競技以外で運動会を盛り上げるものというと応援エールの交換です。
元気で迫力あるコールは自然とテンションを上げてくれますよね。
統率の取れたコールを聞くと観客のボルテージもうなぎのぼりです。
そこで今回は盛り上がる独自の応援コールを作る方法について解説します。
オリジナリティ溢れるコール&レスポンスで、チームの勝利を目指しましょう!
オリジナルの要素を出しやすい「ネタ」
応援コールにほしいのは自分たちならではのオリジナル要素です。
オリジナルの空気を出すには、やはり「あなたの組だけが持っているもの」を入れるのがいいです。
- 組の名前(色だったり番号だったりしますが、『○組』は1つだけ)
- クラスの呼び名(3年B組なら『3B』と呼ばれたりしますよね)
- 先生の特徴(名前、ニックネーム、担当教科、見た目の特徴、みんなが知ってる特技など)
周りを巻き込みやすい「リズム」
自分達だけで盛り上がるより、周りの観客も巻き込めるようなコールだとさらにボルテージが上がります。
そのためには耳慣れたフレーズやリズムを使うのがコツです。
- 「○○といえば?」「××!」という呼びかけ
- 「いくぞ!」「勝つぞ!」「優勝するぞ!」の後に「おー!」という気合入れ
- 三三七拍子のリズムに乗せる
- 誰もが知ってる歌をもじった替え歌を作る
- 流行のフレーズをコールに入れる
応援コールの作成例
オリジナルネタとリズムを掛け合わせると、参加しやすくて気持ちも高揚するコールができます。
定番エール型
「フレー!フレー!〇組!」
「頑張れ!頑張れ!◯組!」
「気合だ!気合だ!◯組!」
昔ながらのエールは周りも合わせやすいので応援コールの導入にぴったりです。
リズムさえ変えなければ、他のフレーズに置き換えても違和感がありません。
「かっとばせー ◯組 △組たおーせー」「おー!」
野球の応援歌もエールに使いやすいです。
人気選手の応援歌を使ってみましょう。
連想ゲーム型
チーム名が色なら、「○色といえば?これ!」というコール&レスポンスが使えます。
連続で畳みかけていきます。
紅組ならこんな感じです。
「リンゴの色は?」⇒「赤!」
「休日のカレンダーの色は?」⇒「赤!」
「空に光る太陽の色は?」⇒「赤!」
単純でいいので赤い物をたくさん用意しておきましょう。
その中にちょこっと笑えるものがあるといいです。
「○○先生が怒ったときの顔の色は?」
「俺たちの情熱の色は?」
「教頭先生の新車の色は?」
など。
そして最後に
「この運動会で優勝するのは?」⇒「赤!」
というコールでしめましょう。
三三七拍子型
三三七拍子は日本で昔から使われているリズムです。
誰もがノリやすく記憶にも残りやすいですよ。
先に紹介した気合入れのフレーズも、そのまま三三七拍子に乗せられます。
1文字ずつ区切って口にしてみてください。
行くぞ! 勝つぞ! 優勝するぞ!
行くぞ! 勝つぞ! 紅組優勝!
勝つぞ! 優勝! 紅組行くぞ!
目指せ! 優勝! 紅組サイコー!
走れ! 走れ! 我ら紅組!
三三七拍子は合いの手を入れやすいというメリットもあります。
フレーズの中の「!」のところで、「よっ!」「はいっ!」「ほっ!」「Yeah!」と声をはさむ合いの手係が何人かいると、より一層の盛り上がりが生まれますよ。
替え歌型
替え歌を応援コールに使うなら有名な曲を使いましょう。
ここでは誰もが知ってる童謡「チューリップ」を例にします。
のどかな歌ですがたやすく応援コールにアレンジできます。
というのも、チューリップは三三七拍子をそのまま当てはめることができるからです。
行くぞ! 勝つぞ! 紅組優勝!
勝つぞ! 優勝! 紅組行くぞ!
今年は赤が 優勝だ
三三七・三三七・七五という文字数で歌詞が作れれば、チューリップのメロディで歌うことができます。
フレーズをみんなでたくさん出し合って、その中からかっこいいものをピックアップするだけでオリジナルソングを作ることができますよ。
男子は合いの手、女子は小さなポンポンを持って振る、という役割をプラスするとビジュアルもより一層華やかになります。
まとめ
会場が盛り上がると、それだけで競技にも力が入るものです。
運動会の成功に応援コールは欠かせません。
チームの特色を応援コールに入れて、格好良く記憶に残るエール交換をしてくださいね。