付き合ってもいない男性から「君の手料理が食べたいな」と言われたらどう思いますか?
彼氏ならわかるけどそんな関係ではない男性からだと「いったいこの人、どういうつもりなんだろう…」と勘繰ってしまいますよね。
今回は彼氏ではない男性が手料理を食べたいという気持ちについて考えてみたいと思います。
セリフの意味はシチュエーションによって変わる
同じ「手料理が食べたい」というセリフでもどんな場面で出た言葉かで意味合いは大きく変わります。
例えばみんなでお昼を食べているとき。
外食先で自炊かそうじゃないかが話題になったりしますよね。
そんな中で「私は自炊派ですよ」「わー、○○さんの作った料理、食べてみたいです!」という流れだったら単なる社交辞令とも取れます。
もちろんちょっとは恋愛感情や下心があると取れるかも。
社食を食べるその横で、席だけ借りてお弁当を食べるケースもあるでしょう。
「お弁当は手作りなんですか? 美味しそうですね。今度、僕にも食べさせてくださいよ」
と言われたら…これもどちらにでも取れそうです。
では、合コンの話の中で初対面の男性に言われたらどうでしょう。
女性側としては本気には感じられないですよね。
空気に合わせているというかノリで言ったというか。
一番わかりやすいのが友達以上恋人未満的存在の男性が言うセリフ。
微妙な間柄なのに社交辞令やノリで「手料理が食べたい」とはなかなか言えません。
関係を少しでも前に進めたいという気持ちの表れの可能性が高いです。
また、それほど親密でないのに同じ男性から何度も言われるパターン。
これもあなたともっと近づきたいというサインと考えていいでしょう。
言うのも勇気がいる言葉
「手料理が食べたい」という言葉を男性が口にするにはかなりハードルが高いです。
少なくともあなたのことが嫌いな人は、「手料理が食べたい」なんて言ってきません。
よほど何も考えていない人でない限り、社交辞令や冗談でもめったに言わないんじゃないでしょうか?
思い切り誤解されてもおかしくない言葉ですからね。
なのでこのセリフを口にするということは、(LikeかLoveかはわかりませんが)相手があなたに好意を持っていることに間違いはないと思います。
誰かのために料理を作るということは、時間と手間をその人のためにかけるということでもありますよね。
5分で食べ終わるものでも、それが作られるためにはそれより長い時間と様々な過程があるわけです。
お弁当ならまだしも、もし誰かの家で料理するということになれば、その人と2人きりになる可能性も秘めていますよね。
そう考えると、手料理を自分のために作ってほしいと口に出すのは相当高いハードルを飛び越えなければいけません。
言われたらどう対応する?
言ってくれた相手に対してあなたがどう思っているか…。
それをいちばん大事にして返事をすればOKです。
断るつもりならハッキリ口にします。
作る気もないのに思わせぶりな態度をとると相手の期待は膨らみます。
今度はそれをかわしていくのに苦労することになってしまいますよ。
OKならお弁当から
作ってあげてもいい男性にそう言われたら
「じゃあ、今度お弁当作りましょうか」
と返してはどうでしょうか。
「作りに行きましょうか」や「作るので食べに来て下さいよ」でもいいですが、2人きりになるのはまだちょっと気まずい関係ならお弁当から。
お弁当なら調理に失敗してもやり直しがきくのがいいですね。
作るのはいいけど恋愛感情はない場合
思わせぶりはダメですがストレートに断りづらいこともありますよね。
とくに困るのが、相手に悪い感情はないけど恋愛感情もない場合です。
スパッと一刀両断して傷つけるのは避けたい…。
そんな時は
「今度みんなで1品ずつ持ち寄ってパーティしましょうよ」
と大勢で食べる機会を作ってその中に自分の料理も一緒にというスタイルを提案しましょう。
もしくはイベントのときに何か持ってくる方向に持っていくとか。
お花見やバーベキューなど、社内行事や仲間内の集まりで食べ物が必要になる機会がありますよね。
「そのときにちょっとしたものを作ってきます」としておけば、相手を傷つけることもありません。
要は、料理はいいけど恋愛方面に進むのはやんわりお断りするということですね。
料理をつくるのが嫌なら
この人のために手間を掛けて料理するのはごめんだ。
完全に作りたくない気持ちなら
「人に食べてもらえるほどじゃないんですよ」
といったような謙遜の態度で返しましょう。
「自分のを作るだけで精いっぱいなんです」
「まだまだ勉強中なので」
という感じでもいいです。
作りませんという姿勢をきっぱり伝えたほうが相手もわかってくれますよ。
まとめ
男性が手料理を食べたいというのは好意のサインと捉えてもいいでしょう。
口にするのも勇気がいるので誠意ある態度で答えたほうがいいです。
ただ、その気もないのに曖昧に流すのはおすすめできません。
後々、自分が困ってしまうような事態になりかねません。
OKにしろ断るにしろ、自分の気持ちを素直に伝えればいいんです。