何か新しい手芸を始めたいな…と思ったあなた。
こぎん刺しはいかがでしょうか。
布に模様を描いていくのですが図案があればそんなに難しいものではありません。
必要な道具や初心者にも取り組みやすいこぎん刺しの図案をご紹介しますね。
こぎん刺しに必要な道具
江戸時代に青森地方で生まれたこぎん刺しは、今でもたくさんの人に親しまれている刺繍の一つです。
昔は藍染めの布に白い木綿糸で縫込みをしていたそうです。
目的もどちらかといえば補強や保温のほうが大きかったとか。
今はみんなデザインを楽しむためにやってますよね。
★こぎん刺しに必要な道具
・布:織り目が数えやすいコングレスという専用布を使います。
・糸:こぎん糸・刺繍糸を使います。太さや撚りで仕上がりの質感が変わります。
・針:布割れしないように先が丸くなったこぎん針を使います。
・図案:お好きなものを
最初はまず手芸屋さんに行ってみましょう。
スタッフさんに聞けば丁寧に教えてくれるはず。
ある程度どんなものか把握できたら、次からは通販なども利用してみてください。
また、作るものが決まっていて模様にこだわりがなければキットを買うのもおすすめです。
こぎん刺しの図案
では実際に作るときに使う図案をいくつかご紹介します。
同じ図案でも布や糸の色を変えるだけで雰囲気はがらっと変わります。
いくつもの作品で楽しむことができますよ。
★「しまや」さんの図案
こぎん刺しの材料専門の通販ショップです。
さすがに図案の種類も豊富ですね。
ありがたいことに図案はPDFでダウンロードができるようになっています。
印刷しておけば、パソコンなしの作業や作りながらメモを残したいときに重宝します。
★風標 (new!)さんの図案
お店ではなく個人のブログですが、ご自身が作った素敵な図案がたくさん掲載されています。
『モノ作り部』というカテゴリーの中に、こぎん刺しの図案がたくさんあります。
ずっと見ていると、同じ手芸でもパッチワークやクロスステッチを思い出しますね。
パターンを並べて作るという意味では、こぎん刺しも似てる部分があるかもしれません。
慣れてくればアレンジを効かせることができそうです。
★『いいかも!弘前』さんの図案
こぎん刺し発祥の青森県庁所在地である弘前市。
ここのプロモーションサイトにこぎん刺しでiPhoneケースを作るコーナーがあります。
図案もPDFで提供されています。
オリジナルのケースを作ることができますよ。
InstagramやPinterestも立派な作品集
自分の作品をSNSへアップしている人、そしてアップされたものを写真集のように集めている人もいます。
とても参考になりますよ。
ハッシュタグで検索すれば簡単。
【#こぎん刺し】で探してみるとこんなに素敵な作品がいっぱい出てくるんです。
どれもかわいらしい物ばかり。
完成品を目にするとテンションも上がりますね。
しっかり模様も見えるので、慣れてくればこれを紙に起こして自分でパターンを用意することができますよ。
パターンの図面をたくさん集めていらっしゃる方を見つけたので、ご紹介します。
クロスステッチは正方形のマス目に糸を対角線で縫っていく刺繍。
こぎん刺しは辺に対して平行に糸を通していきますね。
図面はそれぞれの作品に応用できるはず。
慣れたらチャレンジしてみても楽しいと思いますよ。
まとめ
まだ手こずりそうな図案でも見ているうちとわくわくしてきますね。
まずは簡単なコースターやランチョンマットあたりから始めるのがよさそうです。
こぎん刺しの楽しさが感じられるようになってきたら、くるみボタンやティッシュケースなど日常で頻繁に使う物に応用してみましょう。
※こぎん刺しの図案は著作物です。
たとえ図案が無料で公開されていても作った作品を売るのはNGですよ。