バザーや模擬店などで花形といえば食べ物のお店です。
最近では食あたりの問題などもあって飲食物禁止のバザーもありますがやっぱり寂しく感じてしまいます。
ですが素人なのであまり手の込んだ物を出すのは大変です。
そこで今回はバザーで人気の簡単に出せる食べ物を紹介します。
食べ物を出す上で欠かせない許可申請についても解説します。
ぜひ参考にしてくださいね。
営業許可が必要な地域も
屋外で食品を調理・販売する場合は営業許可が必要になります。
ただしバザーのようなイベントで素人が販売する場合は、営業許可でなく臨時の出店届で済む場合もあります。
学園祭やPTAのバザーなど参加者が特定多数の行事に出店する場合であれば、臨時出店と同様に営業許可は必要ありません。
ただし、食品衛生上の危害発生防止のため、模擬店等の実施者は保健所の指導を受けてください。
東京都は事前の相談と届け出が必要になります。
他の地域でもこれと似たような決めになっているところが多いです。
とにかく完全無許可はまずありえません。
「バザー 食べ物 ○○市」で検索して地元の保健所のルールをご確認ください。
ただ、この届け出でどの程度の食品を販売していいのかには地域差があります。
ダメ出しされて慌てないためにも、1ヶ月前くらいの早めの事前相談を心がけましょう。
★たぶん却下される品目
- 生もの(寿司・刺し身)
- 牛乳など(乳飲料)
- 食中毒のリスクが高いもの
- 前日の下処理や作りおきが必要なもの
- その場で食べられないもの(持ち帰り前提)
- 皿や箸を使い回すもの
バザーにおすすめ簡単メニュー
フルーツポンチ
カラフルなフルーツポンチはいかがでしょう?
バザーで作る一番簡単なメニューはこれじゃないかと思います。
- 果物の缶詰を数種類用意してシロップとフルーツをわける。
- サイダーと缶詰のシロップを1:1に混ぜ合わせる。
- 作った液体にフルーツを入れる。
これだけです(笑)。
見た目の割に超簡単。
果物は缶詰にこだわらなくてもいいですが、楽だし衛生的にも安心です。
カラフルな組み合わせになっている業務用のミックスフルーツもあります。
【ギリシャ産】フルーツカクテル シラップづけ 1号缶 (固形量:1800g)
ポップコーン
ポップコーンもお祭りの定番です。
火を通す乾き物なので傷む心配が少ないところや、家庭であまり作らないイベントの雰囲気があるのがいいところです。
フレーバーのいい香りが広がるのも屋台向きですよね。
業務用の機械は高価でとても買えませんが、カスコンロやIHで作れる鍋もあります。
綿菓子は強風に注意
私が子供の頃、近所の魚屋さんに何故か綿菓子を作るマシンが置いてありました。
母に頼まれてお使いに行くと、店員さんが1回分の砂糖を入れてスイッチを押してくれました。
縁日の綿菓子と違って作るのは自分です。
機械の中にフワフワと生まれてくる綿菓子を、割り箸で掬い取ってまとめていくのはとても楽しいものでした。
そんなテンションの上がる綿菓子作り体験のお店はいかがでしょう?
専用の機械も業務用だと値が張りますが家庭用なら手頃なマシンもありますよ。
ただし、家庭用マシンは風防がないので風に弱いのが難点です。
風の強い場所では綿ができにくかったり埃が入ったりします。
ある程度風の対策ができる場所で使ってくださいね。
かき氷
暑い季節に実施するならかき氷もいいですね。
人気度の割に原価も安いですし。
バザーなら削る機械も家庭用のもので十分です。
シロップもスーパーでいろいろ買えますよね。
ただ氷だけは前もって大量に作っておかないといけませんね。
串唐揚げ
できるだけすぐ食べてもらえる串物はどうでしょう。
定番なのは唐揚げやフランクフルトですがたこ焼きなども串売できます。
冷凍物を揚げるだけなので調理も簡単です。
こういうものを手にするとお祭り感が出て楽しくなるんですよね。
ただバザーで出せる食材を確認するため事前の問い合わせは必ずしてくださいね。
まとめ
焼きそばやお好み焼きもよくあるメニューですが、今回はなるべく簡単なものを中心にご紹介しました。
事前の届け出をしっかりして楽しいバザーにしてください。
機械を購入したら必ず試運転をしてくださいね。