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冬でも布団干しには効果あり!弱い日差しを生かす5つのポイント!

冬だっておひさまの香りのする布団で眠りたい!

でも、せっかく干しても気温が低いせいでひんやり布団でがっかり…なんてことがよくあります。

冬の布団干しに意味がない、なんて思わないでくださいね。

寒い季節でも布団を干す効果は十分あります。

今回は冬に布団を干すべき理由と、日差しが弱くても効果を高める干し方のポイントについて解説します。

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冬でも布団を外に干すべき理由

「冬は冷えちゃうから布団を干さないほうがいい」と思っている方もいるようですが、その考えは間違いです。

冬でも布団を干す理由にはこんな効果があるからなんです。

 

  • 湿気を飛ばして乾燥させる。
  • ついた臭いを飛ばす。
  • 日光消毒で雑菌やダニをやっつける。

人は眠っている間にもコップ1杯ぶんの汗をかきます。

汗はパジャマを通って布団にしみこんでいきます。

暑い時期の方が汗は多いですが、冬でもかなりの量をかくものなんです。

じっとり湿気を帯びた布団は嫌な臭いが出る上にカビやすいです。

消臭防カビの意味でも干す効果は大きいですよ。

 

ただ、布団のダニは高温ほど除去しやすいので冬の日差しだと効果は薄め。

それでも干さないよりははるかにマシです。

 

冬の布団干しで気をつけるポイント

寒くなると春夏に比べて布団干しの効果が落ちるのは確かです。

そこで冬でも効果を高める布団干しのポイントを抑えましょう。

 

干す時間帯は正午前後

冬は日照時間が短いです。

なので日差しがMAXに強い時間帯に布団を干しましょう。

具体的には午前11時くらいから午後3時くらいまで。

敷布団は3時間、掛け布団は2時間も干せば十分です。

 

物足りなくても3時過ぎには必ず取り込みます。

それ以上干していると布団が冷たくなり湿気も帯びてしまいます。

冬の布団干しは短時間勝負だと覚えておけばいいですね。

 

これが夏場になると正午近くでは日差しが強すぎます。

強すぎる日差しは布団の変色や痛みの原因です。

夏の布団干しは午前中のうちに済ませてしまいましょう。

 

干している間にひっくり返す

布団は途中でひっくり返して両面をきちんと干します。

人が寝ている面は汗が染みこみますが、裏面もベッドのマットや床などと密着しているので埃や湿気がついています。

表も裏も日光を当てれば弱い日差しでも効率的に乾燥・殺菌できますよ。

 

布団を叩かない

布団叩きの道具があるくらいですから干した布団は叩くのが普通と思いますよね。

実は叩くと埃やダニが落ちるというのは間違いで、布団の中の繊維が崩れてしまうだけなんです。

もわっと埃が出ているようであれは細かい繊維がちぎれ飛んでいるんですね。

さらに叩くことでダニやその死骸・フンがより奥に入り込んでしまいます。

干した布団を叩くのはやめましょう。

埃・ダニを取るには軽く払うか掃除機で吸うようにしてください。

 

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カバーをかけて干す

布団カバーを洗濯することもあると思います。

そのときにカバー無しで布団を干すのはおすすめできません。

替えのきかない布団本体に埃や鳥の糞でもついたら目も当てられませんよ。

また、直に日光が当たると布団が痛みやすくなります。

洗濯で外したら、必ず新しいカバーをかけてから干しましょう。

 

布団は毎日干さない

布団を干さないのはダメですが干しすぎもよくありません。

布団の劣化を早めてしまいます。

 

★適度な布団干しの頻度

  • 普通の綿布団:週に2~3回
  • 羊毛布団:月に2~3回
  • 羽毛布団:月に1~2回(短時間)

普通の綿布団ですら毎日では干しすぎです。

乾きの早い羊毛や羽毛の布団はそんなに干す必要はありません。

時間も綿布団の半分くらいで足りますよ。

 

干さなくていいと言っても敷きっぱなしはNGです。

布団から湿気の逃げ場がなくカビやすくなります。

毎日押入れに上げ下ろしすると乾燥を促すことができます。

たたんで部屋の隅に移動させるだけでも効果はあります。

とにかく動かさないのがよくないです。

 

まとめ

  • 冬の布団はお昼に干す。
  • ひっくり返して裏も乾燥。
  • 叩かず掃除機で埃取り。
  • カバーは付けたまま干す。
  • 毎日たたむが毎日は干さない。

 

布団を干すのは億劫ですよね。

冬は干せる時間も短いのでさらに面倒です。

ですが、清潔な布団で寝ることは健康にも直結します。

手間を惜しまずにゴールデンタイムに外干ししましょう。