健康にいい牛乳ですが毎日飲んでいると空きパックがどんどん増えますよね。
この牛乳パックを何かに有効利用できたらいいなと思いませんか?
別に牛乳パックで工作をしようというのではなく、捨てる前に何かに使えないかな、と。
そこで今回は、牛乳パックの簡単な再利用方法を紹介します。
まな板代わりに
お肉やお魚を調理するとき、まな板にニオイが移ってしまうのが気になったりしませんか?
丈夫な牛乳パックは広げて使えばまな板代わりに使えます。
その上で生肉や生魚の下ごしらえを済ませれば、匂い・雑菌移りの心配がなくて便利ですよ。
生肉でまな板を使うと後の消毒に気を使うのが面倒なんですよね。
ウチでは牛乳パックまな板を使い始めてから、本物のまな板の出番が5分の1くらいになりました。
三角コーナー代わりに
液体が入っていた牛乳パックですから、当然水にも強いです。
なので、三角コーナーのようにシンク内のクズ入れにも使えます。
牛乳パックの底の方を15センチくらいでカットして、ゴミ箱のようにビニール袋を入れるだけ。
主に料理中に出る生ゴミを捨てています。
汚れてきたらすぐ捨てられるのが利点ですね。
フライ・天ぷらの油きりに
唐揚げ・とんかつ・エビフライ・天ぷら……揚げ物を作るときにも牛乳パックが大活躍します。
牛乳パックを広げてツルツルの表面をはがします。
すると、モサッとした手触りの厚紙になります。
この毛羽立った紙が油をよく吸収してくれるんです。
カラッと揚がった揚げ物を乗せて、キッチンペーパーのようにパックに余計な油を吸ってもらうのです。
牛乳パックのいいところは逆面にツルツル面が残っているところ。
キッチンペーパーだと染み出してしまう油も、下にもらさずしっかりキャッチしてくれます。
もちろん役目が終わったらそのまま捨てることができます。
油物を洗わずに済むのはとても助かりますね。
お鍋やフライパンの掃除道具に
しっかりとした硬さがあるのに紙の柔らかさも持ち合わせている、という牛乳パックならではの特徴を生かします。
お鍋やフライパンにこびりついてしまった汚れを落とすのにも役に立つんです。
カレーやシチュー、濃いソースを絡めた炒め物などのドロリとした汚れは洗うのに手こずりますよね。
スポンジでは汚れ落ちがイマイチですし、あまり硬いものでこすると鍋が傷だらけになってしまいます。
そこで、適度なサイズにカットした牛乳パックで汚れをこそげ落とします。
言ってみれば、鍋を傷つけないヘラとして使うわけですね。
冷蔵・冷凍用の保存パックに
香りの強いおかずや汁物、カレーなどはタッパーで保存すると容器に匂いがついてしまいます。
タッパーについた匂いってなかなか落ちないんですよね。
そこで牛乳パックを保存パックとして活用します。
保存したいものを入れたい深さ+そこにふたをする分の長さで考えてパックを切断します。
ふたの部分は切り開いて四隅に広げます。
保存するおかずをを入れて、四隅のふたを覆いかぶせるようにたたみましょう。
ふたをセロハンテープや輪ゴムで固定して冷蔵庫で保存します。
不要な油の処分に
不要になった油って捨てるのが大変ですよね?
油の処理に牛乳パックが一役買ってくれます。
口を開いた牛乳パックの中に、水で濡らした新聞紙を詰めます。
捨てる油をパック内の新聞紙に染み込ませます。
牛乳パックの口をガムテープでしっかり閉じれば燃えるゴミとしてそのまま出すことができますよ。
油メーカーも推奨している正式な処分方法です。
※油の捨て方は自治体の決まりに従ってくださいね。
まとめ
- まな板
- 三角コーナー
- 揚げ物の油きり
- 汚れ落としのヘラ
- 使い捨て保存パック
- 油処分に
ここで紹介したのはどれもシンプルな使いみちばかりです。
他にも植木鉢・小物入れ・椅子を作ったりする人もいますね。
私はズボラなのでそこまではしませんが…。
ぜひ頑丈な牛乳パックをうまく再利用してみてください。