結婚式のご祝儀には新札を用意する必要があります。
うっかり準備し忘れてしまうと大変ですよね。
お祝いごとは土日が多いので、当日になると新札を入手する方法も限られてきます。
ここでは新札を準備する方法、さらに土日祝日でも用意できる方法について解説しますね。
銀行窓口
新札を手に入れる一番確実な場所が銀行窓口です。
ごくまれに新札を切らしている可能性はありますが、ほぼ間違いなく手に入れられます。
平日の昼間に動けるのであればここへ行くべき。
銀行は9時から15時まで窓口業務が行われています。
手続きは行内に置いてある両替の申請用紙を使います。
窓口に提出するときに「新札でお願いします」といえば、リクエストに応えてくれますよ。
銀行の口座さえあれば基本的に手数料は無料ですが、あまりに大量の両替時には料金が発生します。(金額ではなく枚数で規定)
そもそも一人で何枚もの新札両替は断られるかと思います。
十数枚程度なら問題ないでしょう。
手数料に関しては銀行ごとに異なりますので、ホームページでチェックするか行員に確認してください。
銀行の両替機
窓口より手軽に利用できるのが銀行内にある両替機です。
商売用に札を指定した細かいお金に崩してくれる機械ですが、一万円札を指定することもできます。
万札指定は細かいお金から大きいお札への逆両替、または一万円から一万円への新札両替に使います。
なので当然新札が優先して出てくる設定になっています。(絶対ではありませんが)
両替機の手数料は枚数と回数で決まっていますが、個人で新札に変えるだけなら問題なく無料でできます。
ただし、両替機使用にはその銀行のキャッシュカードが必要です。
★両替機で土日に新札は入手可能?
両替機はATMと違って完全に行内にあります。
なので、使用可能な時間は窓口と同じ平日の9時から15時まで。
残念ながら土日には使うことができません。
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行窓口でも新札への両替はできなくありません。
ただし、通常の銀行よりも新札の用意は少なめなのでタイミングが悪いと断られる可能性もあります。
確実に両替してもらうには前もって予約する必要がありそうです。
だとすると素直に他の銀行に行ったほうが良さそうですね。
近くにゆうちょしかない方専用と考えていいのではないでしょうか。
営業時間外の郵便業務専用窓口「ゆうゆう窓口」では両替を受け付けていません。
ここも土日の両替には使えないですね。
土日に新札を手に入れる方法
ここからは土日にできる新札への両替方法を紹介します。
これなら確実、という方法はないので試せそうなものからやってみてくださいね。
コンビニATMで引き落とし
ATMでお金をおろして新札を探すなら、コンビニにあるATMがおすすめです。
コンビニATMは銀行に設置してあるものより新札が入っている可能性が高いと言われています。
- お札の流通の関係上
- 機械詰まりしやすい旧札を避けてある
- 小型ATMなのでかさばらない新札を入れる
理由は諸説ありますが、確かに実感として新札がよく出てくるような気がします。
困ったときは試してみる価値はありそうです。
ただし、引き落としでも土日はATMの手数料がかかります。
★新札専用ATMがある銀行も
ごくまれに新札専用のATMが用意されている銀行があります。
入金はできないようになっていて中に新札だけ入れられています。
つまり引き落としすれば100%新札で出てくるわけです。
こういう銀行を近所にひとつ知っておくと心強いですよね。
お店で両替してもらう
一般の小売店できれいなお札と交換してもらうという方法もあります。
ですが、コンビニなどでは防犯上の理由で断られることがほとんどです。
一時期、ニセ札での両替詐欺事件が流行しましたからね。
気心の知れたお店なら応じてくれるかもしれませんが、万札をたくさん保有しているところは少ないでしょう。
可能性が高いのは大きな金額が動くデパートなど。
ご祝儀袋を買った人のために新札への両替をサービスでしてくれるところもあるそうです。
祝儀袋の用意がまだなら買い物ついでに尋ねてみてください。
結婚式場にお願いする
どうしても準備できずに当日になってしまったら、式場のスタッフにお願いしてみましょう。
さすが新札のニーズが最も高い空間だけあって、高確率で用意されています。
忘れる人がやっぱり多いんでしょうね。
欠点は、ここでダメだったら打つ手無しになってしまうことくらいでしょうか。
つまり最後の手段です。
まとめ
できれば必要な予定がわかったときにすぐ準備しておくのがいちばんです。
ただ、銀行の他にも新札を用意できるかもしれない場所があるということは覚えておくにこしたことがありません。
何かのときに役に立つはずですよ。
正直、受け取った側は新札かどうかなんてチェックしてないとは思いますけどね。