スキューバダイビングを楽しむのに沖縄の美しい海は最適です。
場所によって見られる景色や生き物がガラリと変わる海は何度潜っても飽きることがありません。
日本人だけではなく世界のダイバーからも注目されているんですよ。
今回はそんな沖縄のおすすめの時期、場所、見どころをご紹介します。
沖縄のスキューバダイビング旅行の参考にしてくださいね。
夏だけじゃない!季節ごとの沖縄の海の魅力
沖縄でスキューバダイビングを行うのおすすめの季節は……特にありません。
いい時期がないという意味ではなく、一年中いつでも楽しめるという事です。
季節ごとに見られる生物や海の環境ががらりと変わります。
簡単に季節ごとの魅力ついてまとめますね。
★春
穏やかな天候が多くて天気さえよければ真夏のような日もあります。
ダイビングスポットによってはかわいい稚魚が見られたりもしますよ。
★夏
魚の量がとっても多い季節です。
タイミングによっては神秘的な珊瑚の産卵も見られます。
ただ、運悪くツアーが梅雨や台風と重なってしまうと潜れないケースもあります。
選べるならGW明けからの梅雨時期と7月下旬の台風の時期は避けたほうが無難です。
★秋
10月以降になると台風も減って海は穏やかになってきます。
大きなイソマグロを見られるチャンス時期でもあります。
★冬
冬の沖縄ではなんとダイビングスポットによってザトウクジラを見ることができます。
ホエールウォッチングもできてスキューバダイビングも楽しめるなんて最高ですよね。
観光客が少ない時期なのもプラスポイントです。
このように季節ごとに違う表情を見せる沖縄の海では一年中スキューバダイビングが楽しめます。
冬でも平均気温は約20度なので、本州で潜るよりも断然暖かいですよ。
しかし、一年中楽しめるとはいえお盆やGWは料金も高くて観光客で溢れかえっています。
できれば連休などは避けたいところです。
おすすめのダイビングスポット5選!
沖縄本島:砂辺
沖縄本島の数多くあるダイビングポイントの中でも一番人気で、地元のダイバーも多く潜りにくる場所です。
トロピカルフィッシュが多いのでカラフルな熱帯魚をたくさん見ることができます。
また、ソフトコーラルの大群衆が一面に広がっている光景はさながら海のお花畑です。
慶良間諸島:海人
約20の島からなる慶良間諸島は那覇から約30キロ西にあります。
その中でも有名なスポットが渡嘉敷島にある海人です。
白砂の海底にはジャングルジムのような魚礁が沈んでいます。このポイントではかわいらしい5種類のクマノミに会うことができます。
日本で見られるクマノミの種類のほとんどがここで見られるんです。
私もこのポイントに行ったことがありますが、たくさんのウミガメにも出会えましたよ。
慶良間諸島へのアクセスは那覇から船で約1時間程度です。
久米島:トンバラ
島の南側にあるトンバラ岩の周辺のポイントです。
夏にはイソマグロなどの回遊魚の大群が見ることができます。
冬になるとハンマーヘッドの群れに遭遇することもあるそうです。
周辺にはザトウクジラが回遊するので運がよければ船から見られるかもしれませんね。
飛行機で久米島へ行くには那覇経由の便を利用します。
那覇から泊港フェリーを利用するルートでのんびり行くこともできます。(約4時間)
石垣島:川平石崎マンタスクランブル
石垣島といえばマンタが見られることで有名ですが、それがこの川平石崎マンタスクランブルというポイントです。
かなりの確率でマンタに出会うことができます。
私もこのポイントで初めてマンタを見ましたが、優雅に泳ぐその姿は大迫力でした。
ぜひ、もう一度行きたいポイントでもあります。
石垣島へは各空港から直行便が飛んでいます。
那覇経由の便も利用可能です。
西表島:沖ノ神島
このあたりは潮の流れが早いので上級者しか潜れないポイントです。
ダイバーにとっては憧れのポイントで、私もはやく上達して潜ってみたい!と思っています。
巨大な回遊魚やバラグーダなどが次々と現れ、運がよければジンベイザメに会うこともできるポイントです。
また生物だけでなく、洞窟や謎の人工物も楽しむことができます。
詳細はいまだに不明ですが、海底遺跡ではないかという説もあってロマンを感じます。
腕を上げたらたらぜひ行ってみたいですよね。
西表島へのアクセスは、石垣島の石垣港離島ターミナルから高速船を利用して約40分です。
まとめ
今回ご紹介した以外でも、沖縄には綺麗で魅力あふれるポイントがたくさんあります。
季節・ポイントによってちがう顔を見せる沖縄の海は何度行っても楽しめます。
ぜひ沖縄の海へ潜りに行ってみてください。きっと素晴らしい海に出会えますよ。