みょうがを食べると物忘れがひどくなるは大ウソ!栄養満点5つの効果!

夏の味覚、みょうが。

そうめんや冷奴の薬味にすると、見た目にも美しく爽やかな香りが食欲をそそりますよね。

そんなみょうがですが、「食べると物忘れがひどくなる」という噂があります。

ストレートに、みょうがを食べるとバカになるなんてひどい言われようも…。

 

しかし、それは大きな誤解です。

みょうがは食べなきゃ損レベルの栄養満点食材なんです。

なぜ物忘れしやすいと言われるようになったのか?

みょうがの本当の効果はどんなものか?

を解説します。

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なぜ物忘れ?みょうがの言い伝えの由来とは

みょうがを食べると物忘れがひどくなる。

実はこのお話の由来は、はるか紀元前にまでさかのぼります。

 

その昔、お釈迦さまの弟子に、大変物忘れのひどい「周梨槃特(しゅり・はんどく)」という人がいました。

槃特はいつも自分の名前を忘れてしまうので、お釈迦さまがその首に名前を書いた木札をかけさせていたそうです。

しかし、槃特は名札を付けていることすらも忘れてしまうため、結局死ぬまで自分の名前を覚えることができませんでした。

 

周梨槃特の死後に、そのお墓から見知らぬ植物が生えてきました。

名札を下げていた槃特にちなんで、植物には名を荷(にな)うという意味の茗荷(みょうが)という名前が付けられました。

「みょうがを食べると物忘れがひどくなる」というのは、この故事に由来しているのです。

 

この故事をもとにしたお話に、落語の『茗荷宿』という作品があります。

みょうがに物忘れのイメージが付いたのは、故事よりもコチラの影響が大きいですね。

 

このお話は子供用の本に昔ばなしの一つとして収録されたり、アニメ「日本昔ばなし」で『みょうがの宿』として放送されたりしています。

子どもの頃にテレビで見た記憶がある人もいるかもしれません。(年齢がばれますね……笑)

そのあらすじはこうです。

 

ある宿屋に大金を持った宿泊客がやってきました。

宿屋の夫婦は客が持っていた大金に目がくらみ、この客にみょうがをたらふく食べさせて、お金を宿に忘れさせようとたくらみます。

 

せっせと美味しいみょうが料理をごちそうする夫婦。

しかしその結果、客が忘れてしまったのはお金ではなく宿賃を払うことだったため、結局強欲な夫婦が損をすることになってしまいましたとさ。

 

※昔ばなしとしてあちこちで語られているいるので、結末のパターンは複数あり。

オチもよくできたこの落語はとても人気が出て広く知られることになりました。

その流行で「みょうが=物忘れ」の俗説が定着してしまったんでしょうね。

 

もちろん、みょうがに物忘れをしやすくなる効果はありません。

そもそも本当に食べて記憶を失うような成分が含まれているとしたら、普通にお店で販売されるわけがないですよね。

 

栄養満点!みょうがの5つの効果

「みょうがを食べると物忘れがひどくなる」というお話は俗説です。

ではみょうがの本当の効果はどのようなものでしょう?

みょうがを食べて得られる嬉しい効果は、大きく分けると5つあります。

 

記憶力・集中力のアップ

まず1つ目は、頭をスッキリ・シャッキリさせる効果です。

 

みょうがの独特な香りの元となっているのがα‐ピネンという精油成分です。

このα‐ピネンが大脳皮質を刺激することで、眠気を覚ましたり集中力や記憶力をアップさせます。

 

物忘れとは正反対の効果を持っているんですね。

 

血行促進・発汗作用

2つ目は、血流を改善して発汗を促進してくれます

 

簡単に言えば、体をぽかぽか温めてくれるということですね。

逆に発汗が促されれば体の熱が発散されることにもつながります。

この冷やす効果で熱中症対策にも有効な食材といわれています。

 

夏と冬どちらにも効果的な働きをしてくれるところは生姜に似ていますね。

みょうがも生姜と同じように、そうめんや冷奴の薬味に最適ですよ。

 

むくみを取って血圧も低下

3つ目の効果は、むくみを取ることです。

 

むくみの原因の一つに塩分の摂りすぎがあります。

みょうがに豊富に含まれるカリウムには、余分な塩分を尿として体外に排出してくれる効果があります。

 

むくみを取るのと同時に血圧を下げてくれるので、高血圧予防の食材としても期待されます。

 

消化を助ける

4つ目は消化の促進です。

 

みょうがには胃の調子を整えて消化を促してくれる効果もあります。

確かにさっぱりしているので食欲がないときでも食べやすそうです。

夏バテにはピッタリですね。

 

ホルモンバランス調整

5つ目はホルモンのバランスを整えることです。

 

これにより生理不順や生理痛、更年期障害など婦人科系の不調の改善が期待できます。

体を温める効果もあるので、女性は積極的に摂っていきたい食材ですよね。

 

 

このように、みょうがはビタミン類やミネラル類がバランスよく含まれた栄養満点の食材です。

みょうがの旬は初夏から秋口までです。

どうせならおいしい旬の時期に食べましょう。

 

みょうがの食べ方

栄養満点のみょうがをさっそく食べたくなりませんか?

みょうがは薬味に使ってもおいしいですが、他にもさまざまな食べ方があります。

ここでは代表的なメニューを紹介します。

 

 

■和え物

きゅうりやナスなど夏野菜とあえるだけ。

簡単に食卓のおかずが1品増やせます。

ちくわやシラスをあえるとタンパク質やカルシウムも一緒に摂ることが出来ますね。

 

 

■酢の物

コレも定番です。

切ったみょうがをサッと茹でて、手作りの酢漬け液に漬けて冷蔵庫で寝かすだけ。

他の野菜も一緒につけると彩りもキレイになります。

 

 

■天ぷら

カラッと揚げた天ぷらは格好のおつまみにもなります。

みょうがだけでもいいですが、他の野菜とかき揚げにしても美味しいですよ。

 

 

■炒め物

豚肉や鶏肉と炒めればメインのおかずにもなりますね。

みょうがは味噌や中華風などいろいろな味付けに合いますよ。

 

 

ここに挙げたのはみょうが料理のほんの一部です。

レシピサイトなどでもたくさんのレシピを見つけることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

 

まとめ

物忘れというマイナスイメージはどこへやら。

みょうがは美味しくて様々な効果も期待できる栄養満点の食べ物です。

昔の偉い人がみょうがを独り占めするために悪い噂を流したんじゃないか、そんな風にも勘ぐってしまいますね。

ただ、あまり食べすぎると(物忘れはしませんが)お腹をこわすこともあるようなので、そこだけは注意しましょうね!

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