お子さんがあちこちにペタペタ貼っていたシール。
剥がそうとしたら跡だけ残ってしまった!
シールが糊だけ残ると本当に取りづらいんですよね。
今回は、そんなシールのはがし跡を取れるアイテムを集めました。
ぜひあなたのお家にあるもので試してみてください。
マイルドなものから強力なものへと順に紹介していきますね。
※強力なものほど変色・変形のリスクがあるのでご注意ください。
セロテープ
まず基本技として覚えておきたいのがセロテープです。
セロテープの粘着面を糊跡にぺたぺたして取り除いていきます。
縦に軽く叩くように繰り返し当てるのがコツです。
ちょっとずつ糊が減っていきます。
糊が固くなっている時はドライヤーで温めると取りやすくなります。(※熱での変形に注意)
セロテープの絶妙に弱い粘着力が糊を取るのにちょうどいいんです。
丁寧にやれば本の表紙についた糊跡でも取れます。
他の方法ではがした後の仕上げにも使えるので便利です。
消しゴム
もう一つの基本技が消しゴムで擦り落とす方法です。
力技のようですが、石油でできたプラスチック消しゴムと糊がくっつきやすいという原理を利用した科学の技。
これもドライヤーと組み合わせると効果アップです。
お酢
酸性のお酢にもシールの糊を溶かす力があります。
口にするものなので刺激は弱めで、はがす部分にダメージが少ないのも特徴です。
家具などにも使いやすいですね。
ただし錆びやすくなるので金属には使わないほうがいいです。
★お酢のシールはがし
- ペーパーや布にお酢を含ませてシートを作る。
- べたつき部分にシートを貼る。
- 5分ほど放置(ベタつき具合で要調整)。
- シートをはがして柔らかくなった糊を取る。
- 酢の残りを水拭きする。
中性洗剤を使う
もう1つ、台所にあるもので使えるのが皿洗い用の中性洗剤です。
洗剤も比較的マイルドな効果。
こちらは中性なので金属でも問題なく使用できます。
お酢と同じようにシートに浸して使います。
放置時間はお酢より長めにしたほうがはがれやすいかもしれません。
ハンドクリーム
水仕事から肌を守るためのハンドクリームも使えます。
クリームの油分が糊を柔らかくしてくれるんです。
使い方はシール跡に直接塗って馴染ませるだけ。
柔らかくなった糊を取り除いてクリームを拭き取って完了です。
シート無しでできるので簡単ですが、他と比べるとコスパはよくありません。
ジッポオイル
ジッポオイルやベンジンなどの油も利用できます。
クリームと違って流れてしまうので、コットンや布でシートにして使います。
シールはがし液
シールはがし専用の薬品があればそれを使うのが一番です。
糊跡だけでもよく溶けますよ。
文房具だと値段高いですが100円ショップでも買うことが出来ます。
100均でも効きは悪くありませんよ。
除光液を使う
除光液にもシール糊を溶かす力があります。
かなり強力なので放置はしなくて大丈夫です。
コットンに除光液を含ませてシール跡を直接拭くだけで落とせます。
ガラスについたシール跡を落とすならおすすめです。
プラスチックには変質する可能性大なので使わないでくださいね。
エタノール(ウェットティッシュ)
もう一つ強力なシールはがしにエタノールがあります。
薬局で買える消毒用エタノールや無水エタノールですね。
除光液と同じようにコットンに湿らせて使います。
エタノールもペロッと糊をはがせますが、プラスチックを溶かすのでCDケースなどには使えません。
ニスが塗ってある家具にも使わないほうがいいですね。
ガラスやお皿についたシールに使えます。
じつはウェットティッシュにもエタノール(アルコール)成分が含まれています。
これもシールはがしに使えるんです。
濃度が薄いので効果はマイルドです。
はがれ具合はエタノールより弱いですが場所を選ばず使いやすいですよ。
まとめ
★シールはがしに使える物
- セロテープ
- 消しゴム
- お酢
- ハンドクリーム
- シールはがし液
- 除光液
- エタノール
シールはがしに使えるものを集めてみました。
意外に家にあるものでもなんとかなりそうですよね。
ぜひお試しください。