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傘の臭いの取り方!家にあるもので簡単消臭する5つの方法

傘も手入れを怠ると臭いが出ます。

梅雨時期の洗濯物というか放置した雑巾というか…。

持って歩くのも嫌になる臭いです。

安いビニール傘なら捨てるだけですが、お気に入りの傘が臭くなるととガッカリしてしまいますよね。

そこで今回は家庭にあるもので傘を消臭する方法についてまとめました。

ぜひ参考にしてお気に入りの傘を復活させてくださいね。

 

※この記事は一般的な雨傘のお手入れについて書いています。

高級な素材の傘や日傘ではお手入れ方法が異なるのでご注意ください。

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消臭剤は効果薄

臭いを消すために頼りたくなるのが、ファブリーズのような消臭剤ではないでしょうか。

しかし、雨傘に消臭剤はあまり効果がありません。

傘には撥水加工がされているので、消臭剤の成分が繊維に染み込んでいかないからです。

瞬間的には臭いを抑えられますがまたすぐに復活してしまいます。

 

基本的な傘の洗い方

臭いを落とすには傘をしっかり洗うのが近道です。

まずは傘にダメージの少ない基本的な水洗いをしてみましょう。

 

流水をかける

基本的に傘は流水で洗います

庭の水道からホースで当てたりお風呂場のシャワーで流すのが簡単です。

傘を広げて表側(雨を受ける側)をジャブジャブ洗い流しましょう。

汚れや臭いがひどければ裏側にも水を当てます。

ただ傘の構造は裏側からの力で変形しやすいので、水流を弱くして当ててください。

 

なるべく流水だけでこすらずに洗うのがお手入れのコツです。

ゴシゴシこすると傘表面の色や撥水加工が落ちてしまうからです。

 

流水だけで汚れを落としきれなければ、食器洗い用のスポンジを使います。

スポンジは100円ショップで買えますよ。

水を流しながらスポンジで軽く縦に叩くように汚れを落とします。

柔らかいスポンジでも横にこするのはやめたほうがいいです。

 

流水で洗った傘は水を切って乾いたタオルで拭いておきます。

水気を取ったほうがそのまま乾燥させるよりカビが生えにくくなります。

 

陰干し

洗った傘は広げたまま一日陰干しして乾燥させます。

直射日光に長い時間当てると色褪せの原因になるので陰干しがベストです。

 

オーソドックスな干し場所は玄関先やベランダ。

夜に干せば日差しの心配はありません。

ウチではちょうどいい場所がないのでお風呂場を使ってます。

家族全員が入浴してお湯を抜いた後に、換気扇を回して洗い場に傘を広げておきます。

 

傘の陰干しは、洗った後だけでなく使った後にも行います。

むしろ使用後に干すほうがメインと言ってもいいです。

こまめに干すほど臭いは出にくくなります。

傘を差して帰宅したら、その日の夜には必ず干すクセをつけるといいですよ。

 

傘を洗う頻度はどのくらい?

陰干しは使うたびにしますが水洗いは毎回する必要はありません。

してもいいですが、さすがに面倒くさすぎますからね。

ただ、臭いが出ていなくてもワンシーズンに1回は洗うべきでしょう。

3~4ヶ月に1度くらいが程よいペースです。

 

雨水に当たっただけなら水で洗う必要はないのでは?

と思うかもしれませんが、雨水は意外に汚いものです。

雨粒は空から落ちてくる間に、排ガスや花粉などいろいろな汚れを拾ってきます。

また、傘が受ける雨には建物の屋根や壁にバウンドしたものも少なくありません。

そうなると建物に溜まった埃を含んでいるわけです。

 

雨水が汚いのは透明のビニール傘を使っているとよく分かります。

雨降り・乾燥を2~3回繰り返しただけで傘がザラザラ埃っぽくなるんですよね。

色付きの傘だと目立ちませんが同じように汚れがたまります。

汚れが多いほど雑菌の発生も増えるので臭いも出やすいです。

悪臭が出ないうちにワンシーズンに一度は「流水で洗って陰干し」のお手入れをしておきましょう。

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臭いが取れない傘の洗い方

水洗いと陰干しの基本洗いでは臭いが取れない。

そんな場合の傘の洗い方を紹介します。

ただし、強力な洗浄成分ほど臭いは落ちますが色や撥水効果も落としてしまいます。

なるべくマイルドな方法から試してくださいね。

 

中性洗剤で洗う

台所用洗剤おしゃれ着用洗剤中性の洗剤です。

刺激が少なく傘の繊維へのダメージも少なくすみます。

 

