スキューバダイビング未経験だと、ダイバーがどんな水着を着けているのかピンと来ない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
スキューバダイビングを行う際には、専用のウェットスーツを着用します。
ウェットスーツの中には水着を着用することがほとんどですが、水着に決まりはなくデザインなどの指定もありません。
海水浴に使っている水着をそのまま使ってもいいわけです。
ですが私は、スキューバダイビングの際の水着は普段のとは違うものを着用しています。
そこで今回は、私が思うスキューバダイビングをする際におすすめの水着をご紹介しますね。
初心者が間違えやすい!NGな水着のデザインは?
私が思うNGな水着のデザインについてご紹介します。
NGというと言い過ぎですがスキューバダイビングには不向きだと思うものです。
フリルがたくさんついた水着
ビキニタイプのもので上下にフリルがたくさんついたデザインのものがありますよね。
かわいらしくて私も持っています。
しかしこのタイプのものはスキューバダイビングには向いていません。
ウェットスーツはかなりぴったりしているので、はじめのうちは着用するのも苦労します。
フリルが付いたものは引っかかるのでウエットスーツがよけいに着づらいのです。
また、うまく着れてもぴたっとしたウェットスーツにフリルの部分がでこぼこ浮き上がってしまいます。
できればフリルが取り外し可能なものにしましょう。
ワンピースタイプの水着
スキューバダイビングをするにあたってはワンピースタイプの水着でまったく問題ありません。
誤って脱げてしまうことも少ないので、ウエットスーツの着替えはしやすいです。
ただ一つだけ気になるのがトイレです。
ワンピースタイプのものだと用をたすときに一旦すべて脱がなければなりません。
これが結構大変なので初心者にはおすすめしません。
場数をこなしてダイビングに慣れてきたら、ワンピースを選択肢に入れるのはいいと思います。
金具のついた水着
水着のホック部分や胸の部分に金具がついたものは避けた方がいいでしょう。
ウェットスーツに圧迫されて金具が肌に食い込むと痛いです。(経験済)
また、引っ掛けて金具がとれてしまったこともありました。
海では簡単に直せないのでとても困ったことを覚えています。
それ以来凝りて金具つきの水着は使用していません。
白い水着
スキューバダイビングをすると意外に水着が汚れます。
汚れの目立つ真っ白な水着は避けておいたほうが無難かもしれません。
絶対ダメというわけではありませんが、ダイビング用に水着を購入するときなんかに参考にしてもらえればと思います。
水着の着用をしない
水着を忘れてしまった場合などには、水着の着用なしのウェットスーツのみでスキューバダイビングを行うことは一応可能です。
ただ衛生的なことも気になりますし、摩擦による擦れで肌が荒れてしまうこともあります。
あまりおすすめはできません。
日本人ではほとんど見ませんが、外国人で水着なしのダイビングをする方は何人か見たことがあります。
理由を聞くと、「水着がないと苦しくない、逆に水着は擦れて痛いから」だそうです。
う~ん…。
おすすめの水着!肌を見せたくない方はラッシュガードを!
反対にスキューバダイビングがしやすい水着を紹介します。
シンプルな物
スキューバダイビングをする際の水着は、とにかくシンプルなものがおすすめです。
ウエットスーツを着てしまえばどんな素敵なデザインでも外から見えませんからね。
フリルや金具がついていない物にするといいでしょう。
結ぶタイプの水着
ビキニでも首のところで結べるタイプをおすすめします。
首で結ぶタイプのものは乱れにくくて調整も簡単です。
ウェットスーツを着てからでも苦しくないように結びなおすことができます。
実際スキューバダイビングのツアーに参加すると、インストラクターさんやお客さんの多くがこのタイプの水着を着用していますよ。
ラッシュガード
ビキニはちょっと恥ずかしい……できるだけ日に焼けたくない。
そういう方は水着の上にラッシュガードを着るといいですよ。
パッドがついている水着代わりに使うタイプではなく上から羽織るタイプのもの。
ラッシュガードの上からウェットスーツを着ることも可能です。
ラッシュガードを着用するだけで暖かさが全く違いますので、冷える季節や寒がりの方にもおすすめです。
男性用の水着は?
男性用の水着にも触れておきます。
男性で一番多く見かけるのは、競泳用のぴったりとした水着で膝くらいまで丈のあるものです。
ぶかぶかしたサーフパンツや小さなビキニタイプはほとんどいませんね。
私は女なので着け心地まではわかりませんが、見た目やスーツの着やすさからするとこのタイプが一番良さそうです。
まとめ
言ってしまえば、スキューバダイビングの水着はシンプルなら何でも大丈夫です。
体験ダイビングの予定がある方は、紹介したおすすめを参考にして準備をしてみてくださいね。
楽しいスキューバダイビングになるといいですね!