結婚で名字が変わってからの年賀状。
差出人名に旧姓を書いたほうがいいのか悩みますよね。
新しい名前だと私だとわかってもらえないかも。
ただ旧姓を書くのはいいけど、それをいつまで続けるべきか…。
ずっと書き続けるのもおかしな気がします。
そこで今回は、年賀状に旧姓を書くべき時期や書き方について解説します。
結婚後1年目に出す年賀状には旧姓を
結婚して最初の年賀状は、自分の結婚を知らない人へは旧姓も付け加えましょう。
いきなり知らない名前で届くと驚きますからね。
本文のほうでも結婚のお知らせメッセージを書くといいです。
2年目からは旧姓の表記は必要ありません。
毎年書かれるとややしつこい印象を受けます。
また、旧姓併記=新婚のイメージがあるので去年結婚したのかと勘違いされやすいデメリットもあります。
職場で旧姓を使っている場合は?
結婚して姓が変わっても、仕事の都合で職場では旧姓を名乗り続けることがあります。
旧姓のイメージが強すぎて、誰だかわかってもらえない可能性があるなら2年目以降も旧姓を併記していいです。
大抵はわかってくれるので初年度だけでいいと思いますけどね。
結婚を知っている人に旧姓を書く?
結婚の報告をしてある人へは基本的に旧姓を書く必要はありません。
結婚式に出席してくれた友だちなどは新しい姓を覚えてくれているでしょう。
ただ、はがきやメールで入籍をさらっと知らせただけだと新しい名前にピンとこない場合もあります。
なので初年度だけは、全員に旧姓つきの年賀状を送ってもいいでしょう。
名字が変わったのを知っていても、最初の一年だけならさほど気になりません。
旧姓を書くのは自分の交友関係に宛てた年賀状だけです。
旦那の交友関係、とくに旦那側親戚に宛てた年賀状には書くべきではありません。
悪い印象を与えかねませんからね。
結婚したけどまだ一人暮らしの場合は?
入籍したけどまだ同居はしていない場合。
このケースでは必ず旧姓を書くべきです。
一人暮らしだとまだ表札は旧姓のままですよね。
年賀状は郵送上でトラブルがあると本人の住所に戻ってきます。
このときに家の表札とはがきの差出人名が違うと戻らない可能性があります。
年賀状の旧姓の書き方
旧姓は名前の横にカッコ書きで書いておきます。
差出人が夫婦連名でも個人名でも書き方は同じです。
旧姓は少し小さめの字で書いたほうがスッキリします。
離婚で旧姓に戻ったら?
結婚ではなく離婚をして旧姓に戻るケースもありますよね。
この場合には当然旧姓で書くのですが、カッコ書きで併記はしません。
普通に旧姓と名前だけ書きます。
年賀状本文で離婚のことを知らせるのはマナー違反ではありませんが、無理に書く必要はありません。
書かなくても旧姓を見れば察してくれるはずです。
旧姓を知らない人にはどうする?
離婚後の年賀状で困るのが、結婚前の旧姓を知らない人へ出す場合です。
結婚後に出会って仲良くなった人とかね。
この場合はやはり離婚のことに触れないのは不自然です。
知らない名前で年賀状が届くわけですから。
とはいえ、一から十まで詳しく説明しなくても大丈夫。
このくらいさりげないメッセージでも十分伝わります。
まとめ
- 年賀状の旧姓併記は1年目だけ
- 職場で旧姓を使い続けているなら2年目以降も書いてOK
- 同居がまだなら必ず旧姓を明記
- 離婚して姓が戻ったら旧姓のみ書く
- 旧姓は名前横に小さい字で記入
基本は結婚後の最初の年だけ旧姓を入れれば十分です。
年賀状を書くときはたいてい前年の年賀状をチェックします。
なので1枚旧姓入りの年賀状が届いていれば大丈夫です。