乾燥肌だと、お化粧をしても乾燥のせいで粉をふいたような状態になってしまうことが多いですよね。
普通肌の人でも冬場は肌の乾燥が気になるもの。
しかし、高級なコスメを使わなくても一工夫で乾燥は抑えられます。
粉ふき状態にならないメイク方法ををぜひ試してみてください。
乾燥対策に必要なのは水分+蓋
化粧水をたっぷりスキンケアに使っても乾燥を防げない…なんて悩んでいませんか?
実はその方法は半分間違いです。
乾燥対策で化粧水を使うだけなのは、野外で加湿器をフル稼働させるようなもの。
湯気は蒸発していくだけですよね。
肌も水分が逃げないよう蓋をする必要があります。
お風呂上りまたはメイクをする前には、化粧水をつけた後に必ずクリームで蓋をしましょう。
ベビーワセリンを使う人もいますね。
油分を使って肌に水分を閉じ込めてあげてください。
もちろん化粧品を選ぶときには保湿機能を重視することが大切です。
下地をきちんと作ることが大切
さて、ではメイク方法を紹介しましょう。
お化粧は、ただ塗ればいいというものではありません。
乾燥が気になるのだったら余計に、きちんと順序を踏んでくださいね。
化粧水クリームと進んだら、ここで初めて化粧下地が登場します。
ちなみに下地は化粧のノリを良くするために使うのであって、保湿のためではありません。
しっかりと保湿を済ませてから下地を塗ってください。
その後、数分間はそのままにして肌に下地を馴染ませます。
最後にティッシュで塗った部分を軽く押さえます。
こうすることで余分な油分が取れるので、ファンデーションのノリも違ってきます。
★さらに油分を足してもOK!
乾燥が特に気になる箇所がある場合には、クリームの後でそこに植物性のオイルを薄く延ばして油分をプラスするといいですよ。
下地はその上から塗れば大丈夫です。
ファンデーションはリキッドを薄く
粉ふきが目立ってしまう肌には粉のタイプのファンデーションを重ねない方が無難です。
下地をきちんと塗った後にリキッドタイプ、もしくはクリームタイプのファンデーションを使いましょう。
美容液配合のものだとさらにベストですね。
ただし、乾燥を気にするあまり何度も塗り重ねて厚塗りにならないよう注意してください。
厚塗りするとかえってよれやすくなります。
塗り方にもコツがあります。
スポンジやパフなどを使いますが、伸ばすのではなくぽんぽんと叩くように塗っていってください。
このほうが肌にしっかり定着するので化粧崩れも防げます。
日中はミストで水分補給
メイクをして過ごしている間にも、肌の乾燥は進んでいきます。
肌の乾きを感じたら、顔にミストを吹きかけて水分を足してあげましょう。
ミストの後はティッシュで顔を押さえておくと、しっかりなじみます。
余裕があれば、少量の乳液を手に伸ばしてミストした上から覆うように抑えるとより保湿効果が高まります。
メイクオフも手を抜かない
メイクがのった状態はどうしても肌に負担をかけてしまいます。
家に帰ったらできるだけ早く化粧を落としましょう。
メイク落としにオイルクレンジングを使うと肌に必要な皮脂まで落ちてしまう可能性があります。
落ちにくいポイントメイク以外は、マイルドなミルククレンジングやクリームクレンジングを使うことをおススメします。
メイクやクレンジングの落とし残しがないようにすすぎを丁寧にするのも大切です。
その後で、最初に説明したように保湿をしっかりとしてください。
お湯での洗顔は避けましょう
お湯での洗顔は皮脂を流してしまいます。
かといって寒い時期に水を使うのはつらいですよね。
冷水では汚れ落ちも今ひとつです。
洗顔は人肌くらいのぬるま湯で行いましょう。
まとめ
- クリームで保湿の蓋を。
- 粉ふきを防ぐのはていねいな下地が肝心。
- ファンデはリキッドかクリームタイプ。
- ぽんぽん叩いて薄塗り。
- 帰宅後は即マイルドクレンジングで落とす。
- 洗顔の温度は人肌。
朝の忙しい時間の中だとつい手を抜きがちですが、粉ふきを防ぐための手順はきちんと踏んでくださいね。
ちょっと手間も必要ですがキレイな自分を目指して頑張りましょう。