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マナーをおさえた習い事お月謝の渡し方!封筒の書き方もこれで完璧

昔に比べて減りましたが、今でも月謝を手渡しで払う習い事があります。

カルチャースクールだと事務局を通すことがほとんどですが、個人で教えている教室では先生に直接渡す方式もまだ残っています。

機会が少なくなっただけに「この渡し方でいいのかな…」と不安になることもありますよね。

そこで今回は、月謝を渡す時に知っておきたいマナーと封筒の書き方について解説します。

先生に失礼がないようにぜひ参考にしてくださいね。

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月謝の渡し方の注意点

まずは月謝の渡し方について説明します。

渡し方といってもその方法は習い事や教室によって異なります。

日本舞踊とヒップホップダンスの教室では距離感や雰囲気も違いますよね。

なのでここでは、最低限外してはいけない基本的なマナーについて解説します。

 

両手で丁寧に渡す

「お月謝です。今月もよろしくお願いします」

「先生。今月もありがとうございました」

 

こう言って、月謝袋は表を向けて両手で丁寧に渡します。

片手でホイと渡してはいけません。

これには2つの意味があります。

 

ひとつはお金を粗末に扱わないというマナーです。

習い事のというか人としてのマナーですよね。

極端な例ですが、お金を投げて支払うような人にロクな人間がいないのは想像がつくと思います。

 

もうひとつは先生への礼儀です。

お金を支払って教わっているとはいえ、お客として振る舞うのは習い事に関しては当てはまりません。

やはりそこには生徒として先生への尊敬や感謝の心が必要です。

その気持がないと教わったことも身につかないのではないでしょうか?

店で会計するのとは別物として考えるべきでしょう。

 

遅れない

月謝は決められた日に必ず持っていきます。

渡し方のマナーはいろいろありますがこれが一番大事と言い切っていいくらいです。

どれだけ丁寧に渡しても遅れては無意味です。

 

習い事の月謝は月の最初か前月の最終日に先払いで渡すよう決められていることが多いです。

これに遅れるのはとても失礼です。

また遅くなるほど自分もどんどん気まずくなっていきます。

 

持ってこない生徒がいたら、先生も言いづらいけど請求をしなくてはいけません。

月謝手渡しのシステムはある意味お互いの信頼関係の上に成り立っています。

信頼を裏切るような行動はしないように心がけましょう。

 

お釣りを出さない

月謝はお釣りを出さないようにピッタリの額を入れます。

何人もの生徒のお釣りを用意しておくのは大変です。

先生の側にその負担をさせるのはよくありません。

 

ちょうど支払えないということは月謝を準備してない証拠でもあります。

980円のような額ならお釣りが出ても仕方ないですが、月謝はほとんどが千円単位ですよね。

1万円札で出してお釣りを、というのはやはり怠慢です。

 

値引き交渉をしない

当たり前ですが月謝の値引きを打診してはいけません。

そんな人いるの?

と思われるかもしれませんが中にはいるんです。

ありがちなのが授業を休んだぶんを差し引いて支払おうとする人とか。

 

全然通えなくてもったいない気持ちなのはわかりますが、休んだのはあくまで自分都合です。

その間も先生はスタンバイしていますからね。

前もって月払いを契約した以上は行った日数に関係なく払います。

どうしても通えそうにない・支払えないという時は、前もって辞めるなりお休みさせてもらうなりの対策をしてください。

 

新札を準備

月謝にはできるだけ新札を用意します。

完全なピン札でなくてもいいので、なるべくきれいな紙幣を選びましょう。

人へ渡すのにきれいな札を用意するというのは基本的なマナーです。

お金ならシワクチャでもいいでしょという考えはヤバイです。

将来恥ずかしい思いをするかもしれませんよ。

 

また、新札ということは「このためにきちんと準備しておいた」という心持ちの表れにもなります。

※準備することが失礼にあたる弔事はあえて古いお札を使います。

 

お札の向き

お札は封筒の表に正面を向けて入れます。

封筒の入り口がお札の右側になりますね。

重ねたお札もすべて同じ向きになるように注意してください。

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月謝の封筒の書き方

月謝を入れるのには専用の封筒を使いましょう。

毎月先生が受領印を押してくれるあの袋です。

ほとんどの場合は先生から「月謝はこの袋に入れてください」と袋を渡されると思います。

自分で用意するにしても、月謝用の封筒を購入するか専用テンプレートで印刷したほうが便利です。

100円ショップでも買えますよ。

 

  • 何の習い事の月謝か?
  • 金額はいくらか?
  • どの生徒の月謝か?
  • 何年何月ぶんの月謝か?
  • 間違いなく受け取ったか?

月謝袋には書かなくてはいけないことがいろいろあります。

使い捨てで無地の封筒を使うと、いちいち記入するのも大変です。

領収書を別に用意・不要な封筒が貯まるなど先生にも余計な負担をかけてしまいます。

毎月の領収書を保管するのも面倒ですよね。

 

 

★月謝専用封筒への記入方法

■教室名

一番上の欄には習い事の教室名が入ります。

教室名がなければ「〇〇先生」でもいいです。

月謝袋は手紙とは違うので、教室名に敬称はいりません

■月額

毎月の決まった月謝の金額を記入しておきます。

固定金額でなければ空欄でいいです。

■名前

「殿」の欄には生徒の名前が入ります。

「様」や「お名前」となっている月謝袋もあります。

自分の名前が敬称になりますが、わざわざ斜線で消す必要はありません。

■No.

出席番号やクラスなどの区分けが入ります。

先生が記入するので空欄でいいでしょう。

■時期

上の欄には年度(例:平成30年)を記入。

月別の欄には何月ぶんの月謝かはっきり明記しておきます。

隙間にその月に入れた金額を書いておくとトラブル防止になります。

「○月○日受領」のところは先生が書くので空欄でOK。

■受領印

先生が受け取りの判子を押す欄です。

未記入で大丈夫です。

■備考

基本は空欄で問題ありません。

個人レッスンなんかだと「いつもありがとうございます」のようなメッセージを書くのに使えます。

 

無地の封筒の表書きは?

単発のレッスン代や月謝以外の教材代など、月謝袋を使いにくい場面もあると思います。

そのようなときに使う封筒は白の無地のものがいいです。

茶色でもダメではありませんが、白のほうが丁寧な印象を与えます。

封筒の大きさはお札が折らずに入るサイズにします。

お金のやり取りに使う物ですので中身が透けない封筒が望ましいです。

 

  • 教室名(先生の名前)
  • 自分の氏名
  • 何のお金か(例:教材代・衣装代など)
  • 金額(例:¥10,000-)

 

表書きは縦だと書きづらいので横書きでいいと思います。

誰の何のお金なのかひと目で分かるように書いておきましょう。

 

無地の封筒でお金を渡す場合は必ず領収書を受け取ります。

領収書も受け取りの判子も無いのは非常にマズイです。

お金の受け渡しの証拠が残らないのはトラブルのもとになります。

貰いづらくても必ず何らかの受け取りは出してもらいましょう。

領収書を貰うことは礼儀に反しません。

 

まとめ

「今月もありがとうございました」

「来月もよろしくお願いします」

先生にはひとこと添えて教えてもらったお礼とともに月謝を渡しましょう。

月謝の「謝」は感謝の謝ですからね。

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