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赤い羽根募金の目安っていくら?あの羽根いつまでつければいい?

「赤い羽根共同募金へのご協力、お願いします!」

秋になると駅前でこんな呼びかけを耳にしますよね。

おなじみの赤い羽根募金ですが知っているようで知らないことが結構あります。

あの募金箱っていくらくらい入れるもの?

付けてもらった羽根はいつ外せばいいの?

そもそもなぜ赤いの?

今回は赤い羽根共同募金の疑問について解説します。

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赤い羽根の募金はいくらすればいい?

街頭で募金しようと思っても、いくら入れるべきかわからず躊躇してしまう人もいるのではないでしょうか?

でもこれ本当にいくらでもいいです。

 

小学生の頃、街頭に立って募金活動をしたことがあります。

学校活動の一環だったかな。

募金箱を持つ子・旗を持つ子・羽根をつける子みたいに分担して。

やっていて思ったのは、無視が一番しんどいということです。

金額関係なく反応してくれるのが素直にうれしかったのを覚えています。

誰も立ち止まらないと心が折れそうになるんですよね。

 

50円100円が多かったですが10円や1円の人もいましたよ。

ごくまれに千円札を入れてくれる人がいるとどよめきましたが、子供ってそんなもんですよね。

逆に金額が低いからがっかりするようなことはありませんでした。

なのでせっかくなら、勇気を出して募金してみてくださいね。

 

学校の赤い羽根募金は?

もう一つ金額に迷うケースに学校で集める募金があります。

昔は金額が決められていた事もありましたが、強制っぽくなっちゃうので今は各自お任せが多くなりました。

先生が集める形を取らずに、校門前で募金箱に入れてもらう学校もあるみたいですね。

 

寄付なのでいくらでも構いませんが、子供時代を思い返すと50円か100円がほとんどでした。

札を持ってくる子はいなかったし1円もさすがにいなかった気がします。

小学生は財布を持っていないので、お金は名札ケースに入れていたんですよね。

なので、10円玉を何枚みたいな持たせ方はさせにくかったのかなと。

ジャラジャラさせていると落としやすいですからね。

やはり今でも1枚ですむ50円100円が無難ではないでしょうか?

 

赤い羽根には針がついているイメージがありますが、学校で配られるのはシール付きバージョンでした。

子供たちは名札ケースからお金を出してもらった羽根を名札に付けていました。

服に付けると洗濯で翌日には取れちゃいますからね。

羽根の付け方にも子供なりにこだわりがあって、正面付け・裏貼り・ケースの中入れなどいろいろ工夫していました。

寄付の意味なんか考えたこともなく、いかに格好良く貼るかばかり気にしていました。

 

羽根はいつまで付けているの?

赤い羽根で疑問に思うのが「この羽根いつまで付けていればいいんだろう?」ということですよね。

募金活動で街頭に立っていた時のことを考えると、何度も募金してもらうのは申し訳ないので期間中は付けていてほしいなというのが本音です。

 

赤い羽根共同募金は10月1日から3月31日までの6ヶ月間行われます。

年末までの『歳末たすけあい募金』の印象が強いですが年が明けても続いています。

この期間中つけておけば間違いありませんがさすがに長過ぎますね。

羽根もそこまで長持ちしないでしょう。

 

実際のところは、地域の募金活動時期は集中しているのでここまで長く付けておく必要もありません。

1~2週間もつけておけば地元の募金シーズンは終わっていたりもします。

 

子供の頃に名札につけていた羽根も、一ヶ月くらいで自然に取れちゃった記憶があります。

遊んでいるうちにファーっと飛んでっちゃうんですよね。

ただケースの中に入れる派はめちゃめちゃ長持ちで、翌年の募金時期まで残っている子もいました。

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どうして赤い羽根なの?

