あれ、どうしてこんなところが濡れてるんだろう。
上を見るとエアコンの吹き出し口から水がポタポタ…。
こんな時、業者を呼ぶべきか迷いますよね。
故障でないなら自力でなんとかしたいところです。
ここでは自分でできるエアコンのチェックと結露対策を紹介します。
ホースから排水の排水を確認
最初にドレンホースのチェックをしましょう。
ドレンホースというのはエアコンの中の水を外へ出すためについている排水管の名前です。
空気中の水分が冷気で冷やされると水滴になり、エアコン内に溜まっていきます。
この水を外に排出するためのホースですね。
ドレンホースは家の外にあります。
室外機の近くにあるじゃばら状のホースがそうです。
植物や植木鉢が邪魔してホースがふさがれていないか確認しましょう。
ホースがふさがると水がつまって、エアコン本体から水滴となってあふれてしまうことがあります。
障害物をよけて水が出ていけるような状態にしてください。
排水できてエアコンからの水滴が止まるようならOKです。
ホースの中を掃除しよう
障害物がなくてもドレンホースの中をチェックしましょう。
外側からゴミが入ることもありますし、流れていく水滴にも埃が含まれていますからね。
長年の汚れが積み重なってホース内でつまりを起こしても不思議はありません。
吹き出し口から水がたれる理由で一番多いのが、このホース内のゴミづまりです。
割りばしのような細長い棒でごみをかきだして、ホース内部をきれいにしましょう。
ドレン掃除に特化した、こんな製品もあります。
内径14~16mmのホースに対応とのことですので、購入の際にはサイズ確認を忘れずに。
水漏れとは別に、エアコンクリーニングを業者にお願いすることがあると思います。
掃除のついでにドレンホースのつまりも確認してもらうといいでしょう。
言わないと本体の掃除だけで終了することが多いです。
フィルターを掃除しよう
ドレンホースに問題なければ、室内機のエアフィルターを掃除してみましょう。
フィルターが汚れていると、エアコン内部の結露が吹き出し口から出てくることがあるからです。
まめにフィルター掃除をしていないエアコンだと、これだけで改善する場合もありますよ。
ダメだったら無理せず業者を呼びましょう
ホースもエアフィルターも掃除したのに水滴が止まらない時。
このような場合は、部品劣化や取り付け不具合、頑固な汚れなど自力で直すのは難しい原因が考えられます。
無理せず専門家に任せましょう。
エアコン販売元のお客様センターなどに連絡するのもいいですし、プロの業者さんに相談してみるのもいいですね。
今、どのような状態なのかを話せば、適切な処理をしに来てくれるはずです。
まとめ
水は止まりましたか?
フル稼働している時期にかぎってエアコンがおかしなことになることが多いんですよね。
面倒でもエアコンを使う季節が近づいたらお手入れしておくことが大切です。