姪っ子が可愛くて仕方ないという人も多いですよね。
そんな姪っ子のひな祭りのお祝いとなると悩ましいものです。
普通に祝儀を出すかプレゼントを贈るか…。
自分の愛情をアピールしたい気持ちもわかりますが焦りは禁物です。
ここはひとつ受け取る側の事情も少し考えてみましょう。
今回は姪っ子へのひな祭りのお祝いについて解説します。
初節句は現金
生まれて初めてのひな祭りは初節句なので盛大にお祝いします。
親類を招いて食事会のような祝いの席が設けられることが多いです。
もしご招待を受けたらぜひ出席してあげてください。
このときのお祝いはやはり現金が無難でしょう。
祝儀袋はのしあり紅白の蝶結びを選びます。
表書きには「初節句御祝」、大げさに感じるなら「御祝」だけでも大丈夫です。
下には自分の名前を書きます。
ただ、人数の関係で祝いの席に招待されないこともあります。
そんなときには、お祝いだけ郵送するというのもOKです。
金額の相場は?
世間的な相場だと姪っ子への初節句祝いなら5000円~1万円程度が相場です。
通常は1万円ですが20代なら5000円でもおかしくないと思います。
ただし、親戚内でルールがあるならそれに従うべきです。
前もって話し合って祝儀の金額を揃えることはよくあります。
はりきって一人だけ大金を入れるのはあまり良くありません。
もう一つ忘れてはいけないのが、姪っ子にあげた祝儀はこれからできる甥や姪にも(基本的には)あげるということです。
あの子にあげてあの子にあげなかったというケースはトラブルの元になります。
その意味でも後で困らないくらいの金額を準備しましょう。
初節句で品物プレゼントはあり?
初節句なら姪っ子ちゃんはまだ赤ちゃんですよね。
なのでプレゼントを贈ろうにもかなり限定されてしまいます。
ケーキやお菓子などを準備しても食べられないでしょう。
やはり現金のほうが無難です。
それでもプレゼントを贈りたいなら日常使うものがいいでしょう。
すぐ使えそうなものならタオルやスタイ、オムツがおすすめです。
ただ消耗品でも好みがあるので母親に聞いてから選んだほうが外れは少ないですよ。
また、おもちゃや食器セットなどを贈る場合も、「他の人のプレゼントとかぶっていないか」「すでに持っていないか」など確認したほうがいいです。
お祝いは足並みを揃えて
自分だけで判断せずに周りと足並みを揃えるのも大切です。
ここでいう「周り」というのは他の親戚のことです。
姪っ子から見るとあなたはおじ・おばの立場。
他にも『おじさんやおばさん』はいませんか?
「あのおじさんはお祝いをくれたのに、こっちのおじさんはくれなかった」となるとこの先の親戚付き合いに支障が出るかもしれません。
まずは「する・しない」の足並みを揃えましょう。
お祝いするとなったら金額のすり合わせも必要です。
物をプレゼントするなら同額程度の商品を選ぶようにしてください。
くれぐれも抜け駆けはしないように。後で周りにばれたらひと悶着起きてしまうかもしれませんよ。
初節句以外のお祝いは?
いくらかわいくても、姪っ子に毎年ひな祭りのお祝いをするのは考えものです。
とくに親戚間で決め事がなければ、一般的には初節句以降はお祝いを渡さなくてもよいとされています。
姪をかわいいと思うなら、会いに行くたびに何かお土産を持って行ったりするのではないでしょうか。
クリスマス・お正月のお年玉…その他にもお小遣いをあげたり、一緒に出掛けた先で衝動的に何か買ってあげることもあるかもしれません。
そこにひな祭りが加わると家計の圧迫にも繋がります。
それに定期イベントでお祝い(プレゼント)をあげ続けていると、辞め時が難しくなります。
先方の両親だってあまりもらいすぎると困ってしまいます。
もらいっぱなしでは申し訳ないとお返しに頭を悩まして負担になってしまうかも。
どうしても贈り物をしたいなら、ひな祭りもお祝いの形ではなくただの突発的なプレゼントとして渡すのはいかがでしょう?
それならひな祭りの定期プレゼントにはなりませんからね。
まとめ
- 初節句なら現金が無難。
- 金額相場は1万円。
- 親戚同士で金額を合わせる。
- 品物なら親に欲しいものを聞く。
- 毎年あげるのはやめたほうがいい。
姪っ子を笑顔にしたい気持ちはとてもよくわかります。
しかし、過剰にあげすぎて迷惑になる可能性もあります。
周りと歩調を合わせることは常識的なお祝いにとどめる効果もありますよ。
くれぐれも勇み足には気をつけてくださいね。