夜爪を切ってはいけない理由!切りたいときの簡単回避方法も!

帰宅して一息ついたところでふと目に入ってきた指先。

だいぶ爪が伸びてきたな、と切ろうとして「夜に爪を切っちゃダメ!」と親に言われたことを思い出したりしませんか?

夜に爪を切ると悪いことが起きる……なぜこんな言い伝えがあるのか?

悪いことを回避するにはどうしたらいいの?

今回は夜の爪切りについて解説します。

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夜の爪切りは親の死に目に会えない

夜爪を切ると親の死に目に会えない。

爪切りの言い伝えでいちばんポピュラーなのはこれではないでしょうか。

私も子供のころ親に言われたことがあります。

この言い伝えの理由はいくつかあります。

 

自分が早死にしてしまう

まず理由の1つは「夜に爪を切る」ことが「世詰め」を思わせるから。

世詰めという言葉はありませんが、この世を短く詰めるので「早死に」を連想させます。

若くして亡くなってしまえば、親御さんの方が長生きするかもしれません。

「親が死ぬときに現場に立ち会えない」という意味ではなく「自分が早死にしてしまうから親が死ぬときにはもうこの世にいない」ということなんですね。

 

夜に警備仕事から帰れない

もう1つは「夜詰め」に引っ掛けた理由です。

戦国時代には夜間の城警備が不可欠でした。

この夜の門番は夜詰めという仕事です。

現代で言うと警察官の夜勤勤務のようなものでしょうか。

今でも偉い人の家を警備するため門のところにミニ交番みたいなのがありますよね。

あのミニ交番を「詰め所」といいます。

 

さて、夜詰めは重要な任務で何かあっても城を離れることは許されません。

たとえ親が危篤でも帰宅することは許されない……。

そこから親の死に目に会えないことをイメージさせてしまう言葉なんです。

 

世詰めも夜詰めもダジャレじゃん、と思わず突っ込みたくなりますよね。

ぶっちゃけ日本の縁起物はこのダジャレパターンがすごく多いです。

めでたいからタイを食べるとか、お店がタヌキ(他を抜いて1番に)の焼き物を置くとか。

由来を聞くと脱力してしまいますが、同音異義語の多い日本ならではの文化として大切にしたいものです。

 

爪が燃える臭いは火葬を思わせる

ダジャレではない現実的な理由もあります。

 

焦げた爪からは死を思わせる臭いがすると言われています。

これは普段かぐことのない火葬のような異臭がするからでしょう。

わざわざ爪を燃やそうとする人はいないと思いますが、切った爪を灰皿に捨てる人はたまにいます。

父が昔それをして母にめちゃめちゃ怒られていました。

 

囲炉裏が各家庭にあった時代には、暖をとるのに使ったり料理の火としても使っていました。

電気がないので囲炉裏の明かりは貴重な光源でもありました。

夜の暗い中、明るい囲炉裏の近くで爪を切ると破片が火の中に入ることもあります。

当然、爪の焼ける臭いが漂います。

それが火葬をイメージさせるので良くないと言われるようになりました。

昔の人は現代の感覚よりも「夜」を暗く得体の知れないものと捉えていたのでしょう。

死を感じさせるものに敏感になるのも不思議はありません。

 

怪我をしやすいから

昔は今のように使いやすい爪切りも照明器具もありません。

暗い中で切れ味の良くない小刀を使って爪を切っていました。

想像しただけでも深爪しそうですね。

 

しかも消毒薬や救急病院も無かった時代です。

スパッと誤って切り傷をつけた場合、大事になる可能性は高かったはずです。

夜に爪を切るといいことがないという言い伝えは、危ないことは昼間の明るいうちにしておきなさいという注意喚起の意味もありました。

半分は子供に対しての脅かしの意味もあったでしょう。

「悪いことばかりしてるとオバケが来るよ」みたいなものでしょうね。

 

縁起の悪さを断ち切るおまじない

ただ正直言うと、夜に爪が切れないのは結構困ります。

朝は忙しいし、日中勤めに出ていれば会社で爪を切るのもはばかれます。

ゆっくり爪が切れるのは夜しかないし、風呂上がりだと爪も柔らかくなっているので切りやすいんですよね。

それでも縁起の悪さはやっぱり気になる…。

そんな時に役立つのが、夜爪を切るためのおまじないの呪文です。

 

  • 「夜切る爪は鷹の爪」と言いながら切る。
  • 「牛の爪、馬の爪、鬼の爪」と3回以上唱える。
  • 「何の爪切る、猫の爪切る、その爪どこに捨てる、竹やぶに捨てる」と歌いながら切る。

地方によって呪文の内容や唱え方も違っています。

私の地元では鷹の爪バージョンでした。

共通しているのは「これは人間の爪ではありませんよ」と誰かにうったえているところですね。

縁起をかつぐ方はぜひ唱えながら爪切りしてください。

 

まとめ

言い伝えが広まった時代と今では生活スタイルも違いますから、そんなに気にしなくても大丈夫です。

しかし親のことを考えさせられると手が止まるのは無理もないことです。

できれば爪切りは、なにも気にせずにすむ明るい時間帯に済ませておきましょう。

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