世界的に赤い羽根には「勇気」と「良い行い」のシンボルマークという意味があります。

頭に羽飾りをつけていたアメリカの原住民やイギリスのロビンフッドの飾りが由来となっています。

 

たしかにディズニーのロビンフッドは赤い羽根を頭につけていますね。

原住民の羽飾りも映画でよく見ます。その中でも赤い羽根をつけられるのは勇気ある良い行いをした人だそうです。

大げさに言えば、勇者のしるしといったところですね。

 

募金は何に使っているの?

赤い羽根共同募金は1947(昭和22)年から開始されました。

当初は戦後の復興を目的としていました。

現在では高齢者・障害者・児童の生活を支援する活動に使われています。

基本的に募金は全て集まった地元で使われるんです。

例外として、大きな災害が起きた時には被災地で活用されることもあります。

 

「○○県 赤い羽根」で検索すると都道府県ごとの募金団体が出てきます。

地元の募金がいくら集まったか、どのように使われたかがわかりますよ。

 

赤い羽根がもらえるのは日本と南アフリカだけ

共同募金というシステムは1913年にアメリカで作られました。

元となったアメリカや日本の他にも、カナダ、オーストラリアなど地球上で40の国や地域に広がっています。

しかし募金者に羽根を配るスタイルは現在ほとんどなくなっています。

今も赤い羽根を採用しているのは日本と南アフリカだけなんです。

 

赤い羽根の材料って何?

赤い羽根は人工物ではなく、中国から輸入された鶏の羽根を使用しています。

食肉用に処理する時に羽根は大量に出ますからね。

それを活用していると。

仕入れた羽根は国内で赤く染められます。

赤い鳥からムシっているわけではないですよ。

 

リアル羽根なので大きさも形も一つ一つ違います。

結構当たり外れがありますよ。

子供の頃は大きくて毛並みがいいやつをみんな欲しがっていました。

 

募金箱以外でも募金は可能

街頭募金や自治会で集めるイメージが強い赤い羽根募金ですが、他にも募金方法はいくつかあります。

 

  • クレジットカードやウェブマネーでの寄付。
  • 「赤い羽根クレジットカード」を使って買い物(利用額の0.3~0.5%が寄付される)。
  • ソフトバンクの携帯料金と決済できる「つながる募金」を使う。
  • ポイントサイト「ネットマイル」で貯めたポイントを使って寄付。
  • 赤い羽根仕様の自販機で飲み物を購入。
  • スマートフォンのアプリを使う(公式アプリはAndroidのみ)。
  • 寄付金付きの商品を購入する。

もちろん金融機関から直接寄付することもできます。

正式な寄付なので税金控除もちゃんとありますよ。

 

にしても、思った以上に近代化されているのに驚かされました。

メインキャラに初音ミクを据えたりバンドリとコラボしたりと結構アクティブなんですよね、赤い羽根も。

 

赤以外の羽募金

羽の色が赤ではない募金も存在します。

赤に次いでなじみがあるのは「緑の羽根共同募金」ではないでしょうか?

私も緑の羽根はつけた記憶があります。

春と秋の年2回実施されることが多く、集まったお金は自然を守る活動(森林整備など)に使われます。

私は赤と緑しか知りませんでしたが、調べると他の色もありましたよ。

  • 黄色:日本黄色い羽根協会が腎臓移植の支援として実施。
  • 青:日本水難救済会が海難事故の防止活動の支援として実施。
  • 水色:通称「海のはね募金」。漁船海難遺児育英会が水難遺児の支援として実施。
  • 白:日本赤十字社が青少年赤十字の活動の支援として実施。

現在は行われていませんが、炭鉱事故にあった家族を支援するための「たんこう募金」では黒い羽根が使われていたそうです。

これだけあると、もし全色をつけていたら奇抜なファッションにしか見えないですね。

 

まとめ

なんだか赤い羽根を推奨しているような内容になりましたが、深い意味はないです。

今は募金の方法も多様化して、街頭の呼びかけや学校募金は少なくなっています。

災害が起きてもすぐに基金が立ち上がりますから。

赤い羽根にこだわらず自分のやりやすい形で協力できればいいですよね。

ただ羽根を付けている人を「いい格好しい」みたいに言うのはちょっと悲しい気がします。

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