼻毛処理の危険性
実は、うかつな鼻毛処理にはもう一つ大きなリスクがあります。
専用ハサミを使わずに普通のハサミで鼻毛を切ろうとしたり、鼻毛を無理に引き抜いたりすると、鼻の粘膜を傷つけてしまうのは珍しくありません。
実際私も鼻の中が腫れてしまったことがあります。
傷から雑菌が入って化膿してしまうんですね。
鼻まわりには脳につながる血管が多いので、この菌が頭に回ってしまう可能性があるのです。
こうなれば鼻がちょっと腫れるくらいではすまない大惨事になってしまいます。
最近流行りの鼻毛脱毛などは、とくにリスキーなのでやってはいけません。
安全なお手入れ方法と道具
1日に1回も鏡を見ないという人はいないと思います。
そのときに必ず鼻をチェックして、毛が出ていたら処理をする程度で大丈夫です。
出ている毛をそのまま抜くのはよくありません。
面倒でも「切る」という方法を選びましょう。
ポイントは奥の方から切りすぎないこと。
あくまで出ている部分がカットできていればいいので、フィルターの役目を果たせないほど短くしないように注意してくださいね。
次に、切るために使いたいアイテムをご紹介します。
鼻毛カットはさみ
鼻毛のお手入れ用ハサミなら100円ショップでも買えます。
ただしつこいようですが、鼻の粘膜はとても繊細なのであまり出来の悪いハサミでは心配です。
傷つけないように刃先が丸いのはもちろん、衛生的にもキャップ付きのものを選びたいですね。
鼻毛カッター
電動式の鼻毛カッターをお探しでしたら、こちらはいかがでしょうか?
刃の部分は水洗いできますしお掃除用のブラシも付いています。
この手のシェーバーを使ってみるとわかりますが、思ったよりもカットされません。
使う前は、坊主頭のように短くなるんじゃないかと期待してしまうんですよね。
でも、そんなに切れすぎては良くないのでこれでいいのです。
決して無理に鼻に押し付けたりしないでくださいね。
まとめ
今回ご紹介したはさみやカッターを携帯しておけば、外出先で鼻毛が出ているのを見つけてもすぐ処理できて安心ですよ。
ただし、鼻毛の存在理由は忘れずに。切り過ぎには注意してくださいね。