日常生活では往復はがきを使う機会はそうありません。
返信はともかく出す方はとくに少ないですよね。
で、困ってしまうのが抽選の応募に往復はがきを使う時です。
「往復はがきでご応募ください」って書いてあるけどどうやって書くんだろう…?
そこで今回は今さら聞きにくい往復はがきの書き方について解説します。
抽選応募に出すケースを例にして説明しているので参考にしてくださいね。
往復はがきってどんなもの?
往復はがきは2枚の普通はがきが繋がっていて、真ん中で折りたたんであるものです。
印刷しやすいように折りたたんでないものもあります。
片方は自分から相手に出すためのはがき(往信用)。
もう片方が相手から自分に返事をもらうためのはがきです(返信用)。
青と緑で色分けされていて、切手部分の下に往信・返信が記載されているので迷うことはありません。
往復はがきは郵便局やコンビニでも買うことができますよ。
現在普通はがきが62円、往復はがきはそれが2枚くっついているので124円です。
往復はがきはどんな時に使う?
往復はがきを使うケースは「自分に返事をもらいたいとき」になります。
よくあるのは同窓会やパーティーのお知らせですね。
受け取った人が気軽に出欠席の返信ができます。
また、各種抽選の応募に使うのも定番です。
映画の試写会やイベント、紅白歌合戦の観覧も往復はがきで申し込みます。
返信の手間が少ないことから大量にはがきを扱う抽選では重宝されます。
変わった使い道としては、好きなタレントへのファンレターに使うというものがあります。
返信へのハードルを下げることで返事を貰える確率が高くなるそうです。
往復はがきでの応募方法
往復はがきで抽選に応募する場合の基本的な記入方法を紹介します。
細かい記入内容は募集要項をご確認くださいね。
まず往信面の宛名側(A)に応募先の住所と宛先を記入します。
郵便番号・住所・○○係、までですね。
自分の住所や名前は書かなくていいです。
隣(B)は返信用なので何も書いてはいけません。
抽選結果が印刷される場所です。
逆さまに印刷されているので記入した宛名面の裏が(D)になります。
ここに自分の情報を記入します。
郵便番号・住所・氏名・年齢・職業・電話番号・希望観覧人数など。
返信用の(C)に自分の宛名を記入します。
郵便番号・住所・氏名まで。
手を抜くと返事が届かないのでしっかり記入しましょう。
最後にはがきを往信宛名側が表になるように二つ折りにして投函します。
二つ折りは必須ですがのりづけする必要はありませんよ。
折ったままポストに入れて大丈夫です。
返信用はがきの使い方
往復はがきを受け取った場合は返信面を記入します。
同窓会の出欠を知らせるときなどに使われます。
まず返信の宛名面(C)にある相手の名前を確認します。
「○○行・○○宛」となっているので行や宛を斜線で消して「○○様」に書き直します。
相手が団体の場合は「○○御中」でもいいです。
返信面(B)に必要事項を記入します。
ここにある自分に対しての敬称は消すのがマナーです。
ご出席・お名前・御住所の「ご・お・御」を斜線で消しましょう。
出席に丸をつけた下に「させていただきます」とつけると丁寧です。
返信時は真ん中から切り離して返信部分だけを投函します。
二つ折りでポストに入れないように注意してくださいね。
まとめ
今ではネットで募集することが多いので往復はがきの出番は減っています。
金額もかかるのでちょっと躊躇してしまいますよね。
それだけに往復はがき抽選だとむしろ競争率が低いかもしれませんよ。
応募時には往信面と返信面を間違えないように記入してくださいね。