華やかで正月には欠かせないおせち料理ですが、人気の差が激しいのが主婦としては悩みの種ですよね。
人気のないものは毎年100%残ります。
とくに男性陣と子供は好きなものしか箸をつけないので嫌になってしまいます。
そのくせ、おせちは絶対必要だと言い張るというね…。
三が日が明けた頃から、残ったおせちを敗戦処理のように食べ続けるお母さんも多いのではないでしょうか?
そこで今回はおせちで余りがちなおかずのアレンジレシピを紹介します。
ちょっと変化をつけるだけで家族の食いつきっぷりも激変しますよ。
余りがちな黒豆をアレンジ
おせちで甘いメニュー、中でも伊達巻や栗きんとんは子供が好んで食べてくれます。
伊達巻は大人も好きかな。
ですが、黒豆にはあまり手を付けてくれないんですよね。
甘くておいしいのに…。
さあ、どうやって食べてもらいましょうか。
ホットケーキミックスを使って作る黒豆入り蒸しパンです。
これのいいところは煮汁も味付けに使えること。
黒豆が余るのがわかっている場合は、先に蒸しパン用に取り分けておいてもいいかも。
いっそ最初から黒豆パンを作るのもありだと思います。
おせちには残らない程度の量を入れて、ちょっとおやつっぽいものが欲しくなったらこの蒸しパンをつまめますよ。
黒豆はディップにするとアレンジ幅がぐっと広がります。
レシピのディップは塩レモンと黒胡椒の洋風おかずタイプ。
チョコを混ぜ込んだ甘いディップにしても美味しいですよ。
ベースが豆なので健康的なのもいいですね。
市販のアイスに混ぜるだけの超かんたん黒豆アイスです。
食べ飽きたアイスに豆の風味で変化がつきます。
お正月にバニラアイスのストックがあればお試しください。
余りがちな紅白なますをアレンジ
酸っぱさが食卓のいいアクセントになるんですが、なますもどちらかというと残りがちなメニュー。
でもアレンジはしやすいおかずですよ。
ニンジンと大根でできたなますですから、サラダへのアレンジはお手の物。
冷蔵庫にある好きな野菜を千切りにして混ぜれば立派な一品の出来上がりです。
なますの酸味でそのまま食べてもいいですし、レシピのようにオイルを加えればお酢+オイルでそのままドレッシングになりますね。
おせちに飽きた、ちょっと洋風のものが食べたい。
そんなときにお手軽なのがサンドイッチです。
たまごサンドを作るときに中になますを混ぜればほどよく酸味がのってさっぱり食べられます。
マヨネーズのまろやかさでなます感も薄れるので酢が苦手な子供でも食べやすいです。
そのまま挟むと水分が多すぎるので軽く絞りましょう。
余りがちな田づくりをアレンジ
田づくりも見た目が地味でお重の隅でひっそりと残りがちなおかずです。
ですが栄養は満点です。
アレンジしてきちんと食べきっちゃいましょうね。
フードプロセッサーで砕くだけのお手軽レシピです。
もちろん包丁などで叩いてもOKです。
ふりかけなら子供も大好きですよね。
のりやかつお節、白ごまなどを混ぜるとさらに栄養価がアップします。
田づくりとナッツ類は相性バツグンです。
ほどよい塩気と歯ざわりがよく合います。
かんたんアレンジで驚くほど家族の箸が進みますよ。
余りがちな昆布巻きをアレンジ
昆布巻きもおせちの中では不人気です。
子供はとくに手を出さないイメージがありますね。
個性が強くアレンジの難易度もやや高めです。
昆布巻きをお好み焼きに変えちゃうレシピです。
強引な気もしますが、いつものお好み焼きの具を考えると魚介の味が合うのも納得です。
じゃことか削り節とか入れますからね。
シンプルにおにぎりにしちゃいます。
平凡ですがご飯さえあればすぐにでもできるのは大きなメリットです。
余りがちな煮しめをアレンジ
私の実家では煮しめはそんなに残りませんでした。
でも周りに聞くと結構残る家も多いみたいですね。
根野菜なのでアレンジはしやすいと思います。
残り物のはずがうどんに入れるだけでなぜか豪華に。
おいしい年明けうどんの出来上がりです。
野菜ごろごろ和風カレーにアレンジ。
困ったらとりあえずカレーにすればたいていなんとかなりますよね。
余ったおせちでちらし寿司に
なます・かまぼこ・黒豆・エビなど、余ったものをいろいろ使ったちらし寿司です。
何を入れても美味しくできそうですね。
おせちには緑色がないので、水菜やキュウリなどをプラスすると彩りよく仕上がります。
まとめ
せっかく用意したおせちですから、余すところなくいただきましょう。
おせちにはそれぞれ縁起のいい由来があります。
残すと縁起があまり良くないですよ