  1. 洗面器にぬるま湯をいれて中性洗剤を数滴たらす。
  2. スポンジに薄めた洗剤液をつけてポンポン叩き洗いする。
  3. 外側内側どちらも洗ってOK。
  4. 流水で洗剤を完全に落とす。
  5. 水気を取って陰干しする。

 

やり方は流水でのスポンジ洗いとほぼ同じです。

水よりぬるま湯を使うほうが洗剤の洗浄力がアップします。

洗剤を薄める濃度ですが、スポンジにつけてもあまり泡立たない程度がいいです。

イメージより薄くて大丈夫。

濃くしてもさほど洗浄力は変わらないのに、泡だらけになるとすすぎが大変になります。

すすぎ残しはサビや変色の原因になるので、最後はしっかり洗剤を流しましょう。

 

重曹水で漬け置き洗い

水に溶かした重曹はアルカリ性の性質を持ちます。

なので油汚れ(酸性)に対して効果を発揮します。

低刺激なうえに消臭作用もあるので、臭う傘を洗うにはちょうどいいアイテムです。

※天然素材(シルク・羊毛)の傘はアルカリ性に弱いので重曹を使わないでください。

 

  1. 傘をひたせる量のぬるま湯を用意する。
  2. 1Lに対して大さじ一杯の重曹を入れる。
  3. 重曹水に2時間漬け置きする。
  4. 十分に水ですすいで重曹を落とす。
  5. 水気を取って陰干しする。

 

ぬるま湯を使うのは重曹を溶けやすくするためです。

作業自体は簡単ですが、問題は漬け置きする容器ですよね。

折り畳み傘なら縮めればバケツで漬け置きできます。

普通の傘だと大きなタライ湯船を使うのがいいでしょう。

 

ちなみに重曹には金属を錆びさせる効果はありません。

それでも付着していると傘には良くないので、必ず水で流してくださいね。

 

酸素系漂白剤で洗う

悪臭どころかカビが目視できるほど付いているようだと、重曹や中性洗剤では歯が立ちません。

この場合は酸素系漂白剤を使います。

ワイドハイターやオキシクリーンが有名ですね。

液体より粉末のほうが洗浄力が高いです。

ただし、酸素系漂白剤は洗浄力が高いぶん傘へのダメージも大きいです。

ダメ元でやってみるつもりで自己責任で洗ってください。

 

  1. 傘をひたせる量のお湯(40~50℃)を用意する。
  2. 1Lに対して5gの漂白剤を入れる(※)。
  3. その液に30分ほど漬け置きする。
  4. 十分に水ですすいで落とす。
  5. 水気を取って陰干しする。

※漂白剤を溶かす濃度は製品の説明書きに従ってください。

 

漂白剤は40℃以上のお湯で効果を最大限発揮します。

なので、お湯の温度を下げないよう漬け置き中はフタをしてやると効果アップします。

漬け置き時間は重曹よりも短めにします。

酸素系漂白剤は酸化を促すので金属を錆びさせやすいからです。

漬け置き後のすすぎもより念入りにしてくださいね。

 

漬け置きの様子はこちらの動画が参考になります。

洗っているのは日傘ですが、浴槽で漂白剤の漬け置き洗いをしているのでイメージはつかみやすいですよ。

 

 

傘はローテーションさせると臭いがつきにくい

雨続きだとつい気に入った傘ばかり使いたくなります。

しかし連続使用ですれば傘はずっと湿ったままです。

乾いている時間が短すぎてカビの発生を抑えられません。

これではカビを育てているようなもの。

他の傘とローテーションさせて使うことで、臭いがつきにくく傘自体も長持ちさせられます。

 

まとめ

  • 雨傘に消臭剤は効果薄
  • 傘はこすらずに流水で洗う
  • 陰干しでよく乾燥させる
  • 干すのは毎回、水洗いは季節に1回くらい
  • 臭いが取れないなら中性洗剤でスポンジ洗い
  • 消臭なら重曹で漬け置き洗い
  • 最終手段は酸素系漂白剤の漬け置き
  • ローテーションで傘の劣化防止

 

とにかく基本は使ったらすぐ干すこと。

こまめに乾燥させればそうそう臭いは出ません。

ただ臭いが出た後だと干すだけでは心もとないので、水洗いも併用しましょう。

傘メーカーが推奨しているお手入れ方法は中性洗剤のスポンジ洗いまで。

漬け置き洗いはそれなりにリスクがあるのでどうしても臭いが消せないときだけチャレンジしてください。

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