爪を噛むのがやめられない。
子どものようですが大人でも爪を噛む癖がある人は少なくありません。
決して好きで噛んでいるわけではなく日々自己嫌悪に陥っているのにやめられない…。
ボロボロの深爪を目にすると絶望的な気分になりますよね。
爪のオシャレを楽しむなんて別世界の出来事のように感じてしまいます。
そこで今回は大人の爪噛みを矯正する方法についてまとめました。
焦らず取り組んで美しく輝くネイルを手に入れましょう。
自力でできる爪噛み矯正方法
爪を苦くする
専用のトップコートで爪に苦味をつけて防止します。
爪を噛むとオエッとなるわけです。
子どもの噛み癖矯正法ですが、大人でもこの方法で改善した人は多いですよ。
効果があるかわからないのに専用グッズを買うのは不安、という場合はハンドクリームを塗ってみるのをおすすめします。
香りのいいハンドクリームでも口に入れることを考えられてはいないので、そこそこ不味いです。
似たような効果が期待できます。
ハンドクリームなら仕事中でも塗りやすいですよね。
爪切りを使わない
爪が伸びても爪切りやハサミは使いません。
どうしても切ったばかりのガタガタな爪は噛みたくなるからです。
ヤスリで削って整える習慣をつけましょう。
絆創膏を貼る
特定の指だけ噛んでしまうなら絆創膏で覆ってしまいましょう。
自分への戒めみたいなものなので、目立たない透明な絆創膏でも構いません。
爪が伸びてきたら外してみて、噛むようなら再びつけます。
1つだけならそんなに目立ちません。
さすがに全部の指先に絆創膏を貼ると心配されそうなのでやめたほうがいいと思います。
ガムを噛む
いくら爪噛みが癖になっていても物を食べながら噛む人はまずいません。
そこで爪を噛みそうな時間帯にガムを口にしてはいかがでしょう?
- テレビ視聴中
- 読書中
- 入浴中
- デスクワーク中
- LINEを打っている最中
なんとなく口寂しくなる瞬間をガムで埋めましょう。
仕事中はできないのがデメリットですね。
爪噛みを記録する
やめたいと試行錯誤しても、つい爪を口に入れてしまうものです。
そこで、爪を噛んでしまったらその日付と時間・場所を記録しておきましょう。
スマホのメモでもいいですが、できれば手帳のようなアナログな記録がいいです。
記録をつけることで、自分が繰り返している悪癖を具体的な数字として視認できます。
証拠を突きつけられるようでかなり心理的なブレーキが掛かります。
さらに爪噛み=記録という習慣がつくと、記録が面倒だから我慢するというプラス面もありますよ。
ちょっと前に流行ったレコーディングダイエットと同じような原理ですね。
伸ばす目標を立てる
噛むことへの罰ではなく、爪を伸ばすことへのご褒美を設定するのもおすすめです。
爪が◯ミリまで伸びたら、ちょっといいケーキを食べるとか新しいリップを買っていいとか。
目的が明確になるほど我慢する意志も強くなりますよ。
爪噛みのリスクを知る
爪を噛むことのデメリットがわかると心理的なブレーキが掛かります。
これも立派な矯正方法の一つです。
耳が痛い話だとは思いますが、ここでは爪噛みの恐ろしいリスクを紹介しますね。
爪はめちゃ汚い
そもそも爪の裏側は想像以上に汚いです。
手ピカジェルの販売元の健栄製薬が、複数の学生を対象に手の衛生状況を調査したところ、とくに指先から多くの雑菌が検出されました。
汚れの度合はRLUという数値で表されますが、指先の数値は実に1800RLUオーバー。
一般的に不衛生とされるトイレの便座・階段の手すり・エレベーターのボタン(※いずれも清掃前)の何倍も汚いという驚きの結果です。
言ってみれば、爪を噛むのは便座をかじったり階段の手すりをなめたりするのとほぼ同じことになります。
さほど潔癖でなくてもこの事実はかなりショックではないでしょうか。
★参考サイト
爪を噛む様子は醜い
爪噛みしている姿は周りの人をかなり引かせます。
どんな美人でもガジガジしている様子は獣のようで、百年の恋も冷めそうです。
たとえ人前では噛まなくてもズタズタの爪を見れば一発でバレます。
それだけで不衛生な人という烙印を押されてしまいやすいです。
なおかつ爪噛みは、他の悪癖と比べて心理的な闇を感じさせるのも良くないところです。
という周りのイメージを心に置くとブレーキがかけやすいです。
家族に自分の爪噛みを動画で撮影してもらって見るのもいいかもしれません。
かなりショックな姿だと思いますよ。
爪噛みで命の危機に
爪を噛むと指先は傷だらけになります。
雑菌が付きやすい指先に傷があるのはリスクが大きいです。
炎症を起こして指が腫れ上がってしまうこともあります。
場合によっては命の危険さえあるような大事になることも。
下の動画はかなりショッキングな内容ですが、見ると爪を噛む気持ちが激減するのは間違いありません。
閲覧注意ですが爪噛み矯正には役立ちそうです。
プロの手を借りる
ここまでは自分でなんとかする方法でしたが、プロの手を借りるのも一つの手です。
爪噛みがやめられないのは心理的な問題が大きいです。
第三者が関わることである種の負荷をかけて、爪を噛むことへのハードルを上げられます。
禁煙外来やダイエットのジム通いみたいなものですね。
ネイルアートに挑戦する
無理矢理にでもネイルアートに挑戦してみましょう。
かわいく仕上げた爪を見るとそれを噛み壊しにくくなります。
自分でやってみるのもいいですがネイルサロンでプロにお願いするほうが効果大。
お金をかけることで自分の爪がより貴重なものだという意識が生まれます。
ネイリストさんの美しい爪を見ることも意識改革のきっかけになりますよ。
深爪矯正に通う
噛みすぎてネイルなんかとても無理という人でも問題なし。
ネイルサロンでは深爪の改善を専門に行なっているところもあります。
ボロボロになった爪と噛み癖を同時進行で改善していきます。
スカルプで爪先を整えてもらうだけでも全然違いますよ。
ジェルネイルができるくらいまで回復できれば、美しさに感動してしまいます。
まとめ
★爪噛みをやめる方法
- 爪に苦味を付ける
- 爪はヤスリで整える
- 絆創膏を貼る
- ガムを噛む
- 噛み記録をつける
- 我慢ご褒美を設定
- ネイルアートで爪を大事に
- 深爪矯正に通う
★爪噛みのリスク
- 爪はめちゃ汚い
- 爪を噛む姿は印象最悪
- 傷が化膿すれば大事になることも
改善に取り組み始めたのに噛んでしまうと一気にやる気が無くなりますが、そこは気にしないで続けましょう。
焦らずに少しずつ癖を改善していくのがいいです。
考えてみると、楽しく遊んでいる時や目が回るほど忙しい時に爪を噛むことは少ないです。
意識的に体を動かしてストレスを発散するのも大事かもしれませんね。